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  • 目ざめよ! 1995
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目ざめよ! 1995
目95 10/8 8–9ページ

ひとり親をどのように援助できるか

男性であれ女性であれ,ひとり親である人々は配慮を示されるに値します。今日のソーシャルワーカーたちは,片親家庭に対する支援を非常に重視しています。

社会学者のリーサ・スキャンゾーニとジョン・スキャンゾーニは,「支えになる友情の輪,気遣ってくれる親族,温かく個人的な関心を払ってくれる教師,また,そうした家庭を意識して企画された特別な地域的また宗教的活動の有無は,特に励ましが必要な時期には,ひとり親やその子供たちの情緒の安定にとって,非常に重要な意味を持つ場合がある」と述べています。では,どのように援助できるでしょうか。

支えになってください

最初に,ひとり親である人がどんな物の見方をするかを理解するようにしましょう。そうした人たちの立場に立って考えてみてください。「目ざめよ!」誌は,14歳と7歳の二人の子供を持つマーガレットをインタビューしました。マーガレットは5年前に離婚しましたが,これまでのところ,状況にうまく対処しています。恐らく読者は,彼女の所見が大変意味深いことに気づかれるでしょう。

「目ざめよ!」誌: 「ひとり親として,どんな問題に直面しなければなりませんでしたか」。

マーガレット: 「何よりもまず,不本意ながら自分がひとり親の立場になってしまった,という事実に真正面から取り組むのがとても大変でした。“ひとり親”というレッテルを貼られることに大変腹が立ちました。多くの人は片親家庭を,評判の悪い子供のいる,暗くてわびしそうな家庭とみなすからです。私自身はそういう見方をしていませんでしたので,最初のうちはアドバイスを聞き入れなかったのですが,ひとり親という立場が終始一貫不利に働くわけではないことに気づくようになりました」。

ひとり親である人の支えになるには,彼らが感じやすい状態にあることを知っている必要があります。あきらめずに親切を示し続けましょう。

「目ざめよ!」誌: 「元のご主人からは生活費を受け取っておられませんね。金銭的にはどのようにやりくりしてこられたのですか」。

マーガレット: 「たくさんの犠牲を払わなければなりませんでした。以前は,交わりのための新しい洋服を買うのが好きだったんです。確かに,今でも新しいものを買うには買いますが,以前ほどたくさんのお金は使えません。もちろん,子供たちにはきちんとした身なりをさせてやりたいですから,家計を上手に切り盛りしなくてはなりません。毎週少しずつお金を貯めて,そのお金を信頼できる友人に預けて保管してもらうことにしました。自分で持っていると,使ってしまうおそれがあるからです」。

あなたには,そうした信頼できる友人になって,ひとり親である人が家計を切り盛りするのを助ける気持ちがありますか。

「目ざめよ!」誌: 「孤独感にはどのように対処してこられましたか」。

マーガレット: 「日中はいつも忙しくしていますが,夜,子供たちが寝てしまったあとですね,そういう気持ちが一番強くなるのは。それで,親族や友人に電話をかけるんです。話していて涙がこぼれることもあります。その日にあったことを話します。だれか話を聴いてくれる人がいるというだけで,本当に助かります」。

寂しい思いをしている人に,あなたのほうから電話をかけてあげられるでしょう。話を聴いてあげることが大きな慰めになるのです。

「目ざめよ!」誌: 「ひとり親として一番大変なことは何だと思われますか」。

マーガレット: 「それは,子供たちを道徳的に正しい道にしたがって育てることです。社会的にも道徳的にも規準が低下しているので,私が子供たちに正しい価値規準を植え付けようとすると,人々はそれに異議を唱えます」。

神の規準を擁護する点であなたが模範を示すなら,同じことをするよう他の人を励ませるに違いありません。

「目ざめよ!」誌: 「年若いお二人を育てるには多くの時間が必要ですね。ご自分がしたいことをする時間をどのように見いだしておられますか」。

マーガレット: 「幾らか自分のための時間をとるように心がけています。例えば,子供たちが友人から音楽のレッスンを受けている間は,自分の時間が1時間できることになります。私は腰を下ろし,テレビはつけずにおきます。そして,ただ黙って,自分がその日にしたことを考えます。私はいつも正邪を強く意識しているものですから,自分がしたことを振り返って,改善の余地がないかどうか考えるのが好きです」。

時々,子供たちの面倒を見ましょうかと声をかけるなら,ひとり親である人は,このように熟考できる貴重なひとときを持てるでしょう。

実際的な援助を差し伸べてください

「目ざめよ!」誌: 「どんな援助が最も実際的だと思われましたか」。

マーガレット: 「ほかのご家庭に招いていただくのは楽しい経験ですね。他の人が自分のことを気遣ってくれているのが分かると,とても楽になるものです。時々,問題を抱えているのは自分だけだと考えてしまうからです。それから,子供の育て方をだれかにほめていただくと,とてもうれしいです。そのほか,室内装飾,園芸,買い物など,……もう,全部言っていたらきりがないほど,実生活に役立つことはたくさんあります」。

片親だけの場合,時間が余計にかかり,状況もはるかに厳しく思えます。ですから,自分が割いてあげられる時間など大したことはない,と考えないでください。ひとり親である人にとって,それは何より貴重な贈り物の一つです。

[9ページの図版]

ひとり親の真の助けになるため,彼らと共に時を過ごしてください

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