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目ざめよ! 2003
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世界一大きな種

その昔,異様に大きな種がモルディブやインドネシアの島々に打ち上げられ,人々の想像力をかき立てました。それがどこから来たかについて,いろいろなことが噂されました。海底の木になっていたという説があり,それにちなんでココ・ド・メールつまり海のココナツと命名されました。アダムがエデンの園で食べた,禁じられた木の実であるという説さえありましたが,18世紀半ばになって本当の事情が明らかになりました。この謎の種は,インド洋に浮かぶ小さなセーシェル諸島だけに生育するヤシの木の種だったのです。

ココ・ド・メール(オオミヤシ)の最大の分布地は,プラスラン島のバレドメです。このヤシは高さが30㍍にも達することがあり,樹齢は何百年にも及ぶとされています。オオミヤシの興味深い特徴の一つは,雌雄異株です。つまり雄株と雌株があるのです。雌株が実をつけるには,雄株の花粉が雌株に付くことが必要です。ですから,このヤシが野生で生き残るには,雄雌両方の成熟した木がなければなりません。

オオミヤシの雌株がつける果実は,とてもユニークです。樹上の果実は,緑色をした巨大なハート形の物体に見えます。しかし実の内部には重さ20㌔にも達する大きな種があり,丸い形の二つの突出部からできています。複数の種が入った果実もあり,オオミヤシが世界最大の種を持つ植物としてギネスブックに載っているのもうなずけます。

巨石のようなこの果実の房を見上げると,創造の驚異に畏敬の念を覚えます。同時にその人は,かなり危険な状況に身を置くことにもなります。一房の重さが180㌔にもなることがあるからです。ところが不思議なことに,落ちてきた実でけがをしたという話は全く聞きません。とはいえ,ひどい嵐の日にバレドメを訪れるのはやめたほうがよいでしょう。この珍しい実を観賞するには,穏やかな天気の日が一番です。

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