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目ざめよ! 2011
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だれかが設計?

海中生物の接着剤

● 骨折の治療ではピンやプレートやねじが用いられますが,それらの器具は小さな骨片をつなぎ合わせるには無理があります。少し前まで研究者たちは,人間の体内の湿った環境の中でも固まる接着剤をどうすれば開発できるか,頭を抱えていました。そんな中,サンドキャッスル・ワームと呼ばれる海中生物に着目することが解決の糸口となりました。

考えてみてください: サンドキャッスル・ワームは砂や貝のかけらで海中に筒状の巣を作ります。この生き物は,胸部の腺から分泌する接着成分を用いて,粒やかけらをつなぎ合わせてゆきます。この接着成分は,現在使用されている人工の接着剤よりも優れています。特異な組み合わせのタンパク質が分泌され,それらは混ざると水中で接着効果を発揮し,すぐに固まります。そのようなわけで,サンドキャッスル・ワームは腕利きのれんが職人とも呼ばれています。米国ユタ大学のラッセル・スチュワートは,この小さな海中生物は「接着に関連した複雑な問題」を解決している,と言います。

研究者たちはサンドキャッスル・ワームの接着剤をまねて,それよりも強度の大きなものを人工的に作りました。とはいえ,最終的に医療で用いるためには,生物分解が可能で,骨折部位が治癒するとともに分解してなくなる接着剤が必要です。人体に使用できるこうした接着剤が開発されるなら,医療上の飛躍的な前進となることでしょう。

どう思われますか: サンドキャッスル・ワームの特異な接着剤は偶然の産物でしょうか。それとも,だれかが設計したのでしょうか。

[26ページの図版]

研究者たちは金属片を用いずに骨折の治療を行なうことを目指している

[26ページの図版のクレジット]

Sandcastle worm: © Peter J. Bryant, University of California, Irvine

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