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目ざめよ! 2002
目02 9/22 10–11ページ

解決策を探る

生物兵器の開発・製造・備蓄を禁止する国際条約に,1972年以降,100以上の国々が署名してきました。この「生物・毒素兵器禁止条約」(BTWC)は,一つのタイプの兵器を全面的に禁止する条約として史上初のものです。しかし残念なことに,各国が規定に従っているかどうかの判定方法の概略が盛り込まれていませんでした。

国々が生物兵器を開発していないかどうか検証するのは困難です。平和目的の技術や知識を,そのまま生物兵器の開発に利用できるからです。バイオテクノロジーの持つこの“両用”特性のため,規定に抵触しない民間事業を装った発酵工場や研究所でひそかに兵器を開発するのは容易です。

検証の困難さを打破するため,1995年,様々な国の代表団により,拘束力のある議定書の協議が始まりました。6年以上にわたり,各国がBTWCに従っていることを確認する具体的な手段が審議されました。2001年12月7日,1972年の条約の144の当事国が出席した3週間の会議は混乱のうちに終了しました。混乱の原因は,BTWCの遵守を検証する方法についての基本提案にアメリカが賛成しなかったことです。外部の人間による軍事施設や産業施設の査察を許すと,スパイされるおそれがある,というのがアメリカの主張でした。

今後の見通し

バイオテクノロジーは,善悪両面で計り知れない可能性を秘めています。他の主要なテクノロジーの中には,金属学,爆薬,内燃機関,航空学,電子工学などの分野のように,平和目的だけでなく悪意ある目的のためにも利用されたものがあります。バイオテクノロジーもそうでしょうか。そうだ,と考える人は少なくありません。

米国の国家安全保障委員会の1999年の報告にはこうあります。「集団だけでなく個人も……強大な影響力を持つようになり,多くの者が,憂慮すべき破壊手段を思いのままに用いるだろう。……宗教的狂信,不合理に思えるカルト的信条,煮えたぎる敵意などのために,場当たり的な行動を取る下部組織や個人が大規模な事件を起こすだろう。テロリストは今や,かつて大国が独占していたテクノロジーをわがものにし,国内の人口密集地を攻撃できるのである」。

わたしたちは,明日何が起きるかは分かりません。しかし,神が人類のために何を意図しておられるかは知っています。聖書は,地上の人間が「だれにもおののかされることなく,実際に安らかに住む」時代が来る,と約束しています。(エゼキエル 34:28)この慰めとなる約束についてもっと知りたいと思われる方は,お近くのエホバの証人と連絡をお取りになるか,この雑誌の5ページにある宛先のいずれかに手紙をお寄せください。

[10ページの図版]

研究者たちは,炭疽菌の解毒方法を開発中

[クレジット]

Photo courtesy of Sandia National Laboratories

[10ページの図版]

生物兵器会議,2001年11月19日,スイス

[クレジット]

AP Photo/Donald Stampfli

[11ページの図版]

聖書は,すべての人が「安らかに住む」時代を約束している

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