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目ざめよ! 2004
目04 5/8 5–6ページ

どのように標的にされるか

モニカは,学校を卒業し,法律関係の事務訓練生として働き始めました。社会人として良いスタートを切りたいと考えていました。

30代半ばのホルストは医師で,結婚して子どもがいました。通常なら,世間から認められ,高収入を得るものとみなされていました。

モニカもホルストも嫌がらせを受けるようになりました。

モニカとホルストの例は有用な教訓を与えています。モビング(職場での集団いじめ)の被害者に,必ずしもそれらしき特徴が見当たらないことです。実際,職種に関係なく,だれもが嫌がらせの標的になる可能性があります。では,どのように自分を守ることができるでしょうか。一つの方法は,付き合いにくい同僚がいるとしても,職場で平和にやっていく術を身に着けることです。

仕事場でうまくやってゆく

多くの場合,仕事をしてゆくには,チームに溶け込むことや,チームが一つになってうまく機能するように協力し合うことが求められます。職場の仲間同士が良い関係にあれば,仕事ははかどります。そうでなければ仕事は滞り,嫌がらせの発生率が高くなります。

チームワークを乱すどんな要因があるでしょうか。一つは,人事の異動が頻繁に行なわれる場合です。そうした状況では,人の絆が生まれにくくなります。また,新たに加わった仕事仲間は物事のやり方に慣れておらず,全体の作業を遅らせてしまいます。仕事の負荷が大きくなると,チームは絶えずストレスを感じるでしょう。

加えて,チームが明確な目標を持っていないなら,一体感はほとんど生まれません。例えば上司がしっかりしない人で,リーダーシップを発揮するよりも,自分の立場を守ることのほうに時間を費やしている場合,そうなりがちです。部下同士を競わせて自分の優位を保とうとさえするかもしれません。さらに悪いことに,チーム内の分担が非常にあいまいで,一部の人が自分の責任の範囲を理解していない場合もあります。例えば,二人の作業者がどちらも,自分が伝票にサインをする責任者だと考えているなら,衝突が生じかねません。

上のような状況では,コミュニケーションもままならず,悪感情がそのまま残りがちです。ひがみやそねみが職場の雰囲気を損ない,上司に取り入ろうとして仲間同士が競い合います。ささいな誤解が侮辱的な言動と取られ,ちょっとしたことが大問題とみなされます。こうして,嫌がらせの生じる下地ができ上がります。

“いけにえ”を選ぶ

時たつうちに,だれか一人が“いけにえ”になります。どんな人がそうなりやすいのでしょうか。おそらく,他と違っている人でしょう。女性の多い職場にいる男性や,男社会で働く女性がそうなることもあります。自信家は強引な人とみなされ,態度のよそよそしい人はずる賢いと思われるかもしれません。また,人より仕事ができる,あるいは若いとか年が上という理由でやり玉に挙げられることもあります。

同僚たちは,“いけにえ”になるのがどんな人物であろうと,「その被害者に平然と意地悪をし,個人的なストレスを発散させる」と,ドイツの医学誌「mta」は述べています。被害者が状況を変えようとしても成果はほとんどなく,かえって事態が悪くなることさえあります。脅迫が頻繁かつ組織だったものになるにしたがって,“いけにえ”にされた被害者はさらに孤立してゆきます。ここまで来ると,事態に一人で対処するのは不可能でしょう。

もちろん,職場には,いびりの生まれやすい環境が常に存在してきました。とはいえ,仕事の同僚相互の間に協力の精神が見られた時代を記憶している人も多いことでしょう。組織的な嫌がらせにまでなることはほとんどありませんでした。しかし,時代の経過と共に,ある医師が述べるとおり,「全般に連帯意識が失われ,恥を恥とも思わぬ態度が広がっている」のが現状です。今や人々は,職場で公然とやり合うことにほとんど良心のとがめを感じなくなっています。

ですから,職に就いている人は皆,次の問いの答えにきっと関心があるでしょう。嫌がらせを防ぐことは可能でしょうか。どうすれば職場で平和を求めてゆくことができますか。

[6ページの図版]

嫌がらせの目的は,標的とする人をのけ者にすること

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