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  • 過去を振り返ることによる進歩
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目ざめよ! 1997
目97 2/22 28–29ページ

世界展望

アフリカの聴覚障害者を援助する

「『UNADニューズ』は,手話を学ぶエホバの証人の無私の関心と努力を称賛する」と,ウガンダ聴覚障害者全国協会(UNAD)の定期刊行物は伝えた。それによると,ウガンダのカンパラ市に住むエホバの証人の健聴者のグループは,この国の聴覚障害者を霊的な面で世話することを目指して手話の学習に取り組んでいる。同紙はさらに,前途有望な二人の通訳は,「聖書の教えを全面的に支持することで国際的に知られ,会員が世界で最も急速に増加しており,大いに尊敬されている宗教団体の一つに所属する正規開拓者,すなわち全時間[奉仕者]である」と述べている。

ぜひ手を洗いなさい

ニューヨーク・タイムズ紙の伝えるところによれば,アメリカ微生物学協会の後援で最近,公衆トイレを使用した後どれほどの人が手を洗っているかを確かめる調査が行なわれた。大抵の人は手を洗うべきことを知っているようである。1,004人の成人を対象にした電話によるある調査では,94%の人が,公衆トイレを使用したら必ず手を洗うと答えた。しかし,本当にそうしているだろうか。米国の5大都市の公衆トイレで調査をした研究者たちは,トイレを使用した6,333人のうち,使用後に手を洗った男子は61%,女子は74%にすぎないことを確認した。手が汚いと病気は容易に広がるもので,食品を扱う人の中に手を洗わない人が一人でもいると,何十人もの人が病気になるおそれがある。親が指導しないことが問題の一因かもしれない。「現代の母親は多くの場合,手を洗うことを子供に教えていない。学校も教えていない。我々は手を洗うことの大切さを思い起こす必要がある」と,ゲイル・カッセル博士は述べた。

笑う人は長生きする?

昔から笑いは良薬であると考えられてきた。ニューヨーク州立大学の科学者たちは10年前に,その理由を解明することにした。最近,彼らは自分たちが発見したことを明らかにしたが,それによれば,笑いは人間の免疫機構の働きを活発にする強力なホルモンの分泌を促す助けになるとのことである。サイトカインと呼ばれるホルモンのグループは,白血球の活動を促進することが分かった。白血球はウイルスやバクテリアによる感染を防ぎ,ガンになる可能性のある細胞を破壊するのに必要なものである。ロンドンのサンデー・タイムズ紙によれば,サイトカインは,「分泌量が笑いによって増える物質の中の一つ」にすぎない。笑いとサイトカインとの関連性を考えて,サイトカインをハッピーホルモンと呼ぶようになった研究者もいる。したがって,同紙は笑いを「長寿の妙薬」と呼んでいる。

「危機」に瀕するカトリック教会

7人の司教を含むあるグループが発表した文書の説明によれば,カトリック教会は「危機」に瀕している,と米国テキサス州アーリントンのスター・テレグラム紙は報じている。同紙によれば,その文書は,「カトリック教会の深刻な分裂を解消するよう同教会に要請して」いる。世論調査によると,米国のカトリック教会の6,000万に上る信者の多くは,聖職者の独身制や女性の叙階などに関する教会の教えに異議を唱えている。その文書を発表するための記者会見の際,故ジョセフ・バーナーディン枢機卿は,「深刻さを増す教会内部の分極化や,時々示される卑しい根性」が教会の布教の妨げとなっていることへの懸念を表明した。また,「結果として,教会の一致は脅かされ,教会の忠実な会員たちはうんざりしており,政府や社会や文化についての我々の証言は信用されなくなっている」と述べた。

過去を振り返ることによる進歩

トランジスターが登場する前は真空管が使われていた。今,研究者たちは過去を振り返っている。米国のノースカロライナ州立大学の物理学者,グリフ・L・ビルブロは言う。「我々は1940年代以降の真空管を調べ直している。しかし今では,レーダーや携帯電話に使用できるよう,新素材や,非常に高い周波数帯域での性能を予測するコンピューター設計ツールを活用している」。古い真空管と新しいものとの違いは大きさである。新しい真空管は大変小さく,マッチ棒の頭ほどの大きさで,ずらりと並んでいる。サイエンス・ニューズ誌によれば,その真空管は「ダイヤモンドの中に電極を挿入した後,内部の空気を抜いて」造られる。「新しいダイヤモンド真空管と50年前の大型のガラス製真空管との大きな違いは熱である。昔の真空管は電子の流れを放出するのに灼熱状態で輝かねばならなかったが,新しい真空管は室温で電流を生み出す」。また,この新しい真空管のほうが半導体やコンピューター・チップスよりも耐久力がある上,高温,高圧,高放射状態でも性能が勝っている。

救助員を務めたイルカ

紅海で泳いでいたある男性は一群のイルカに救助されたのかもしれない,と「ジャーナル・オブ・コマース」は報じている。英国人のマーク・リチャードソンはエジプトの海岸の沖合いで泳いでいた時,サメに襲われた。彼はわき腹と腕をかまれたが,その後,3頭のバンドウイルカに取り囲まれた。「イルカはひれや尾をばたつかせてサメを脅し,追い払ってしまった」。それからイルカは,「リチャードソン氏の友人たちがやって来るまで,彼の周りを回り続けた」。「ジャーナル・オブ・コマース」によれば,「母親のイルカが子供のイルカを守る場合,イルカがそのような行動に出るのは珍しいことではない」。

“ファーストフード”を使う聖餐式

「今日のキリスト教」誌によれば,アメリカの起業家ジム・ジョンソンは,教会の聖餐式で使うパック詰めの使い捨て聖餐用パンを製造している。1回分のコーヒー用クリームを入れる容器と同じような大きさと形の紫色の小さなプラスチック製カップには,一口分のグレープジュースかぶどう酒が入っており,開き口のあるもう一方のカップには,パン種の入っていない薄い丸パンも入っている。ジョンソンの説明によると,その製品を使えば,用意したり片づけたりするのに時間がかからず,経済的で,しかも衛生的という利点がある。4,000以上の教会はすでにこの新製品に切り替えているが,聖餐式を“大量販売”の対象にするやり方を不満とする声も上がっている。「イエスは群衆に食事をさせた時,最初のファーストフードをお与えになったのだ」と,ジョンソンは反論している。

通勤するハト

ニュー・サイエンティスト誌によれば,ロンドンのハトは地上の通勤客が乗る地下鉄に便乗していることが長年観察されてきた。しかもハトは,どの駅で下車すべきかをさえ知っていると言う人もいる。何人かの人は同誌の勧めに応じて,翼を持つそれらの旅行者に関する経験を寄せた。例えば,ある男性は,「1974年から1976年までの期間,赤みがかった淡い色の一羽のハトがパディントンで地下鉄に乗り込み,次の駅で降りるのをよく見かけた」と書いた。別の男性は1965年の昔に同様の光景を目にしていた。ロンドンのハトは30年もの間,同市の輸送機関に無賃乗車をしていたようである。

オーストラリアの準州政府は安楽死を合法化する

オーストラリアの北部特別地域(準州)に住むある男性は,医師の助けを借りた自殺を認める同準州の新しい法律のもとで死亡した最初の例となった,とニューヨーク・タイムズ紙は報じた。60代のその男性は前立腺ガンの患者で,末期状態にあると考えられていた。その患者に致死量のバルビタールを投与したフィリップ・ニチキ博士は,「人が合法的に自分の命を絶ったのはこれが初めてである」と語った。「その男性は一つの機械につながれていた。それは彼が枕元のラップトップ・コンピューターの一つのキーを押すと死の過程をたどることを開始させる装置であった」と,同博士は説明する。しかし,この新しい法律は激しい反対に直面している。連邦議会は同法を無効にする法律の制定を考慮しており,一部の医師や教会は法廷で同法の無効を主張している。

改造される教会の建物

オランダのヘト・オーベレイセルス・ダクボロート紙によれば,オランダでは約300の教会の建物がスーパーマーケット,アパート,展示場,オフィスビルなどに改造されてきた。過去15年間に教会の礼拝に出席する人の数が約50%減少したため,教会の建物を買収して高額の維持費を進んで肩代わりする人が見つかれば喜ぶ教会が少なくない。中には,何と1ギルダー(約66円)という名ばかりの代金で売却された教会の建物もある。しかし,かつての教会の建物が商業用の建物に変身するため,とりわけお年寄りは大変な感情的苦しみを味わっている。一当局者はこう述べた。「お年寄りはそこでバプテスマを受け,そこで結婚式を挙げたが,今ではそこで人々がごく日常的な事柄を行なっているのを見……悪態をつく様子をさえ目にしているのである」。

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