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  • 設計事務所
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目ざめよ! 1991
目91 8/22 19–27ページ

国際的な建設作業に新風

多くの人はエジプトのピラミッドや中国の万里の長城のような建造物を見て感心します。現代の400㍍級の摩天楼も驚くべきものです。しかし,それらに劣らないほど驚嘆すべき特徴を持つ建設計画がほかにもあるのです。

自発奉仕者が大きな建物を世界中でたくさん建設しています。自発奉仕者の大半は建設が行なわれている国の人々です。しかし,さらに援助が必要になる場合も多いため,高額の旅費を自分で賄って別の国から遠くの建設現場までやってきて働く人もいます。これらの自発奉仕者の中には,自分の休暇を使って働きに来る人も多くいます。休職してかなりの収入を犠牲にした人もいます。

この注目すべき援助活動は,ニューヨーク市ブルックリンにあるエホバの証人の本部が指揮を執っている国際建設自発奉仕者計画です。1985年11月にこの建設計画が始まって以来,3,000人余りの人が南北アメリカ,オーストラリア,アフリカ,ヨーロッパ,他の多くの島々にある30以上の現場で仕事をするため自費で出かけて行きました。

現在のところ,約25の国で600人ほどの国際自発奉仕者が働いています。そのうちの400人余りは1年以上の長期の割り当てを受けており,“インターナショナル・サーバント”と呼ばれています。残りの人は2週間から3か月という短期の割り当てを受けています。

これらの人々がみな,技術や労力を自発的に提供して無償で働くのはなぜでしょうか。彼らがこのような個人的な犠牲を払うまでに重要視しているものは何なのでしょうか。

聖書預言の成就のために

国際建設計画に驚くほどの反応がある理由は,次の質問に対する答えの中に見いだせます。1,900年以上昔,イエス・キリストは使徒たちから,「あなたの臨在と事物の体制の終結のしるしには何がありますか」と尋ねられました。イエスは,広範囲に及ぶ戦争,食糧不足,疫病,地震などについて説明した後,「王国のこの良いたよりは,あらゆる国民に対する証しのために,人の住む全地で宣べ伝えられるでしょう。それから終わりが来るのです」と言われました。―マタイ 24:3,14。

これらの自発奉仕者たちは,イエスの預言が成就しているのは今である,と固く信じています。ですから彼らは,現在の体制の終わりが来る前に王国を宣明する業を推進するためなら,どんなことでも喜んで行なうのです。この国際建設計画は,王国の音信を印刷し分配する施設を建設するためのそのような人々の活動を秩序正しく行なう目的で実施されました。

王国の業の拡大

人類の唯一の希望として神の王国を際立たせている「ものみの塔」誌と「目ざめよ!」誌は,エホバの証人の運営する施設で昨年6億7,850万9,507冊印刷されました。つまり,あなたが今読んでおられるような雑誌が,平日には毎日優に200万冊以上印刷機から刷り出されていることになります。加えて,毎年幾千万冊もの聖書,書籍,小冊子,ブロシュアーが印刷され配送されています。

このうち最大の印刷工場は,ニューヨーク市ブルックリンにあるエホバの証人の国際本部と,その北方のニューヨーク州ウォールキル近郊にあります。しかし,1950年代と1960年代には米国以外にも多くの印刷工場が建てられました。それで1970年までにはドイツ,南アフリカ,カナダ,英国,スイス,デンマーク,スウェーデン,フィンランド,フランスにあるエホバの証人の運営する施設で「ものみの塔」誌と「目ざめよ!」誌が生産されていました。

その後1972年から1973年には,日本,ブラジル,オーストラリア,ガーナ,ナイジェリア,フィリピンの6か国にあるエホバの証人の印刷工場でも雑誌が生産されるようになりました。王国の業が進展するにつれ,年を追ってさらに大きな印刷能力を持つ新しい支部の建設が始まりました。「ものみの塔」誌と「目ざめよ!」誌を印刷するための新しい工場のある支部施設が以下の日付で献堂されたことを考えれば,拡大がどれほど急速だったかを理解することができます。

ギリシャ,1979年1月16日。スウェーデン,1980年12月23日。ブラジル,1981年3月21日。カナダ,1981年10月10日。イタリア,1982年4月24日。大韓民国,1982年5月8日。日本,1982年5月15日。オーストラリア,1983年3月19日。デンマーク,1983年5月21日。スペイン,1983年10月9日。オランダ,1983年10月29日。ドイツ,1984年4月21日。インド,1985年1月20日。南アフリカ,1987年3月21日。

さらに,新しい支部事務所や,既存の建物に加えられた大規模な増築部分が献堂されたところは以下のとおりです。コートジボワール,1982年2月27日。タヒチ島,1983年4月15日。英国,1983年10月2日。フィンランド,1984年5月5日。ノルウェー,1984年5月19日。マルティニーク島,1984年8月22日。ペルー,1985年1月27日。メキシコ,1985年4月13日。ベネズエラ,1985年4月21日。フランス,1985年5月4日。

エホバの証人ではない業者を雇って建設の一部が行なわれた支部も幾つかありましたが,たいていエホバの証人は自分たちだけで建設のほとんどを行ないました。何千何万もの人々が,しかも建設の仕事の技術を持っていない人が多かったにもかかわらず,自発的に奉仕しました。

王国を宣べ伝えるというエホバの証人の業が拡大を続けるにつれて,以前よりも大きな施設が必要になりました。そのような施設を一層効果的に建てるにはどうすればよいでしょうか。

新しい計画によって必要を満たす

目を見張るような拡大が見られる国際的なこの建設の業を組織し援助するために,特別な自発奉仕者計画が打ち出され,練り上げられました。この計画の監督の一人はこのように説明しています。「建設中は,特定の技術が特定のときに必要になります。基礎を打っている時に,屋根ふき職人は必要ありません。ですから,物事を秩序正しく行なうためにニューヨーク市ブルックリンに国際的な奉仕者のための事務所が開設されたのです」。

こうして,職人が要請されるとブルックリンの事務所は“仲人”を演じます。事務所は,世界中の建設計画における必要に対してふさわしい人をあて,建設での必要を満たすのです。例えば,1988年にメキシコ支部で新しく宿舎棟が増築され,完成に近づいていた時のこと,ブルックリンに熟練したじゅうたん職人を要請する電話がかかってきました。数分のうちに事務所は,喜んで自発奉仕をする経験豊かな人を4人見つけました。1989年1月に支部の増築部分が献堂されるまでにじゅうたんが敷かれ,美しく仕上がりました。

奉仕のための資格を得る

国際自発奉仕者計画に参加するためには,まず資格を満たさなければなりません。自発奉仕者はみな,献身してバプテスマを受けたエホバの証人でなければなりません。米国では自発奉仕希望者は,まずニューヨークにあるエホバの証人の施設の一つで奉仕しなければなりません。そうすることによって当人の仕事の習慣と能力を評価することができます。それからこの計画の申込書を提出するよう求められるかもしれません。自発奉仕希望者の妻は,ニューヨークで夫と共に働くよう招かれることは普通ありませんが,この計画に加わることが認められるので,申込書に記入することができます。

他の国のエホバの証人は,自国の支部から申込書を取り寄せて,この計画への参加を申し込むことができます。この申込書は,インターナショナル・サーバントと他の国際自発奉仕者を監督しているブルックリン本部の事務所に送られます。申込者は,自分の技術が必要とされるときに通知を受けます。

妻の貢献

建設奉仕者の妻は建設の技術を普通持っていませんが,紙やすりをかけたり塗装をしたりするだけでなく,針金で鉄筋を結束したりタイルを貼ったりする訓練を受けた人も多くいます。必要とされる家事雑用を行なう人もいます。そのようにして妻たちもみな,世界中の建設現場で行なわれている仕事にすばらしい貢献をしているのです。

プエルトリコの新しい支部の建設に夫と共に参加した一人の妻から,最近ブルックリンの事務所に次のような手紙が寄せられました。「私たちは1か月間の割り当てをいただいて1991年1月1日にそこへ行きました。私は鉄筋を網状に組んでマットと呼ばれるものを作る班で働きました。これほどきつい肉体労働は全く初めてでした。簡単に言うと,ずっとかがんだままでペンチと一巻きの針金を使って鉄筋を結束する仕事です。しかもそれが一日中続くのです。

「最初の数日は,ヘルメットがずり落ちたり,ぶかぶかの手袋ごとマットにくくりつけたりしてばかりの有様でした。でも,しまいには要領がよくなりました。まめがつぶれないように,五,六枚のバンドエイドを貼らなければなりませんでした。図面から寸法を読み取り,チョークで線を引き,マットを作るための鉄筋を並べることができるようになりました。本当に満足感のある仕事でした。掃除や料理や洗濯など私がふだん毎日している事柄の中には,何度も繰り返して行なわなければならないものが非常に多くあります。でも,それらの鉄のマットは壁に使われて,支部があるかぎり残るのです。そのように考えると報われた気持ちになります」。

働く特権に対する感謝

この国際建設奉仕の一監督は次のように語りました。「これ以上注目に値する事柄は想像できないでしょう。自分の休暇を使って遠くの建設現場へ自費で出かけて行くのです。そこで,これまでにしたことがないぐらい一生懸命,また長時間働くことになるかもしれません。そのうえ家に帰ると,特権に対する感謝の手紙を書いてくるのです」。

例えば,最近このような手紙が届きました。「フィリピン支部で3か月間楽しく働いた非常にすばらしい特権に感謝したいと思いペンを執りました。一日の仕事を終えたときには,思っていたとおり体は疲れていました。しかし,すばらしい交わりのおかげで霊的にはたいへん築き上げられていました。そこに来ていた他の多くの自発奉仕者と知り合う喜びを味わいましたし,一緒に働いた地元のエホバの証人からもたいへん強い感銘を受けました。私たちはそれらの人を本当に愛するようになり,家族同然の仲になりました」。

エクアドルに行ったある夫婦は手紙にこのように書いています。「私たちは,栄養価の低いスナック食品を食べないこと,わずかのお湯でおふろに入ること,冷たい水を使ってひげをそったりシャワーを浴びたりすることを学びました。自分たちの考え方がこれほどまで宣伝の影響を受けていたとは思いも寄りませんでした。建設現場では精一杯働いて与えたつもりでしたが,帰る時には与えたよりも多くのものを受けていました。エクアドルの兄弟たちは,米国と比べると物質的には恵まれていませんが,霊性と宣べ伝える業に対する認識の点では際立っています。この特権に対する私たちの気持ちは言葉ではとうてい言い尽くすことができません」。

ティルトアップ工法による建設

国際建設奉仕の特徴は,ティルトアップ工法を採用していることです。この工法は,鉄筋コンクリートの大きな壁パネルを現場で型枠に流し込んで作る方法です。このパネルは高いもので3階相当,重さが20㌧になることもあります。パネルは建物の床スラブの上か,建物の近くに設置したスラブの上で作られます。

パネルは6枚から8枚重ねることができます。パネルが十分な強度に達すると ― 通常は7日後 ― クレーンを使って所定の位置にパネルを建て起こします。現在,パネルは2階建て以上のビルに加えて,外壁や間仕切り壁にも用いられています。例えば,フィリピン支部の11階建ての宿舎棟には何百枚ものパネルが用いられました。後はコンクリートパネルの滑らかな表面を塗装するだけでよいのです。

この建て方では,時間を節約できるだけでなく,熟練工でなくても十分仕事を行なうことができます。「コンクリート」という業界誌は,英国のエホバの証人の新しい工場の建設についてこのように述べました。「ティルトアップ工法は,建設方法が単純なので彼らの必要に特にかなっている。……これまでも,この方法の主な利点は,時間と費用の節約にあった」。

この雑誌はティルトアップ工法について次のようにも述べています。「短期間で広範囲に壁(耐力壁も,そうでないものも)を作ることができるこの工法に,それほど監督の必要のない地元の労働力を用いれば,速くて経済的である」。ですから新しい建設計画が,簡単で効率のよいこの工法を利用するのは大変ふさわしいことです。

設計事務所

この国際建設計画のための指示は,ニューヨーク市ブルックリンにあるエホバの証人の本部の大きな設計事務所から出されます。そこでは100人を優に超える技術者,建築士,製図士 ― 全員が本部のメンバー ― が建築計画に携わっています。増加する仕事量を軽減するために,最近,日本とオーストラリアとヨーロッパに地区設計事務所が開設されました。

1987年には図面を描くためにCAD(コンピューター援用設計)が導入されました。標準的なCADステーションは幾つかの装置から成っています。それらを一緒に使えば図面を製図板上に手で描くのではなく,いわばコンピューターで描くことができます。現在のところ,ブルックリンと他の支部で65台以上のCADステーションが用いられています。

図面をコンピューターに記憶させておくことができるので,以前の建設計画で用いたデザインを呼び出して新しい図面に組み込むことができます。これによって,生産性が上がると共にデザインと建設の標準化を図れます。

近年の建設計画

ブルックリンの設計事務所が拡大するにつれて,自発奉仕者の働きを組織する面での考え方も発展してゆきました。この計画は,1985年にパナマの新しい支部の建設を援助するために他の国々の奉仕者たちがこたえ応じたときに始まったと言えるかもしれません。それからペルーで支部の大規模な増築のために援助が必要になったとき,さらに発展をみました。そしてこの計画は,コスタリカとナイジェリアの支部の建設のときに正式に系統立てて行なわれるようになりました。やがて貴重な人材が世界中の建設計画を援助するために派遣されるようになりました。

インターナショナル・サーバントと他の自発奉仕者は,たくさんの新しい支部の建設と,既存の支部の増築を援助してきました。1986年の初め以来それらの多くは完成をみてきました。過去およそ5年間に以下の国や地域で建物が完成し,献堂されました。パナマ,コスタリカ,チリ,メキシコ,ニュージーランド,ハイチ,リベリア,オーストリア,エクアドル,パプアニューギニア,ガイアナ,ガーナ,ハワイ,ポルトガル,香港,キプロス,ペルー,エルサルバドル,モーリシャス,日本,ホンジュラス,グアテマラ,ナイジェリア,アルゼンチン,オーストラリア,ニューカレドニア,フィジー,フィリピン,ギリシャ。

これらの多くは大規模な建設計画でした。ナイジェリアでは57㌶の土地に事実上一つの小さな町ができました。長さ140㍍幅70㍍の工場,400人以上を収容できる宿舎棟,事務棟,ガレージ,その他の建物が建設されました。米国からだけでも347個のコンテナにいっぱいになるほどの建築資材が送られてきました。もしそのコンテナを一列に並べると約3.5㌔の長さになるでしょう。

僧職者たちが建設計画に反対した例もありました。ギリシャでは1989年3月に僧職者が40台のバスいっぱいに乗り込んだデモ隊を率いてきました。しかし警察が,建設を行なうエホバの証人の法的な権利を支持し,反対は立ち消えになりました。新しい工場と170人以上を収容できる22の宿舎棟を有するこの新しい支部は,今年の春完成し,献堂されました。

フランスではエブルーの司教ジャック・ゲイヨが,ルビエでのエホバの証人の大きな新しい支部の計画に異議を申し立てました。司教は,エホバの証人が行なっている公の宣教は「人間の尊厳に対する敬意」を欠いている,と述べました。しかし,司教に同意しなかった人々もいました。そのような人々は,エホバの証人は世界中の多くの場所で行なっているのと同様,この地域でも施設を拡大する権利を持つべきだと考えています。

現在のところ国際建設自発奉仕者は,コロンビア,プエルトリコ,ザンビア,ブラジル,英国,カナダ,ドミニカ共和国,エクアドル,ポーランド,グアドループ,タイ,リーワード諸島,バハマ,西サモア,タヒチ,ソロモン諸島,ベネズエラ,大韓民国,南アフリカ,ドイツで支部の建設のために働いています。計画中のものがほかにもあり,その中にはフランス,スペイン,メキシコ,スリランカ,台湾省,スリナムでの新しい支部の建設や増築が含まれています。

必要を見越す

1988年にエホバの証人の統治体がドイツ支部を1.5倍に拡張することを認可した時,この増築は大規模すぎると考えた人もいました。しかし,1989年と1990年にエホバの証人の宣べ伝える業はポーランド,ハンガリー,東ドイツ,ルーマニアで認可されたり妨害を受けずに行なえるようになったりしました。そして今年の3月27日には,エホバの証人はソ連で宗教組織として認められました。

昨年の夏には東ヨーロッパ諸国の25万人以上の人がエホバの証人の大会に出席し,聖書関係の印刷物をしきりに求めました。ブリタニカ年鑑1991年版によると,「わずか2か月の間に,ものみの塔協会の西ドイツ支部事務所は,東ドイツ向けだけでも11万5,000冊の聖書を含めて,聖書に基づく印刷物を275㌧も発送した」のです。ですからドイツ支部には認可された増築がすべて必要であること,しかも早急に必要であることは明らかです。

将来の必要に備える

ご想像のとおり,イエスの預言の成就として『終わりが来る前に王国のこの良いたよりを人の住む全地で』宣べ伝えるには,多大の努力が求められます。(マタイ 24:14)そして世界中の真のクリスチャンたちはそのような努力を払っています。彼らは王国の音信をすべての国民に伝えるために,よく組織された方法でできることはすべて行なっています。

このことを果たすため,エホバの証人はニューヨーク市ブルックリンにある世界本部での聖書関係の印刷物の出版能力を高めています。現在,本部の成員があと1,000人増えても収容できるよう,サンズ通り90番に30階建てのビルが建設されており,1993年に完成する予定です。

しかし,最大の建設計画はニューヨーク市から110㌔ほど離れたニューヨーク州パタソン近郊で現在行なわれているものです。1991年4月7日付のニューヨーク・タイムズ紙は「[エホバの証人による]建設が1996年に終わると,624の居室を備えた2階建てから5階建ての6棟の宿舎,450台分のガレージ,144室の宿泊施設,大きな厨房と1,600人が一度に座れる食堂,事務棟,教室のある建物,サービス施設を備えた他の幾つかの建物が出来上がる」と伝えています。王国のための巨大なこの教育センターを建設するため,何百人もの自発奉仕者が無償で働いています。

確かに,驚嘆すべき建設計画が地球上のあらゆる場所で行なわれています。そしてそのすべては自発奉仕者によって秩序正しく行なわれ成し遂げられているのです。それはまさに,国際的な建設作業に吹き込まれた新風です。

[21ページの図版]

鉄筋を結束するのも建設作業の一部

[23ページの図版]

ティルトアップ工法ではコンクリートパネルを重ねて作製することができる。パネルが十分な強度に達すると,つり上げられて所定の場所に設置される

[24ページの図版]

ブルックリンで再検討されるポーランドの新しい支部の建物。建築図面はコンピューターで描かれる

[25ページの図版]

プエルトリコ,ザンビア,リーワード諸島に計画されている支部の建物

[26ページの図版]

ヨーロッパのある国で建設に携わる自発奉仕者たち

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