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目ざめよ! 1997
目97 11/22 28–29ページ

世界展望

失意の世代

ザ・オーストラリアン紙の伝えるところによると,15歳から24歳までの現代の若者の態度と,2世代前の若者の態度とを比較する調査が行なわれた結果,薬物の乱用や犯罪発生率,自殺などが増加していることが判明した。戦略アナリストでサイエンスライターのリチャード・エカーズリーは,今日の多くの若者の気持ちを要約してこう述べた。「若者たちはこんな風に考えている。人生はテンポが速くて楽しくなくてはならない,人に頼らずに自分でうまくやっていかなければならない,ライフスタイルの選択は常に自由でなければならない,政府は社会問題を解決する能力がない,そして自分にも社会情勢を変える力はない」。シャヌという15歳の少女は,「人口が増え続ける中で,私たちは,減り続ける仕事,家その他何を得るにしても競争しなければならない」と述べた。

散らかる宇宙ステーション

11年たったロシアの宇宙ステーション「ミール」を使用する人たちは,地上の住民が抱えているのと同じ問題に対処することを学んでいる。その問題とは,たまった物をどう処理するかだ。無重力の宇宙では,宇宙服,コンピューターのケーブル,食品の容器,工具,予備の部品などは床や天井や壁に固定されなければならない。しかし,どの面も物が乱雑に固定され,30㌢ほどの厚さになっているため,「ミール」の壁は居住空間を圧迫している。新しい国際宇宙ステーションが打ち上げられるとき,宇宙飛行士たちのために備えられるのは,はめ込みのごみ圧縮装置かもしれない。これはきっと感謝されるだろう。なぜなら,今のところ,「ミール」の住民は食事を済ますと,空き缶をつぶして食料箱にもどし,それを壁に固定しなければならないからだ。

攻撃的なヒヒ

今年の初め,南アフリカでも特に交通量の多いある高速道路を走っていたドライバーたちは,珍しい危険に直面した。ヒヒの群れが石を雨あられと投げつけてきたのである。インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙によると,ヒヒの群れはケープタウンとヨハネスブルクを結ぶ道路の山間部で待ち伏せして,ドライバーたちを襲撃した。負傷者や自動車事故は報告されていないが,交通警察は,ヒヒを高速道路から追い払おうと,同じように石で応戦した。警察対ヒヒのこの石投げ合戦で,明確にどちらに軍配が上がったかは報告されていない。

アジアの喫煙者

ベトナムでは,男性の73%近くが喫煙すると推定されている。「アメリカ医師会ジャーナル」誌(英文)に掲載された研究報告によると,これは,「男性の喫煙率では世界で最も高い」。それに比べて,ベトナムの女性の喫煙率は4%余りでしかないようだ。太平洋沿岸の他のアジア諸国でもパターンは同じである。例えば,インドネシアでは男性の53%と女性の4%が,また中国では男性の61%と女性の7%が喫煙する。

神学校は性に寛容になる

クリスチャン・センチュリー誌によると,バージニア州のある監督教会の神学校は,「生徒や職員の結婚関係外のセックス,または同性愛的行為を禁止するという,ここ25年間保持してきた方針を緩和した」。同校の理事長ピーター・J・リーは,「神学校の生徒のほとんどが30代や40代であるということを認めるべきだ。寮母もいなければ,就寝点呼もない」と述べている。過去11年間で,神学校への入学率は33%減少した。それに加えて,神学校に入る生徒の平均年齢は過去25年間で27歳から40歳に上昇した。「私が,理事長としてやろうとしているのは,例えば28歳の若者が婚約中の女性とセックスをしていたことが分かったからといって,入学を拒否したりしないことである」と,リーは述べている。

菓子と虫歯

糖分の多い菓子を控えることが虫歯の予防に役立つことは昔から知られていた。しかし,歯のことを説明した家庭向けの冊子,「家族の笑顔を絶やさない秘訣」によると,特に大切なのは,菓子をいつ,どれほど頻繁に食べるかに注意することである。甘いものや精製された炭水化物が,歯に付着している歯垢に接すると酸が形成される。この冊子によると,酸は次に,歯のエナメル質を約20分間攻撃する。その間に,虫歯が形成される可能性がある。その上,「この過程は,甘い物やでんぷん質の物を食べるたびに繰り返される」。それで,もし菓子を食べるなら,「一度に食べてしまうほうが懸命だ」。そうすれば,歯が酸に攻撃されるのは一度だけになるからだ。逆に,同じ菓子を時間をかけて少しずつ食べるなら,酸に攻撃される時間が長くなる。歯科医たちは,虫歯を予防するために毎日最低2回は歯を磨くように勧めている。デンタルフロスで歯と歯の間を毎日掃除することも忘れないように。

科学者たちの神への信仰

1916年に,アメリカの心理学者ジェームズ・リューバは,1,000人の科学者を無作為に選び,神を信じるか否かの質問を行なった。どんな回答が得られただろうか。ニューヨーク・タイムズ紙によると,回答した科学者の42%は神への信仰を表明した。リューバは,教育が普及するにつれて神への信仰も薄らいでいくと予言した。80年たった今,ジョージア大学のエドワード・ラーソンはリューバの有名なアンケート調査を再び実施した。ラーソンは,同じ質問と方法を用いて,生物学者や物理学者,数学者などに,人類と積極的に意思を通わせる神を信じているかどうか尋ねた。その結果,今日でも同じほどの数の科学者たち,つまり40%ほどが,神を信じていることを示した。ラーソン博士によると,「リューバは,人間の心に関して,または人間の必要をすべて満足させるための科学の力に関して判断を誤っていた」。

世界を駆け巡るウイルス

ニュー・サイエンティスト誌の伝えるところによると,航空機の汚物タンクにはウイルスを殺すはずの化学物質が入れられているが,そのような消毒剤にさらされても死なないウイルスがいる。ノースカロライナ大学の環境科学者であるマーク・ソブシーは,米国に着陸する国際便の汚物を検査した結果,そのうちの約半分に生きたウイルスが潜んでいることを発見した。米国では,航空機から抜き取られる汚物は普通,公共の下水処理場で処理されて自然環境に戻される。それで,これらのウイルスのいずれかが,A型肝炎やE型肝炎,もしくは髄膜炎や小児麻痺のような病気を広める危険が存在する。ソブシーは,「世界の航空機を媒介として伝染するかもしれない様々な病気は大きな心配の種だ」と付け加えている。

消えゆくガンジス川

インドではガンガーとして知られるガンジス川は,何億人ものヒンズー教徒によって神聖なものと考えられている。またガンジス川は,その流域全体の農業の生命線でもある。しかしインディア・トゥデー誌によると,現在,その水量は急速に減りつつあり,現在の川と以前の川岸との間に干上がった土地が広がっている。水量が激減した原因としては,雨量の少ないことと,上流でのかんがい用水の使用の増加が挙げられる。水量の減少により,同地域の農業が脅かされるだけでなく,カルカッタ港が沈泥で航行できなくなる可能性もあると同誌は伝えている。

海賊行為の急増

国際海事局によると,海賊行為の報告が増えている。1994年には90件であったのが,わずか2年後には226件になっていた。この増加に商船船員と観光客の双方が心配している。しかし実際には,この2倍を上回る事件が生じているかもしれない。なぜなら,「事件後の調査で遅延が生じて大きな損害を生むため,あえて報告しない船主が少なくないからである」と,ロンドンのサンデー・テレグラフ紙は述べている。最近特に危険な海域は,地中海のアルバニア沖やリビア沖,それに南シナ海である。英国商船のある代表は,英国が国連の国際機動部隊の先頭に立って海賊と戦うことを勧めた。しかし,同紙によると,船主たちのスポークスマンは,「海賊行為のほとんどが領海内で起こるため,国連の機動部隊がこの問題に貢献できるとは思っていない」と述べた。

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