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目ざめよ! 2002
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はち蜜 ― 甘い治療薬

医学研究者の中には,はち蜜の持つ強い殺菌力や消炎作用に胸を躍らせている人もいます。カナダのグローブ・アンド・メール紙(英語)は次のように報じています。「手の込んだ種々の抗生物質は耐抗生物質のスーパー細菌という壁に突き当たっているが,はち蜜はそうではなく,化膿した傷の場合,少なくとも数種類の細菌と戦うことができる」。

傷の治癒に効きめのあるどんな物質がはち蜜の中に含まれているのでしょうか。その答えには,花から花蜜を集める働きバチが関係しています。ミツバチのだ液にはグルコースオキシダーゼが含まれています。これは花蜜に含まれている蔗糖を分解する重要な酵素です。蔗糖が分解する際に過酸化水素という副産物ができますが,過酸化水素は昔から傷の洗浄や消毒に使われてきました。普通,傷口に過酸化水素を塗った場合,その効果は長く続きませんが,はち蜜の効果は異なります。「傷口にはち蜜を塗ると体液で幾らか薄まり,はち蜜の酸性度が低下する」と,グローブ・アンド・メール紙は述べています。この酸性度の低い環境で酵素が活動を開始します。はち蜜の中の糖は,ゆっくりと,また絶え間なく分解されます。この過程で,傷口の細菌を殺す十分な量の過酸化水素がゆっくり放出されますが,周囲の健康な組織に害はありません。

同紙によると,はち蜜には,傷の治癒に効果を上げる幾つかの特性があるようです。「はち蜜の薄い層は,湿った環境を作り出し,それが皮膚を保護し,硬いかさぶたの形成を防ぐ。はち蜜は,新しい毛細血管の成長や形成を促し,新しい皮膚を作り出す細胞の成長を誘発する」。さらに,はち蜜に含まれる抗酸化物質には,「腫れを抑え,血行をよくし,傷口が“じくじく”しないようにする」消炎作用があります。

「だが,はち蜜はだれにでもよいというわけではない」と,記事は警告しています。多い場合には5%のはち蜜に,ボツリヌス菌の胞子が混ざっていると見られています。「ヘルス・カナダのボツリヌス中毒レファレンス・サービス」や小児科学会などの機関は,1歳未満の子どもにはち蜜を与えないようにと忠告しています。「乳児の腸内には,細菌から乳児を守るミクロフローラがまだ十分に増えていない」ためです。

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