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目ざめよ! 1996
目96 2/8 7–10ページ

神は信頼できます

神とそのみ言葉聖書は完全に信頼できます。100歳を超えた一人の男性は,神を信頼し続けたその生涯の終わりに,自分が信頼を抱いている理由を次のように述べました。「ご覧なさい,わたしは今日全地の人々の道を行こうとしています。ですが,あなた方は心をつくし魂をつくして知っているはずです。すなわち,あなた方の神エホバの話されたすべての良い言葉は,その一言といえ果たされなかったものはありません。それはあなた方にとってすべてそのとおりになりました。その一言といえ果たされなかったものはありません」― ヨシュア 23:14。

この人,すなわち古代イスラエルの指導者ヨシュアは,神と神の言葉が本当に信頼できるということを経験によって知りました。神がイスラエルに約束なさったことはすべてそのとおりになりました。あなたも創造者とそのみ言葉についてもっとよく知るようになれば,同じような信頼を培うことができます。後の時代に神を崇拝したダビデ王はそのことを次のように表現しました。「あなたのみ名を知る者たちはあなたに依り頼みます。エホバよ,あなたはご自分を捜し求める者たちを決して捨てられないからです」― 詩編 9:10。

神は決してあなたをがっかりさせない

「神のみ名」とそのみ名が意味するもの,つまり神の目的や働きや特質を「知る」ようになればなるほど,あなたはますます神を信頼するようになります。神は信頼のおける友であられ,あなたをがっかりさせたり約束を破ったりは決してされません。ですから,神を代表していると言いながら,他の人を裏切る者たちの偽善を見て,気をくじかれてはなりません。聖書はそうした者たちが信頼に値しないことを明らかにしています。宗教上の偽善者たちは言うことと行なうことが正反対です。使徒ペテロが警告したように,彼らは群れを食いものにします。ペテロは次のように記しています。「そうした者たちのために真理の道があしざまに言われるでしょう。また,彼らは強欲にもまやかしの言葉であなた方を利用するでしょう」― ペテロ第二 2:2,3。

そうした者たちは神を代表していません。み言葉を辱めているのです。聖書の中で明らかにされている神ご自身の記録と証言をご自分で調べてみてはいかがですか。『でも,どうして聖書を他のどの本よりも信頼しなければならないのだろう』と疑問に思われるかもしれません。確かに,歴史を通じて宗教がらみの欺瞞は数え切れないほどたくさんありました。しかし,聖書は違います。次に挙げる聖書を信頼すべき幾つかの理由を考慮なさってください。

聖書を信頼すべき理由

聖書を信頼できるのは,その約束や預言が必ず実現するからです。その一例を挙げましょう。捕らわれの身にあったイスラエルには信じ難いことに思えたかもしれませんが,聖書の著者であられるエホバ神は,彼らを強力なバビロンでの捕らわれから解放し,エルサレムに連れ戻すと約束しておられました。その実現は望み薄に見えました。バビロンは当時最強の世界強国であり,エルサレムを完全に荒廃させてしまっていたからです。しかし,エホバは約200年も前から,バビロンを征服してご自分の民を解放する人物としてペルシャの支配者キュロスの名さえ挙げ,川を利用したバビロンの防備が役に立たなくなることを予言しておられました。その記述はイザヤ 44章24節から45章4節にあります。

「聖書から論じる」という本は,その約束がどのように成就したかを説明し,次のように述べています。「その預言が記された当時,キュロスはまだ生まれていませんでした。……この預言の細部に及ぶ成就は,西暦前539年以降,見られるようになりました。キュロスはユーフラテス川の流れを変えてその水を人造湖に導き,バビロンでは市中で祭りが催されている間,川に面した門が不注意にも開かれたままになっていました。そして,バビロンはキュロス指揮下のメディア人とペルシャ人の手に落ちました。その後,キュロスは,流刑に処されていたユダヤ人を解放し,エルサレムにエホバの神殿を再建するようにとの指示を与えて彼らをエルサレムへ帰還させました」。a 神がなさったこのような約束,聖書に含まれている預言はどれも,その通りに実現してきました。

今世紀に信頼感が弱まってきたこと自体,預言が成就していることを示すもう一つの例です。聖書はこのことがわたしたちの生きている時代の特徴の一つになると予告していました。1914年の第一次世界大戦とともに始まった時代を「終わりの日」と呼び,その日は「対処しにくい危機の時代」になると述べているからです。聖書は今日の人々が「自分を愛する者,……うぬぼれる者,ごう慢な者,……感謝しない者,忠節でない者,自然の情愛を持たない者,容易に合意しない者,中傷する者,……裏切る者,片意地な者,誇りのために思い上がる者」になることを明らかにしていました。また,「邪悪な者とかたりを働く者とはいよいよ悪に進(む)」とも予言していました。(テモテ第二 3:1-4,13)これらはわたしたちが現在目にしていることにほかなりません。

聖書が信頼できるのは,完全な信ぴょう性を備えているからです。聖書の信ぴょう性に正当な異議を唱えることのできた人はいません。著名な科学者であるアイザック・ニュートン卿は,「聖書には,いかなる世俗の歴史書よりも信ぴょう性を示す多くの確かな印が見られる」と述べました。そこにはヒトラーの“日記”のような捏造は全くありません。また,聖書と他の古代の文献にはどのような違いがあるでしょうか。「聖書 ― そのはじまりから」という本は次のように述べています。「記述の正確さを立証する古代写本の数,また原本が書かれてからそれら正確さを立証している写本が作られるまでに経過した年数という点で,聖書は古典文書[ホメロス,プラトンその他の人々の著作]を決定的に凌駕している。……聖書の場合と比べると,総じて,古典文書の写本はごくわずかである。古代の文書で,聖書ほど写本上の正確さが立証されているものはない」。聖書に関する事柄はいずれも,聖書が全く偽りのないものであることを示しています。

聖書が信頼できるのは,そのすべての言葉が全く正確だからです。聖書は,神が「北をむなしい所の上に張り伸ばし,地を無の上に掛けておられる」と述べています。(ヨブ 26:7)聖書は,地球が象によって支えられているといった,当時一般的だった想像上の説をそのまま繰り返すのではなく,後に科学的な真理として証明されたこと ― 地球が宇宙空間に『掛かっている』こと ― を述べていました。さらに聖書は,コロンブスの時代が到来する2,000年以上も前に,地球が丸いことをはっきりと述べていました。―イザヤ 40:22。

聖書が信頼できるのは,正直かつ率直に書かれているからです。聖書の筆者たちは事実を曲げたりしませんでした。述べたことが自分自身や同国人や支配者にとって不利になる場合でさえ,正直に事実を記録しました。例えば,使徒マタイは自分の書いた福音書の中で,イエス・キリストの使徒たちが時々信仰の欠如を示し,だれが偉いかということで争ったことや,イエスが捕らえられた時に,イエスを見捨てたことさえも率直に認めています。―マタイ 17:18-20; 20:20-28; 26:56。

聖書を信頼できる別の際立った理由は,人々が聖書の助言を十分に信頼して当てはめるとき,聖書の助言が実用的かつ有益であることが必ず証明されてきたことです。(箴言 2:1-9)聖書の助言は,人生の諸問題に対処する点で“専門家”が与える,往々にして気まぐれな助言とは著しい対照を成しています。ロンドンのサンデー・タイムズ紙は,多くの国内紙でそうした助言を提供するコラムニストたちについて,次のような疑問を投げかけています。「才能はあっても実際にはその場しのぎの思いつきで書いているにすぎない素人に,毎年,何千人という人々が心を打ち明けているのだろうか」。聖書の筆者たちは単なるその場しのぎの思いつきで書いたのではありません。信頼に値する,神の霊感を受けた助言を記録したのです。その助言は時の試練に耐えてきました。―テモテ第二 3:16,17。

「聖書の助言は,一生を台なしにしかねないような方向に進まないよう私を守ってくれました」と述べているのは,現在30代で幸福な結婚生活を送っているエレンです。「離婚した両親は結婚の取り決めをあまり信用していませんでした。実際,結婚するより同棲するだけでいいと勧めてくれました。聖書の原則に従ったことによって私の人生が安定していることを考えると,実の親の助言よりも聖書を信頼してよかったと思います」。―エフェソス 5:22-31; ヘブライ 13:4をご覧ください。

「私が聖書の教えを学び始めたのは,まだ14歳の時でした」とフローレンスは言います。「今になって,1960年代のことや,仲間たちが当時の価値観や道徳に従うことによって身に招いた問題のことを振り返り,聖書の助言が若くて経験に乏しい女性だった私を守ってくれたことをとても感謝しています」。―コリント第一 6:9-11をご覧ください。

ジェームズは,「私の場合は,ギャンブルやたばこや酒にとりつかれていました」と述べ,次のように続けています。「私はそのような状態が非常に多くの人たちとその家族に害を及ぼしてきたことを知っています。最初は,聖書と,私の抱えている問題とどんな関係があるのか理解できませんでした。しかし今では,聖書が私の考え方に良い影響を及ぼし,それまでよりもずっと健全な生き方ができるよう助けてくれたことがはっきりと分かります」。―コリント第二 7:1をご覧ください。

メアリー・アンは,問題の多い生い立ちから生じた生活上の重圧と感情的な問題のために自殺しようと思いました。「当時,自殺以外に方法はないように思えました」と彼女は言います。「でも,聖書は私の考え方を正してくれました。私が自殺を思いとどまったのは,ひとえに聖書で読んだ事柄のおかげです」。―フィリピ 4:4-8をご覧ください。

これらの人々全員の助けになったのは,何でしたか。彼らは神とみ言葉聖書に対する全幅の信頼を培いました。神は信頼のおける親友のようになり,苦難の時に彼らの耳元で助言をささやかれました。(イザヤ 30:21と比較してください。)彼らは聖書の原則を学び,その原則によって生活上の圧力や問題に対処するよう助けられました。また,偽ることのできない神のすばらしい約束に信頼をおくことを学びました。その約束の一つは美しい「新しい地」に関するものです。そこでは,欺きやうそや搾取はなく,悲しみや病気や死さえもなくなるのです。―ペテロ第二 3:13。詩編 37:11,29。啓示 21:4,5。

あなたも同様の信頼を培うことができます。今日の世界はあなたの信頼を裏切るかもしれません。しかし,神とそのみ言葉に対する信頼は決して裏切られない,という確信を抱くことができます。本誌の発行者は,あなたが神とみ言葉聖書をさらによく知るよう援助できる人を喜んでご紹介いたします。

[脚注]

a ものみの塔聖書冊子協会発行。

[8ページの図版]

神の預言者は約200年も前から,バビロンが征服される様子を予言した

[9ページの図版]

アイザック・ニュートン卿は,聖書が信頼に値することを知った

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