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目ざめよ! 2004
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命を支える糖類

砂糖 ― あなたも,ケーキやコーヒーなどを甘くするのに使っておられるでしょう。では,糖類が生物学に革命を,それもDNAの発見による革命に匹敵するほどの革命を引き起こすかもしれない,ということをご存じでしたか。

ニュー・サイエンティスト誌(英語)によれば,現代の科学者は,細胞がブドウ糖などの単糖類をどのように用いて,「大きさと複雑さにおいてDNAやタンパク質に匹敵する」巨大分子を作るのかを研究してきました。「糖類は,病原体を認識することから,血液の凝固や,精子が卵子に侵入できるようにすることに至るまで,生物学のほとんどすべての面に関係している」と,同誌は述べています。その一方で,筋ジストロフィーや関節リウマチなど,ますます多くの病気に糖合成の欠陥がかかわっていると考えられるようになっています。「生物学者はこれらの糖類について理解し始めたばかりであり,理解が増すにしたがって,生命の営みに関する長年の考えを見直すべきことに気づきつつある」と,同誌は伝えています。

科学者は,一つの細胞あるいは生命体が作る一そろいの糖類全体を指す言葉として,「グライコーム」という語を考案しました。「ゲノム」という語が一式の遺伝子全体を意味するのと同じです。とはいえ,一つの細胞のグライコームは,「ゲノムの何千倍も複雑だろう」と,米国サンディエゴにあるカリフォルニア大学の糖鎖生物学研究訓練センター所長アジード・バルキは述べています。グライコームはなぜそれほど複雑なのでしょうか。

細胞内で,単糖類は結合して多糖類になります。次いで,それらが集まって巨大分子となります。そのような分子には,比較的単純な糖類の結合したものが200個以上も含まれていることがあります。これらの糖類は立体的に組み合わされています。これは糖が機能するために肝心な点であり,このように組み合わされるゆえに,「わずか6個から成る糖が何と120億通りもの異なった形を取り得る」と,ニュー・サイエンティスト誌は伝えています。

糖鎖生物学と呼ばれるこの新分野の研究者たちが直面する大変な難題に関し,バルキは次のように述べています。「我々は,北米大陸を発見したばかりの時のような状態にある。これから偵察隊を派遣して,この大陸の広さを突き止めなければならない」。

このように,生きた細胞の複雑な仕組みは最高度の英知を反映しています。この点を考えるとき,多くの人は畏敬の念を抱きます。あなたはいかがですか。―啓示 4:11。

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