読者の声
深い悲しみ 「聖書の見方: 深い悲しみを和らげる助け」という記事(1994年3月8日号)を本当にありがとうございました。クリスチャン会衆の長老だった夫が,最近,事故で亡くなりました。3人の子供と私は,言いようのない喪失感を味わいました。この記事を読み,私たちの抱いている感情が正常なものであることが分かって,本当に良かったと思います。
N・S 米国
母は3年ほど前に,そして父は3か月ほど前に深い眠りに就きました。復活の希望を確信しているものの,死別はつらいものです。この記事を通して,今までにもまして王国の希望に焦点を合わせて,忠実に神に仕え続けたいとの強い動機づけを与えていただけました。
K・S 日本
私は1か月前に父を亡くしました。娘としての深い悲しみは口で言い表わせるものではありません。この記事はたいへん時宜を得たものでしたので,悲しくてもひどく落ち込むことはありませんでした。
A・P・L ブラジル
漫画 「暴力的なテレビ漫画には害がありますか」という記事(1993年12月8日号)をありがとうございました。ぼくは8歳です。いつもテレビ漫画を見ていました。でも,この雑誌を読んでテレビ漫画は良くないことが分かったので,今はもう見ません。
L・T イタリア
ニューエイジ 1994年3月8日号の「目ざめよ!」誌に載っている「ニューエイジ ― それは到来しますか」という記事を読み終えたところです。私は,1960年代の終わりから1970年代の初めにかけて,めい想を行なう種々の集団に入って,自己修養や精神力学に熱中していました。何かを探していたのですが,それが見いだせないでいました。そんな時,妻がエホバの証人と接触するようになり,私は聖書研究に同席しました。そして真理を見いだしたのです。私はバプテスマを受け,現在はガーナで宣教者として奉仕をする特権にあずかっています。この雑誌に感謝いたします。同じように何かを探し求めている人はほかにも大勢います。
D・D ガーナ
ニューエイジ運動というのは範囲の広い論題ですが,貴誌は,その運動の様々な面をごく限られた紙面で実に興味深く扱っておられます。ニューエイジと関連のある,それ自体は必ずしも聖書に反しない事柄,例えば音楽や健康や環境への関心なども取り上げておられることを多とします。この特集記事は細やかな配慮を示しつつも,人々が聞く必要のある明確な真理を伝えずにすましてはいません。私の姉妹はニューエイジ哲学に関心がありますので,この号を送ってやろうと思っています。
R・H 米国
地球の温暖化 「病気のない世界 ― 実現は可能ですか」と題する特集記事(1993年12月8日号)に関連して載せられている,「地球の温暖化とマラリア」という囲み記事を読んでペンを取りました。私は生態学の分野で働いている科学者ですが,地球温暖化の問題に関し,確信をもってある立場を取ることがますます難しくなっています。確かに,気温が上昇すれば,動物界全域に影響が及ぶものと考えられますが,地球の温暖化が実際に生じているのかどうかに関しては,はっきりとつかむのが極めて難しいのです。これまで行なわれた研究は,非常に不確かな統計に基づいているので,いわばがけっぷちに立っているようなものです。科学者の中には,大気中の二酸化炭素の濃度が上がれば,地球の表面は実際には冷えると考える人さえいるのです。
K・O 英国
地球の温暖化の理論については,本誌の1989年9月8日号で詳しく扱われています。そして,この理論が幾分議論を呼んでいることは確かです。したがって,本誌の短い記事はこの理論を支持するというものではなく,地球の温暖化が実際に生じていれば起こり得る事柄に関して妥当な警告を与えるものでした。―編集者。