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  • 目ざめよ! 1992
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    目ざめよ! 1993
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目ざめよ! 1992
目92 5/8 28–29ページ

世界展望

『イタリア文化のブラックホール』

聖書は,「神の言葉を直接読むことに不慣れなイタリア人という信心深い国民の文化における大きなブラックホール」のようなものである。イタリアの新聞「ラ・レプブリカ」によると,これは昨年10月にボローニャで開かれたセミナーでの結論である。そのセミナーでは,大勢の教授や聖書学者が「イタリアの聖書・文化・学校」という全体的なテーマのもとに講演した。ある学者は,イタリア人が聖書に関して無知なのは16世紀のトレントの公会議で聖書を個人的に読むことを禁止する布告が出されたせいであると説明した。「しかし,第二バチカン公会議以後でさえ,聖書は依然としてクリスチャン社会の中だけで言及される本であり,生活の知恵の書,込み入った前置きなしで理解できる書とは言えない」とその学者は認めた。

住血吸虫症が広がる

新たな診断・治療法にもかかわらず,住血吸虫症が広がっている。WHO(世界保健機関)によると,問題点は,その病気に最も悩まされている国々が病気を抑制するための資金力の最も足りない国でもあることだ。プラジカンテルという薬がこの病気の治療に効果的であることは実証されているが,「普通,薬そのもののコストが,大半のアフリカ諸国の保健省の国民一人当たりの予算総額を上回る」とWHOは嘆いている。ケニア,マラウイ,ザンビア,ナイジェリアでは3,000万人以上が住血吸虫症にかかっており,これらの国々は,製薬会社に価格引き下げを求めるようWHOに要請した。世界中で約2億人がこの病気に感染している。

子供と銃

米国では毎日だいたい8人,つまり1年で3,000人ぐらいの子供たちが銃器の事故で死亡する。火器による負傷事故はその5倍に上るものと思われる。その理由は何だろうか。「アメリカの全世帯の約半数には銃が置いてあります。考えてみてください。あなたのお子さんかお孫さんが近所の家に行くとき,その家に銃が置いてある可能性は五分五分で,そのうちの半分は拳銃です。そしてその銃はあっけないほど簡単に手にできるのです」と,「カリフォルニア大学バークレー校ウェルネス・レター」は述べている。子供たちが大きな危険にさらされている原因には,本物そっくりのおもちゃの銃に慣れっこになっていることだけでなく,映画やテレビの気軽で頻繁な銃の使用から影響を受けているということもある。銃を安全に扱う方法を知っている子供はほとんどいない。また,子供たちは大人よりも内臓がぎっしりと詰まっており,頭部の占める割合が大きいため,けがをした時のダメージが大きい。「安全のためには,銃を買ったり,家の中に置いておいたりしないこと」と,同レターは提案している。

「世界初の電子式寄付盆」

「バチカンの新しい電話サービス,ダイヤル900番のおかげで」,法王からの個人的なメッセージを聞くことができる,と米国コロラド州コーテズのモンテズマ・バレー・ジャーナル紙の社説は報じている。バチカンの新聞発表によると,そのメッセージは,「法王ヨハネ・パウロの感動的な言葉を聞きたいという増大する需要にこたえるために」録音された,法王の説教テープの一部分である。そのテープは冒頭でこう述べている。「聖下はこれらの言葉があなたの益になり,あなたがメッセージを毎日聞くことができるよう願っておられます。こうした電話の料金[1分につき1㌦95㌣(約250円)]の一部は,法王の使徒的な使命を支えるために使われますから,法王のお言葉を聞くことによってあなたは法王の活動のために寄付をしていることになります」。この社説は,「テープでは触れられていない事柄であるが,料金の残りの部分 ― 半分ぐらい ― は,運勢や宝くじの電話サービスや連続メロドラマの批評を商売にしているラスベガスの会社に流れ込む」という点を指摘している。ナショナル・カトリック・リポーター誌によると,このダイヤル900番の計画を企画した人たちは,これを「世界初の電子式寄付盆」と呼んでいる。

抑えきれない結核

特に危険なタイプの結核が全米に広がっているため,政府の保健当局者たちはこの病気を抑えきれないと宣言することになった。「最近の歴史の中で結核が現在ほど大きな関心を集めた時期はありません。なぜなら,わが国では結核を抑えきれないでいるからです」と,疾病対策センターの結核の専門家ディクシー・スナイダー博士は述べた。結核は40年前までは死因のトップを占めていたが,抗生物質の導入や住居と衛生設備の改善によって抑えられてきた。しかし,1984年以来,ほとんどの州で増加が報告され,最新の薬にさえ抵抗力がある変種の例も報告されている。この病気は,感染者が咳をしたときの飛沫によって伝染する。この病原菌は症状が出ないまま健康な人の体内に何年間も潜伏することがあるが,最初の感染を何とかしなければ,最終的には相当な数の人が病気に倒れることになる。

メキシコは教会を認可する

「70年以上にわたって政府は教会に敵意を示してきたが,メキシコの国会議員は宗教団体に法的認可を与える法律を制定した。他の宗派も立法上の改革に含められているが,政府の決定から主に益を受けるのはローマ・カトリック教会である」とクリスチャン・センチュリー誌は報じている。憲法改正により,同教会は教区学校を経営し,資産を教会の名前で所有し,政府を批判することができる。司祭は公共の場で僧服を着用したり,投票したりできるが,公職に就くことはできない。所得税も払わなければならない。1917年の革命憲法は同教会の絶大な影響力や権力と闘うために制限を課した。当時カトリック教会はメキシコの土地の約半分を所有しており,裕福な地主たちに味方して独立運動に反対していた。しかし,禁令のほとんどは一度も施行されず,たいてい無視された。今でも展示されている「革命的画家ディエゴ・リベラによる国家的な壁画には,グロテスクに太った聖職者が,疑うことを知らない小作人たちのやっと手にした稼ぎを巻き上げている様子が描かれている」と同誌は述べている。

優しいタコ

タコは悪者のように見えるかもしれないが,「アフリカ野生動物」誌によると決してそんなことはない。タコはわざと攻撃されれば自己防衛するが,実のところ恥ずかしがり屋でおとなしい。そのうえ,問題を解決するのがとてもうまい。ある時科学者たちは,ガラスびんにエビを閉じ込めて2匹のタコに与えてみたが,2匹とも栓の開け方をすぐに習得した。同誌はさらに,あるペットのタコが夕食に確実にあずかる方法についてこう述べている。「そのタコには家族の夕食前にえさをやるのが普通だった。えさをやり忘れたまま家族が夕食のテーブルに着くと,タコは8本の足を全部ガラスにくっつけて,注意を引くために体の色をめまぐるしく変化させた。それでも効き目がないと,水槽の底にある小石を拾って,えさがもらえるまでしつこくガラスをたたき続けた」。

「我々は神を信頼する」― 本当に?

アメリカの硬貨に「我々は神を信頼する」という言葉が登場してから127年になる。「神とアメリカの貨幣とはどのようにして結びつくようになったのだろうか」とタイム誌は問いかけている。事の起こりは,アメリカの国歌「星条旗」の最後の節である。その節はこう宣言している。「そしてこれが我々のモットーである。『我々の信頼は神にある』」。その後,南北戦争(1861-1865年)が勃発した時,バプテスト派の牧師M・R・ワトキンソンは,北部諸州を代表する連邦軍はたとえ打ち負かされるとしても,神に頼っていることを認める硬貨を後に残すべきだと願い出た。アブラハム・リンカーン大統領と財務長官サルモン・チェースはそれに同意し,それを縮めた言い方の「我々は神を信頼する」という言葉が1864年から硬貨に刻まれた。しかし,その言葉がもっと高額の紙幣に初めて登場したのは1955年のことだった。その翌年にこの言葉は国のモットーになった。このモットーを使うことは法廷で議論されてきたが,たいていの人の意見は,そのスローガンにはもはや「何ら真に宗教的な意味がない」という元最高裁判事ウィリアム・ブレナンの書いた言葉と同じである。

衰退する母乳保育

米国では赤ちゃんを母乳で育てる女性の数が着実に減少していることが,新たな研究で明らかになった。その比率は1984年に約60%だったものが,1989年には52%まで落ち込んだ。この研究論文の共同執筆者であるタフツ大学の栄養学の専門家デービッド・ラッシュ博士は,「これは非常に危険な傾向です。西側の豊かな社会においてさえ,母乳保育は子供たちにとって非常に有利です」と述べた。多くの女性は母乳を与えることが自分にも子供にも最善であることを知ってはいるが,実際的な提案を与えてくれる人がいないため,たいてい難しく思ったり,困惑したりしている。多くの場合,母乳が出るようになる前に退院させられ,その際には調合乳を一箱手渡されるだけである。彼女たち自身の母親も大抵は赤ちゃんを人口栄養で育てたため,家庭での援助も足りない。医学研究所では,4ないし6か月間は赤ちゃんを母乳だけで育て,固形食を与え始めた後も,少なくとも赤ちゃんが1歳になるまでは母乳を与え続けるよう勧めている。

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