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目ざめよ! 1999
目99 2/22 28–29ページ

世界展望

サッカーをめぐる暴力ざた

昨年のワールドカップ・サッカーに出場した各国チームの激しい対抗意識にかき立てられて,祝賀会が暴力ざたに終わることは少なくなかった。メキシコの新聞「エル・ウニベルサル」によると,メキシコでは,メキシコチームのファンを取り締まるために1,500人の警察官が出動し,200人以上が警察に勾留された。ある若いファンは,騒乱のさなかに投げられた爆竹が眼前で破裂したために,頭蓋骨の一部を失った。アルゼンチン,ベルギー,ブラジルなどでも,祝賀会の質は低下し,傷害ざたで逮捕される人がたくさんいた。フランスでは,ワールドカップの試合に関連して約1,000人が逮捕され,1,586人がフランスへの再入国を禁じられたと,メキシコ・シティーの新聞「エクセルシオール」は伝えた。

ローラースケート警察官

北アメリカの警察官の中には,近所の人たちとの接触を増やすための努力の一環として,直列式ローラースケートを履いている人たちがいる。トロント・スター紙によると,徒歩で,または馬や自転車に乗ってパトロールすることはもう珍しくなくなってきている。シカゴ,マイアミ,モントリオールなどの大都市で,警察官はローラースケートを用いている。ローラースケート警察官の先駆者の一人であり,フォート・ローダデール警察の巡査部長でもあるビル・ジョンストンは,「このやり方は最初から全面的に受け入れられてきた。ローラースケートを履いていると,どういうわけか思いが一層人々の方に向き,近づきやすい人になれる」と語った。トロント・スター紙は,「ローラースケートを履いていると,駐車場を荒らしている車泥棒を驚かせるなど,何かと好都合である」と述べている。

魚のコンパス

ニジマスはどのようにして航海するのだろうか。ニュージーランドの生物学者たちは,ニジマスの「鼻に磁気コンパス」があることを発見したと,ニュー・サイエンティスト誌(英語)は報じている。多くの鳥や爬虫類,またある種の哺乳動物は,地球の磁場を利用して自分の位置を知ることができる。しかし,科学者たちはこれまで,北を感知する細胞 ― 磁性鉱物の磁鉄鉱を含むと信じられている細胞 ― を確認することができないでいた。オークランド大学の研究者たちは,マスの顔に,磁場にさらされると興奮する神経繊維があることを発見した。その繊維をたどっていくとマスの鼻に戻ってきた。そしてそこに,磁鉄鉱を含む神経細胞が見つかった。

聖書の校正ミス

「聖書を印刷する過程で間違いが入ることは,17世紀や18世紀においては,かなりありふれたことだった。とはいえ,それらの間違いは軽く見られたわけではない」と,バイブル・レビュー誌(英語)は述べている。例えば,“愚者聖書”として知られるようになった聖書は,チャールズ1世の治世中に出版された。印刷工がある単語をうっかり変更してしまったため,詩編 14編の最初の節は「愚なる者は心のうちに神ありといえり」となっていた。このミスで3,000ポンドの罰金が科せられた。バーカー・アンド・ルーカスという別の会社は,聖書中の一つの単語を落としたため,1631年に300ポンドの罰金を科せられた。これがもとで,その会社は廃業に追い込まれた。“姦淫聖書”と呼ばれたその聖書では,「汝姦淫するべし」となっている。似た事例としては,1716年に出版された“再び罪を犯せ聖書”がある。イエスはご自分がいやした男性に,「再び罪を犯すな」と言われたことがあるが,その箇所が「再び罪を犯せ」となっている。見過ごせないのは,1717年に出版された“ビネガー聖書”だ。ルカ 20章の見出しが「ぶどう園(Vineyard)のたとえ話」ではなく,「ビネガー(Vinegar)のたとえ話」となっている。

あなたの手と健康

「口に手を当ててくしゃみをしたり,鼻をかんだりしたなら,電話やドアの取っ手に触る前に手を洗う必要がある」と,カナダのメディカル・ポスト紙は述べている。同紙はさらに,「普通の感染症の80%は,手の接触によって直接に伝染するのであって,空気を介して広まるのではない」という,米国感染防止疫学専門家協会の言葉を引用している。トロント大学のオードリー・カリンスキー博士は,「手を頻繁に洗うこと,また10秒から15秒間,手に石けんをすり込み,指の間や爪の裏まで洗うこと」を勧めている。洗ったあとは湯で手をすすぎ,蛇口を締める際にはペーパータオルを使うようにとも勧めている。子供たちに十分の時間をかけて手を洗わせるには,どうしたらよいだろうか。石けんで手を洗う間,アルファベットを全部,声に出して言うようにさせるとよい,とカリンスキー博士は述べている。

新しい血液ウイルス

フランスの新聞「ル・モンド」によると,ヨーロッパの献血者の血液中に新しいウイルスが発見されたことに伴って,フランスの保健当局は,「科学者たちから成る観察グループ」を常設することにした。輸血伝播ウイルス(TTV)として知られているこの伝染性の媒体は,1997年に初めて日本で確認された。日本では献血者の10%が感染している。医師たちにも,このウイルスの病理学的役割はまだ正確には理解できていない。しかし,英国で行なわれた調査によると,原因不明の重い肝臓感染症を患っている患者のうち,25%がTTVを保有していることが分かった。現在のところ,このウイルスに対する標準的なスクリーニング処置はないと,ル・モンド紙は述べている。

初めて測定された“太陽地震”

スコットランドのグラスゴー大学の研究者バレンチナ・ジャルコヴァと,カリフォルニア州のスタンフォード大学の研究者アレクサンダー・カソヴィチェフは,欧州宇宙機関のソーホー宇宙船が撮った映像を分析して,初めて“太陽地震”を確認した。「その地震は,1996年7月に中くらいの大きさのフレア ― 太陽面で起きる水素とヘリウムの爆発 ― が確認された後に起きた」と,デーリー・テレグラフ紙(英語)は報じている。マグニチュード11.3のこの地震によって,高さ3㌔に及ぶ地震波が発生し,池に石を投げたときにできるような波紋が生じた。これらの波紋は太陽面に時速40万㌔に達する速さでおよそ12万㌔にわたって広がった。この“太陽地震”によって生じたエネルギーは,米国が20年間に消費するエネルギーとほぼ同量で,その規模は1906年に起きたマグニチュード8.3のサンフランシスコ地震の4万倍に相当する。

赤ちゃん ― 喜びも大きいが仕事も多い

「多くの若い夫婦は,子供を持つことによって増える仕事の荷を実際より軽く見ている。そのため,子供が生まれると,夫婦間の争いは頻繁になる」と,ドイツのナスサウイッシェ・ノイエ・プレッセ紙は述べている。オランダのフローニンゲン大学が行なった研究によれば,若い母親は多くの場合,子供の誕生によって生じた生活上の大きな変化に不満を抱いている。母親は,平均すると,子供のために週にさらに40時間ほど必要になる。そのうちの6時間は増えた掃除,洗濯,料理をするための時間で,34時間は子供と共に過ごす時間である。一方父親にとって増えた活動と言えば,子供と過ごすほんの17時間ほどの時間である。結婚生活のストレスは「だれがおむつを替えたり,夜起きて赤ちゃんにミルクを与えるかという問題よりも,むしろ家事の分担の仕方にある」と,同紙は述べている。

テレビと事故

長時間テレビを見て過ごす子供たちは,自分が見た危険な離れ業を真似する傾向がある。スペインの研究者ホセ・アンベロス・フェルナンデス博士が行なった調査によると,テレビの前で過ごす時間が長ければ長いほど,その子供が怪我をする可能性は高かった。フェルナンデスは,その理由として,テレビが現実に対するゆがんだ見方を伝えるためであると述べている。そのような影響を相殺するには親はどうすればよいだろうか。ギリシャの新聞「ト・ビマ」によれば,親は子供たちの見る番組を一緒に選び,子供たちがテレビで見たことを“厳しい批判の目”で見ることができるよう教えるべきである。そうすれば,子供たちは見たものを何でも現実だと信じてしまうことはないであろう。

子供たちとカフェイン

ニューヨーク・タイムズ紙(英語)によれば,多くの子供はコーヒーや紅茶を飲まなくても,炭酸飲料やチョコレート飲料からカフェインを摂取しており,その量はそうした飲料を断つと禁断症状が現われるほどである。ミネソタ大学医学部のゲイル・A・バーンスタイン博士が率いる精神科医のチームは,学齢期にある子供たち30人を対象に,カフェインが注意持続時間に与える影響を調査した。この調査にあたって,子供たちのカフェイン摂取量は,1日に3缶分のコーラを飲んだ場合の摂取量にまで引き上げられた。それを1週間続けたのち,子供たちはカフェインを1日断った。その日と,そのあとの1週間,子供たちの注意持続時間は著しく低下していた。「この現象を抑える最善の方法は,カフェインが多く含まれている飲み物を子供たちに飲ませないことである」と,研究者たちは述べている。

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