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目ざめよ! 2003
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軍隊の行進!

「わたしたちはベリーズのある村に住んでいます。この村は開発の途上にあり,周りには樹木が生い茂っています。ある朝9時ごろ,我が家に軍隊が侵入してきました。獲物を探すアリたちが,ドアの下から,あらゆるすき間からなだれ込んできたのです。わたしたちにできることと言えば,家を一,二時間空けることぐらいでした。その間,アリたちは我が家を占領しました。でもわたしたちが戻ってみると,家の中のいろんな虫が一掃されていました」。

ベリーズなど熱帯の国に住む人の多くにとって,これは珍しい出来事ではありません。全く歓迎されない出来事でもありません。というのは,ゴキブリその他の害虫や,有害な小動物を家から駆除する一つの手段となっているからです。それに,あとが散らかることもありません。

興味深いことに,これらのアリは軍隊アリと呼ばれています。生活習慣や行動が軍隊に似ているからです。a 放浪の生活を送り,幾十万ものメンバーからなるこの軍隊は,巣を作るのではなく,野営を張ります。野営は,無数のアリが互いに脚を絡ませることによって作られ,女王アリとその子どもたちを囲む,生きたカーテンのようになっています。この野営地から,襲撃隊が長い縦列を作って出撃し,餌となる昆虫やトカゲなどの小動物を探します。襲撃隊の隊長たちは,獲物を捕らえるために,まるで側面攻撃のようなことも行ないます。それはこんな時に生じます。獲物のにおいが途切れると,先頭の集団は躊躇して,行進を中断します。しかし後続のアリたちはそんなことにお構いなく前進するので,勢い余って前線からあふれ出します。その結果,幾つかの箇所で行進が続き,側面攻撃のように見えるのです。

軍隊アリは36日の周期で活動し,16日ほど行進を行なうと,続く20日は1か所にとどまります。この間,女王アリは卵を産みます。その後,軍隊アリのコロニーは飢えを覚えて再び行進を始めます。幅10㍍にもなるこの行軍の進路の周りには,必死で逃げようとするクモやサソリ,甲虫,カエル,トカゲなどがいて,それら逃げまどう獲物をねらって鳥たちも集まってきます。ただし,軍隊アリには手を出さないようです。

アリは,聖書の箴言 30章24,25節で「本能的に賢い」と描写されており,創造の驚異の一つです。

[脚注]

a この記事では,中南米のグンタイアリ属が取り上げられています。

[31ページの図版]

軍隊アリ

[クレジット]

© Frederick D. Atwood

[31ページの図版]

互いに脚を絡ませて橋を作っている

[クレジット]

© Tim Brown/www.infiniteworld.org

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