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目ざめよ! 2005
目05 5/8 19ページ

丸い塩

ザンビアの「目ざめよ!」執筆員

塩というと,どんな種類のものを思い浮かべますか。食塩,海塩,岩塩などかもしれません。では,チブワの塩については聞いたことがおありでしょうか。ザンビアの北部州,ムピカ地方で作られる塩です。面白いことに,この塩は草から採れるのです!

チブワ湿地の近くに住む村人たちは,ルウィティキラ川のほとりに生える丈の高い草から独特の方法で塩を抽出します。草の刈り取りは,雨期の到来前の8月から10月まで行ないます。雨季に入ると草から塩が得られなくなるからです。

草を切って乾燥させた後,有機物を取り除くためにそれを燃やします。この時,塩は燃えずに灰の中に残ります。灰をひょうたんなどの容器に入れ,上から水をゆっくり注ぐと,塩分の溶け込んだ水がひょうたんの底の小さな穴から出て来ます。この塩水を集めて次の段階に進みます。蒸発濃縮です。

火で加熱して水分を蒸発させ濃縮しますが,この過程は6時間ほどかかることもあります。そうするに当たってまず,塩水を丸い土器に入れ,直火で煮詰めます。水分がどんどん蒸発するので塩水を足してゆきます。やがて,どろどろした濃い塩水が土器いっぱいになります。その土器は鋳型のような働きもします。それを火から下ろして割ると,丸い塩が残るのです。

村人たちは代々,チブワの塩を作ってきました。だれがその製法を編み出したのかは分かりません。とはいえ,現代の製塩法と基本的に変わらない技術が,外の世界から隔絶された,ザンビアのこの片田舎でも見られたのは意外な発見でした。

[19ページの図版]

ひょうたんから出る塩水

[19ページの図版]

でき上がった塩

[19ページの図版]

丸い土器

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