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  • 世界展望
  • 目ざめよ! 1990
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  • 関連する記事
  • 飛行機を頻繁に利用する人が浴びる放射線
  • 若者にとって重要なのは何か
  • 「家庭内離婚」
  • 死を招く鳥類の取り引き
  • 気象に関する世界的な条約
  • 朽ちてゆく文書
  • 健康一口メモ
  • 犬には色が見えるか
  • 輸血の再考
  • 悲惨な結果
  • 栄養豊かなサンドイッチ
  • 輸血 ― 長い論争の歴史
    目ざめよ! 2000
  • 輸血 ― どれほど安全か
    血はあなたの命をどのように救うことができますか
  • 医師が輸血を強制しようとする時
    目ざめよ! 1974
  • 血によって命を救う ― どのように?
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1991
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目ざめよ! 1990
目90 5/22 28–29ページ

世界展望

飛行機を頻繁に利用する人が浴びる放射線

飛行機で旅行する人は,地上にいる人よりも,星や太陽からの宇宙線に多くさらされていることが,米国運輸省の新しい研究で明らかになった。その報告によれば,乗務員や,非常に頻繁に長距離旅行をする人,それに妊婦が大きな危険にさらされている。飛行機の高度が高ければ高いほど,極に近ければ近いほど,そして特に磁気あらしの最中は,放射線量が多い。しかし,米環境保護局のA・B・ウォルバースト博士がニューヨーク・タイムズ紙に語ったところによると,ニューヨーク-アテネ間を飛行するときに浴びる量の放射線でガンにかかる恐れは,「人が地上で直面する種々の危険に比べれば,比較的小さい」。

若者にとって重要なのは何か

オーストラリア西部に住む12歳から24歳までの若者2,000人余りを対象に,彼らにとって最も重要なものを評価するための調査が行なわれた。その結果,若者にとって最も重要な問題は断然家庭生活であり,他を大きく引き離していることが分かった。ザ・ウェスト・オーストラリアン紙によると,若者たちはまた,自分個人の将来や一般社会の将来を心配している。別の大きな問題としては,教育やしつけ,平和,収入,健康などがあった。しかし政治や宗教の問題は,かなり下のほうにランクされている。

「家庭内離婚」

日本では,中高年の夫婦の離婚が過去20年で2倍以上になった。30年も連れ添った後で妻が突然離婚を求め,夫は「飼い犬に手をかまれた」ような気持ちになるパターンが多い,と離婚問題のコンサルタント,円より子さんは説明する。しかしザ・デーリー・ヨミウリ紙によれば,離婚してつらい目に遭うよりも,「家庭内離婚」を選ぶ女性が少なくない。言い換えれば,夫は2階に住み,妻は子供と一緒に1階に住む。妻は夫のために何もせず,接触を避けようとする。こうして,社会的な地位や経済的な安定や世間体が守られるのだが,いつまで続くだろうか。裁判所が60歳以上の人の離婚を認めたケースは,1983年から1988年の間に42.3%も増加した。また60歳以上の場合,離婚を申し出る側は夫と妻がほぼ半々であった。

死を招く鳥類の取り引き

野生鳥類の取り引きが原因で,年に何百万羽もの鳥が死んでいると言われる。中には,1億羽もの鳥が死んでいると推定する向きもある。「生け捕りにされて生きたまま売られる鳥1羽に対して少なくとも5羽が死んでいる勘定になる」と,南アフリカのパーソナリティー誌は主張している。中には,珍しい鳥を捕まえるため,巣のある木を切り倒し,なんとか生き延びた若鳥を捕獲する業者もいる。また,鳥の群れに向かって発砲し,羽に少し傷を負って地面に落ちてくる鳥を捕まえるという方法もある。それから鳥を生きたまま遠い場所に空輸するが,着いた時には死んでいる鳥も少なくない。どれほどの利益が上がるのだろうか。パーソナリティー誌はこう説明する。「取り引きされる鳥の数は,控え目にみても年に約500万羽である。しかし,これには密輸される膨大な数の鳥は含まれていない。……鳥の愛好家や収集家は,保護されてはいても自分が欲しくてたまらない鳥のためなら,25万㌦(3,500万円)ものお金をすぐにでも出す」。

気象に関する世界的な条約

国連の159の加盟国すべてが,難航した協議の末,地球の気象の安定化に関する条約を起草することで全会一致の合意を見た。1992年には,地球の温暖化を防ぐ方法や,経済開発が環境に及ぼす影響を減らす方法について討議するため,ブラジルで会議を開くことになっている。しかし,合意したのはそこまでで,解決を要する微妙な問題が数多く残されている。ジャーナリストのポール・ルイスによれば,発展途上国は,工業国が環境について心配している今こそ経済面の譲歩を迫るチャンスと考えている。そして,協力の見返りとして,債務の免除や輸出品を高く買ってもらうことに加え,環境にとって安全な新技術の供与を求めている。万一,温室効果によって海面が大幅に上昇することになれば,来世紀には10億人 ― 世界人口のほぼ5分の1 ― が難民になる恐れがある,と国連は警告している。

朽ちてゆく文書

ドイツ連邦共和国にあるノルトライン・ウェストファーレン州立公文書館の蔵書の約70%は,劣化の脅威にさらされている。州の大臣によれば,劣化の根本原因は紙。19世紀以降,工業的に生産された紙には酸性物質が含まれており,それが劣化を起こす。フランクフルター・アルゲマイネ紙は,利用できる蔵書の26%が,程度の差こそあれ,すでに黄色く変色していると伝えている。昔ながらの保存法や修理法では,問題の一部しか解決できない。

健康一口メモ

□ 頻繁に食べることは有益かもしれない,とトロント大学の研究者たちは言う。1日3回の食事をとる代わりに,同じ量,同じ種類の食物を17回に分けて1時間おきに食べたところ,被験者の男性グループは平均して,LDL(“悪い”)コレステロールが13.5%,血液中の全コレステロールが8.5%,血液中のインシュリンが29%減少した。1日1回の食事で沢山食べるのは,最悪の食習慣であるという。ただし難点が一つ。軽食をとると,一般にカロリーの摂取量は多くなる。

□ 「アメリカ医師会ジャーナル」誌に掲載された研究結果によれば,女性が妊娠を望んでいる期間と妊娠後の少なくとも6週間に,葉酸を含んだ市販の総合ビタミン剤を服用すると,神経管に欠陥のある赤ちゃんの生まれる可能性が著しく減少する。神経管の欠陥は,麻痺や知能障害や死の原因となり得る。

□ 「果物や野菜をたっぷり含んだ食事がガンの予防に役立つという証拠は今や豊富にある」と,ニュー・サイエンティスト誌は述べている。そのようにして摂取したビタミンは,「体内の細胞で生じる有害な反応と戦うことによって防御効果を発揮する」。研究者たちによれば,野菜を多く食べれば食べるほど,肺ガンの犠牲者になる恐れは減少する。また,十分なビタミンCがないと,血液中で酸化反応が生じ,脳卒中や心臓病や白内障を患う恐れがある。

犬には色が見えるか

犬には限られた色しか見えない,とカリフォルニア大学サンタバーバラ校の研究者たちは結論している。1年にわたる研究の結果,科学者たちは次のことを発見した。すなわち,犬にはスペクトルの両端の色,つまり赤と青は識別できるものの,黄,緑,橙の区別はつかなかった。

輸血の再考

発展途上国では,命を危うくするほどの貧血を起こした若いマラリア患者を治療する際,輸血を行なうケースが増えていた。例えば1986年中,ザイールのキンシャサにあるママ・イェモ病院では,そうした輸血が1万6,352回行なわれた。しかし,1987年にはこれが減少した。なぜだろうか。ロンドンを拠点とするパノスコープ誌によれば,マラリアのために輸血を受けた子供たちのうち13%が,HIV,つまりエイズをうつすウイルスに感染したことをママ・イェモ病院の医師たちが発見し,それ以来,同病院の医療スタッフは,「貧血を起こした子供には自動的に輸血する」という方針を変えた。代わりに,同病院の若い患者の一部には,血液を強化するために鉄分の補給が行なわれた。こうして,「輸血の回数は73%減少して4,531回になったが,一人の子供の命も失われていない」と,パノスコープ誌は述べている。

悲惨な結果

1970年代に,かなりの数のドイツ人男性が断種することを選んだ。彼らは「フリー・セックスの波」にのまれた,とマイン・ポスト紙は伝えている。ハンブルク-エッペンドルフ大学病院のW・シュルツ教授は,そうした手術を軽はずみに選んだ人が多かったと考えている。断種したものの,今になって回復手術を受けたいと思っている男性が増えている。しかし生殖力の回復が不可能な場合も10%ある。その上,時間がたてばたつほど,回復が成功する可能性は低くなる。

栄養豊かなサンドイッチ

子供たちが学校の昼食でピーナッツバターのついたパンしか食べていないとしても,親はさほど心配する必要はない。カナダ,オンタリオ州ロンドンの栄養学者,エリノア・ブラウンリッジ女史は,「ピーナッツバターとパンという組み合わせは,たんぱく質という観点からすれば理想的なので,ピーナッツバターをはさんだサンドイッチを出せば」間違いはないと主張する。さらに,「切ったリンゴ,レーズン,アンズ,ナツメヤシ,薄切りにしたバナナ,あるいはキャベツのサラダなど……を添えて,ピーナッツバターの味と栄養を豊かにする」のは簡単なことだと付け加えている。低学年の子供たちは,食べ慣れた物が昼食にいつも決まって出ると安心する傾向がある。しかし,「クッキーの抜き型でパンを切ったり,弁当箱にメッセージを入れておくなどして,趣向を変えてみるのもよい」と,バンクーバー・サン紙は述べている。

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