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目ざめよ! 1998
目98 4/8 28–29ページ

世界展望

陰部ヘルペスの増加

AP通信によると,米国の「白人のティーンエージャーの間では,エイズを防ぐための安全なセックスが強調されているにもかかわらず,陰部ヘルペスが1970年代の後半に比べて5倍に増えた」。しかし同期間中,淋病など他の性感染症は減少したことが示された。ヘルペスだけが増加したのはなぜだろうか。その理由の中には,婚前交渉や複数の相手との性関係の増加などがある。現在のところ,4,500万人の米国人がヘルペスのウイルスに感染していると推定されているが,そのほとんどは感染に気づいていない。このウイルスに感染すると,陰部,また時には臀部や太股のあたりに,痛みやかゆみを感じることがある。

英国国教会の衰退

毎週日曜日に英国国教会に出席する人の数は,公式には100万人と推定されている。上位の僧職者の中には,出席者数はそれよりも25%少ないということを個人的に認める人もいる。しかし正確な調査の結果,出席者の中核を成す人たち,つまり正餐にあずかる人たちは,50万人を割っていることが初めて示された。僧職者たちが出席者数を水増ししようとするのはなぜだろうか。もとはといえば,それは教会が閉鎖されないよう教会を守るためなのだ。閉鎖されると教区は統合され,僧職者の数は減らされる。ある教区の僧職者は正直に,「私は数を多めにする傾向がある。出席者が少ないとがっかりする。実際にはもっと多くの人が出席したように記録すれば,自分を励ますことができる」と述べたと,ロンドンのサンデー・タイムズ紙は伝えた。

喫煙する妻を夫が訴える

リチャード・トマスは20年間,喫煙をやめてほしいと妻に頼み続けたが,妻は聞き入れてくれなかった。そこで,妻を裁判に訴えた。トマス氏は,愛する妻の愛や支え,また妻との親密な交わりを失うことがないよう政府の保護を望んでいると述べた。彼はすでに,母親を心臓病で亡くしていた。父親は脳卒中で7年間寝たきりである。両親は二人ともヘビー・スモーカーだったので,妻までがニコチン中毒で命を落としたりしてほしくないと述べた。しかし,裁判所が判決を下す前に,トマス氏は良い知らせを携えて戻った。「妻が禁煙することを承諾してくれました」と,彼は述べた。トマス夫人は中毒者治療センターで治療を受けることになり,たばこには今後いっさい手を付けないと誓った。ニューヨーク・タイムズ紙によると,トマス夫妻は手をつないで裁判所を後にした。

オーストラリアの野生のラクダ

オーストラリアのラクダは何年も前に輸入されたもので,同国の荒涼とした奥地に電線や線路を敷設するために用いられた。この強靭な動物の代わりにトラックが用いられるようになると,所有者であったアフガニスタン人の多くはそれらのラクダを殺さないで野に放した。そのためそれらのラクダはオーストラリア中央部の乾燥した地域で大いに繁殖し,今ではその数は20万頭に及ぶ。ラクダは同国の貴重な資産になるかもしれないと考える人も出てきていると,ザ・オーストラリアン紙は伝えている。ラクダの肉はすでに試験的に売り出されており,牛肉のように柔らかく,しかも脂肪分は牛肉より少ないと言われている。その他のラクダ製品としては,皮革,ミルク,ウール,それに石けんや化粧品に使われる脂肪などがある。生きたラクダの需要もある。中央オーストラリア・ラクダ産業のピーター・シーデルによると,「国際的な動物園や,観光客のよく訪れる公園から,オーストラリア産のラクダが欲しいとよく言われる。ここのラクダには病気がないからだ」とのことである。

ヒ素中毒

タイムズ・オブ・インディア紙によると,「バングラデシュに住む約1,500万人,カルカッタを含む西ベンガルに住む約3,000万人がヒ素中毒の危険にさらされている」。この問題は緑の革命によって引き起こされた予期せぬ副産物だ。かんがい用の深い井戸が掘られたとき,地中に含まれていたヒ素が水に溶け出し,最終的には飲料水をくむ井戸に染み込むようになった。米国コロラド大学の環境専門家ウィラード・チャペルは最近,被害地域を視察したが,この問題を「世界でも類を見ない大規模な集団中毒」と説明した。すでに20万人を超える人が,ヒ素中毒の症状である皮膚の病変を訴えている。「飢えの問題を(緑の革命を通して)克服したように思えたが,その過程でより大きな苦しみを作り出してしまった」と,バングラデシュ政府の役人であるイスハク・アリは述べた。

働く母親

全米婦人労働者協会は1991年に,「1990年代の半ばには,就学前の幼児を持つ[アメリカ人]女性の65%,また学童を持つ母親の77%が仕事に就く」と予測した。その予測はどれほど正確だっただろうか。米国勢調査局によると,1996年には,5歳未満の幼児を持つ女性の63%が仕事をしていたと,ワシントン・ポスト紙は伝えている。また,学童を持つ女性の場合はその78%が仕事を持っていた。ヨーロッパではどうだろうか。欧州連合の統計局がまとめた情報によると,1995年のヨーロッパ諸国における「5歳から16歳の子供を持つ女性の就労率は」以下のとおりである。ポルトガル69%,オーストリア67%,フランス63%,フィンランド63%,ベルギー62%,英国59%,ドイツ57%,オランダ51%,ギリシャ47%,ルクセンブルク45%,イタリア43%,アイルランド39%,スペイン36%。

破産が普通のことになる

1996年には,「記録的な数である120万人のアメリカ人が破産を申し立てた。これは1994年に比べて44%の増加だ」と,ニューズウィーク誌(英語)は述べている。「破産は日常茶飯事になってしまったので,不名誉という烙印を失ってしまった」。破産が増加したのはなぜだろうか。一つの理由として,「破産が,ライフスタイルにおける一つの選択肢とみなされるようになったからだ」と,同誌は述べている。「債権者たちはこの意識の変化が乱用につながりつつあると言う。ある調査によると,破産を申し立てる人たちの45%は,負債の大部分を返すことができる」。ところが,負債を返済したいという気持ちや,恥ずかしいといった気持ちを示す代わりに,『新たなスタートが必要だ』と言うだけの人が多い。破産の道を選ぶ個人や企業はますます増えており,「負債はすばやく簡単に片づけよう」といった弁護士の宣伝にも影響されている。好況時の破産件数が増え続けるため,専門家たちは,株式市場の大暴落や景気後退が生じた時にどうなるかを非常に恐れている。

破壊的な漁業慣行

漁船団は,減りつづける魚を海底からかき集めるため器材に投資している。これまで無視されてきた海中の動物をすくい取るため,モービル・ギアと呼ばれる装置を最深1,200㍍までの海底で引きずることが行なわれている。問題は,「ゴカイ類,海綿,イソギンチャク,ヒドロ虫,ウニなどの深海の生き物」がその過程で取り入れられ,「ごみとして捨てられることだ」と,サイエンス・ニューズ誌は伝えている。これらの海の生き物を殺すことは,魚の資源の減少に拍車をかけることになる。なぜなら,それらの生き物は小さな魚の餌や住みかになっているからだ。米国ワシントン州レッドモンドにある海洋保護生物学研究所の所長エリオット・ノースは,この漁法で海の動物の住みかを破壊することは,「陸上の森林全体を伐採すること」に匹敵すると述べている。

英国のティーンエージャーの道徳

最近の報告によると,英国の宗教団体は,ティーンエージャーに性道徳を教え込むという戦いに敗北しているようだ。ロンドン大学はティーンエージャー3,000人を対象に,「長期間付き合っている未婚のカップルが性関係を持つことは道徳に反するか」という質問をした。予想どおり,無神論者または不可知論者と称する人たちの大半は,道徳に反していないと答えた。ところが,カトリック教徒の85.4%,また英国国教会の信徒の80%も道徳に反していないと回答した。グループとして見た他の多くの宗教の場合もこの数字は似通っていた。その中にはイスラム教,ユダヤ教,ヒンズー教などが含まれる。この調査結果は,「性道徳の伝統的な規準を守ろうと苦慮する教会関係者にとっては落胆させられる内容となっている」と,ロンドンのタイムズ紙は述べている。

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