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目ざめよ! 1992
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ズールー族の格言 ― アフリカを知る手がかり

亜熱帯地方に属する南アフリカ東岸沿いに住むズールー族には,典型的なアフリカ風の人生訓を表現した,魅力的な格言が代々伝えられています。ズールー族がとてもかわいがっている牛は生活の中で重要な役割を果たすため,そのことが多くのことわざに反映されていても別に驚くには当たりません。

一例として,二人の主が一つの家を治めようとする時の影響を,ズールー族ではどのように言い表わすのか考えてみましょう。そのようなことをすれば,『2頭の雄牛を同じクラール(囲い)の中に入れる』(アクコ ジンクンジ ザハララ ンダウォニェ)時と同じほど悲惨な結果になるでしょう。

それから牛と言えば,たき火の中で角を燃やした時のつんとくるにおいは,すぐ近くにいる人すべてにとって非常にいやなものです。それで,怒りっぽくてけんかっぱやい人のことを指して,「おや,また角を燃やしているよ」(ウシス ウポンド)とつぶやく人もいます。

自分自身の人生の重荷を負うことは,ほとんどの人から徳とみなされています。ズールー族も例外ではありません。それで,年老いた賢人はこう言うかもしれません。「自分の責任に真正面から取り組みなさい。『自分の鼻が重すぎると感じる象はいない』のだから」。(アクンドロブ ヤシンドゥワ ウンボコ ワヨ)― ガラテア 6:5と比較してください。

未開の平原で暴れ回るサイに出くわした場合,木に登るのはとても効果的です。それで,「近くに木がない時はサイの話をするな」(ウンガクルミ ンゴベジャネ クンゲコ シハラハラ エドゥゼ)という言いまわしがあるのです。これが格言的な警告であることは明らかです。

似たようなものはほかにもあります。余りにも多くのことを一度に扱おうとするのは逆効果です。ズールー族は,「2頭のレイヨウを同時に追いかけることはできない」と言います。(ウンゲコシェ ンパランビリ)やってみたことのある人ならだれでも,1頭に力を集中すると,もう1頭はすたこらさっさと逃げてしまうことを知っています。どんな教訓が含まれていますか。一度に一つのことに取り組むことです。

たいていの人は頑固すぎる人にまゆをひそめるのが普通です。ズールー族にはそういう石頭のことを要約するおもしろい言い方があって,「石と一緒に煮ると,石のほうが早く煮える」と言います。(クワペクワ イェナ クワペクウィ イチェ,クワブトゥウィ イチェ クカラ)

聖書の中にある格言のように神の霊感を受けてはいないものの,人生で成功する助けになる健全な価値観を言い表わしたこのような言いまわしはたくさんあります。―箴言 1:5,6。

[25ページの図版]

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