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目ざめよ! 1994
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カバが救助に向かう

カバは体重が4㌧もあり,陸上に住む現存する哺乳類の中で2番目に大きな動物です。強力なあごを持ち,カヌーを一口にかみ砕くことができます。ですから,ジンバブエのホワンゲ国立公園でカバが,どう見てもカバらしくない行動を取ったので,見ていた一群の人々はたいへん驚きました。

その人たちはダムの近くで,2頭のインパラが9匹のリカオンに激しく追跡されているのを見ました。インパラは逃げ道を失って水中に飛び込みました。リカオンは,インパラが出て来そうな所を予想し,水際に沿って早足で駆けて行きました。

やがて疲れ切ったインパラが1頭,リカオンが待ち伏せしているとは気づかずに,遠くの岸に向かって泳ぎはじめました。ところが,インパラが岸に近づいた時,そばにいたカバがインパラの方に泳いで行くのを人々は見ました。「アフリカ野生動物」誌によると,カバはインパラのところまで来ると,『そっと押して方向転換させ,強いて反対方向に泳がせました』。インパラは従順でした。カバはその後に付いて行き,インパラがふらふらしそうになると,そっと押してやっていました。

インパラが水際に着いた時,カバが優しく,しかも毅然としてインパラを促し,岸に上がらせるのを人々は見ました。インパラはよろよろと二,三歩進みましたが,立ち止まり,ぶるぶる震えて立っていました。間もなく,水際から遠ざかりはじめました。カバもその後に続き,とうとう両者とも姿が見えなくなってしまいました。

もう1頭のインパラはどうなったでしょうか。見ていた人たちの報告によれば,リカオンが「その救助の様子を夢中になって眺めているすきに,もう1頭のインパラは逃げてしまった」ということです。

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