ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 目02 11/8 2–4ページ
  • 「人類史上最も破壊的な流行病」

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 「人類史上最も破壊的な流行病」
  • 目ざめよ! 2002
  • 副見出し
  • 関連する記事
  • エイズに侵略されるアフリカ
  • 他の国々でもエイズが猛威を振るう
  • エイズの征圧 ― 一刻も早く!
    目ざめよ! 2004
  • 衝撃のエイズ統計
    目ざめよ! 2001
  • アフリカにまん延するエイズ
    目ざめよ! 2002
  • エイズ保有者 ― どれほど多くの人が死ぬか
    目ざめよ! 1988
もっと見る
目ざめよ! 2002
目02 11/8 2–4ページ

「人類史上最も破壊的な流行病」

南アフリカの「目ざめよ!」執筆員

「エイズの大流行は地球上のいかなる戦争よりも破壊的である」。―米国務長官,コリン・パウエル。

エイズ(後天性免疫不全症候群)が初めて公式に報告されたのは1981年6月のことでした。「我々,エイズ発見当時の関係者は,この感染症がこれほど大規模に広がるとは想像すらできなかった」と,国連合同エイズ計画(UNAIDS)の事務局長ピーター・ピオットは述べています。20年間でエイズは史上最大の流行病になりましたが,今後も広がってゆく見通しです。

推定3,600万人以上がHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染しており,それ以外の2,200万人がエイズのために亡くなりました。a 2000年にはエイズによる死亡者数が全世界で300万人に上り,流行し始めて以来の最高の年間総数を記録しました。豊かな国々を中心に抗レトロウイルス薬による治療が行なわれたにもかかわらず,そうなのです。

エイズに侵略されるアフリカ

サハラ以南のアフリカは推定2,530万人の感染者を抱えており,大流行の中心地となっています。西暦2000年に,この地域だけでも240万人がエイズで亡くなりました。それは全世界の合計の80%に当たります。エイズは,この地域における最大の死因なのです。b

南アフリカは感染者数が世界で最も多く,470万人と推定されています。そして,HIV陽性の子どもが毎月5,000人生まれています。元南アフリカ大統領ネルソン・マンデラは,2000年7月にダーバンで開かれた第13回国際エイズ会議で講演し,こう述べました。「南アフリカ国内で若者の二人に一人,つまり半数がエイズで死ぬことになると知って,私たちはがく然としました。何とも恐ろしいことに,統計に示されるこうした感染症すべて,およびそれに伴う人々の苦しみ……は防げたはずであり,今でも防げるはずなのです」。

他の国々でもエイズが猛威を振るう

感染者の割合は,東ヨーロッパ,アジア,カリブ海諸国でも急上昇しています。1999年末に東ヨーロッパにおける感染者数は42万人でした。2000年末に,その数は控えめに見積もっても70万人に増加していました。

アメリカの六つの大都市で行なわれた調査によれば,若い男性同性愛者のHIV感染率は12.3%でした。さらに,HIV陽性者のうち自分が感染していることを知っていたのは29%に過ぎませんでした。調査を主導した疫病学者はこう述べています。「HIV陽性者のほとんどが感染の事実を知らないという結果には全く憮然とさせられる。新たな感染者がそれとは知らずにウイルスを伝染させている,ということなのだ」。

2001年5月にスイスで開かれたエイズ専門家の集まりにおいて,この病気は「人類史上最も破壊的な流行病」であると断言されました。すでに述べたように,エイズはサハラ以南のアフリカで特に猛威を振るっています。続く記事ではその理由を取り上げます。

[脚注]

a UNAIDS公表の推定値による。

b 「目ざめよ!」誌,2001年2月22日号,14,15ページをご覧ください。

[3ページの拡大文]

「何とも恐ろしいことに……感染症すべて,および……人々の苦しみ……は防げたはずであり,今でも防げるはずなのです」。―ネルソン・マンデラ

[2,3ページの図版]

HIV感染者の多くは,感染の事実を知らない

[3ページの図版のクレジット]

UN/DPI Photo 198594C/Greg Kinch

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする