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目ざめよ! 2000
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驚くべきエンペラーペンギン

ペンギンの中で最も大きなエンペラーペンギン(コウテイペンギン)は,体重が40㌔もあり,立ち上がると1㍍余りの高さになります。ほかのペンギンが南極大陸の過酷で暗い冬を避けて北へ向かう時に,エンペラーペンギンは南へ,南極大陸へと向かいます。なぜでしょうか。何と,そこで繁殖するのです。

雌のエンペラーペンギンが卵を産むと,雄は氷の上からすばやく卵をすくい上げて両足の上に載せます。それから,抱卵嚢 ― 下腹のひだ状の皮膚 ― で卵を包み込みます。すると,雌はえさを取りに海へ出かけます。雄は気候の最も厳しい時期に,皮下脂肪を消費しながら65日ものあいだ卵を温めます。この利口な鳥は,風速50㍍を超えることもあるブリザードに吹きさらされながらも体温を保つために,大きな群れになって身を寄せ合い,背中を風上に向けて交代で群れの外側に立ちます。

雌が戻って来る時に絶妙のタイミングでひながかえります。それにしても,幾千幾万羽もいる姿かたちの似た雄の中から,雌はどのようにして自分の連れ合いを見つけるのでしょうか。鳴き声によってです。つがいは互いに知り合った求愛期間に歌を歌い合っていて,その時の相手の歌い方を記憶しているのです。雌たちが戻って来ると,雄も雌も心を込めて歌います。てんでんばらばらの,その騒々しい歌声を聞くと,人間なら混乱してしまうでしょうが,エンペラーペンギンたちはすぐに相手を見つけます。すっかりおなかをすかせた雄は,かえったばかりのひなを後ろ髪引かれる思いで雌に託した後,氷の上をよちよちと歩いたり腹ばいで滑ったりしながら,70㌔以上も離れた海へとえさを求めて出かけて行きます。

[31ページの図版のクレジット]

By courtesy of John R. Peiniger

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