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  • 目ざめよ! 1991
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目ざめよ! 1991
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渡り鳥に警告 ヨーロッパは迂回せよ!

「カナリアを呑み込んだ猫のように微笑みながら,ウエーターは得意げにメインディッシュを差し出す。お皿の上には,湯気の立つコーンミールの脇で,黒くなった小さな三つのくちばしが,食事をする憐れな人を見つめるように上を向いている。焼いた鳥の体は羽根をむしってあったが,はらわたは抜いてない。黒く焦げた翼の部分とひょろ長い足は,昆虫の足のように見える。それらは芳ばしいオリーブオイルでぎらぎら光っている」。

昨年のウォールストリート・ジャーナル紙に掲載されたある記事はこのような書き出しで始まっています。これは,イタリアのレストランで出されるお祝い用の高価な料理です。お客は普通,この鳥を丸のまま口に入れて,骨ごとバリバリと食べます。ところが,今回のお客さまだけはそのようにして食べようとはしません。イタリア鳥類保護協会の職員,ピエルジョルジョー・カンデーラは,食べる代わりにその三つの小さな死体をつついて,小鳥の種類を調べます。そして最後に,「この鳥は保護鳥だ」と言います。この一回の手入れで1,400羽の羽根を抜かれたコマドリが炊事場で発見されました。

記事は続きます。「数種類の鳥は殺したり売ったりすることが法律で許されているが,ほとんどの鳥は禁止されている。しかしそんなことにはおかまいなしだ。毎年5,000万羽にのぼるコマドリやヒバリなど保護鳥となっている鳴禽がイタリアの食卓に上る。……地中海地方の渡り鳥は合わせて約15%が狩猟やわなで殺される。スペインのカタルニャ地方の農夫たちは,まず小枝にとりもちを塗って鳥を捕まえ,それから捕まえた鳥を漬け汁に漬ける。イタリアのベルガモの近くでは,鳴禽を生け捕りにして目をつぶす。そうすれば鳴き声の一層美しい家庭用ペットになるからだ。さらに,マルタ島では30万人の住民の1割が毎年狂ったように,400万羽の野鳥を撃ち落としたり,鳥かごに入れたり,剥製にしたりする」。

最近では鳴禽の渡り鳥が歌いたくなるような事柄はあまりありません。地域によっては小鳥の“悲鳴”がほとんど聞こえない所もあるのです。

[31ページの図版のクレジット]

G.C. Kelley photo

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