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目ざめよ! 2016
目16 No. 6 4–6ページ

特集記事 | 病気 リスクを減らすには

病気から身を守る

多くの古代都市は,巨大な城壁に守られていました。城壁のほんの一部でも破られると,都市全体が危険にさらされました。体も,城壁に守られた都市に似ています。どれほどしっかり防御するかは,あなたの健康に大きく影響します。では,病気をもたらす可能性のある5つの要素と,最善と思える防御法について考えてみましょう。

女性が娘と市場を歩いている

1 水

危険: 有害生物は,汚染された水を通して人体に直接“進軍して”きます。

対策: 最善の防御は,家で使用する水を汚染から守ることです。それが汚染されている場合,あるいはその恐れがある場合は,自分たちで安全な水にするための処理を施すことができます。a 飲料水は密閉容器に保存し,清潔なひしゃくや給水栓を使って衛生的に取り出すようにします。清潔な水の中に手を入れてはなりません。可能であれば,排せつ物を正しく処理することで地元の水源を汚染しないようにしている地域に住むようにしましょう。

2 食品

危険: 有害生物は,食品の表面や内部にもいます。

対策: 新鮮で栄養たっぷりに見えても,汚染されている食品があります。ですから,どんな果物や野菜も十分に水洗いすることを習慣にしましょう。調理や盛りつけの際は,調理器具,キッチン表面,手などが清潔であることを確かめます。食品によっては,危険な病原体を殺すために特定の温度で調理しなければならないものもあります。変色しているもの,変なにおいや味がするものには注意してください。それは微生物の大群があなたを待ち構えているしるしかもしれません。使わない分はできるだけ早く冷蔵庫に入れます。病気の時は,ほかの人の食事を作るのはやめましょう。b

3 虫

危険: 虫の中には,体内に有害な微生物を宿していて,それを人にうつすものがあります。

対策: 病気を媒介する虫との接触を避けましょう。そうした虫が活動する時間帯には屋内にいるようにしたり,長袖の服や長ズボンなどを着用して体を露出しないようにしたりするのです。寝る時は蚊帳や虫よけなどを使います。水たまりのできそうな容器などはボウフラがわくので,処分します。c

4 動物

危険: 動物の体内では何ら害を及ぼさない細菌でも,人間の健康を脅かす場合があります。ペットなどの動物にかまれたり引っかかれたりすると,あるいはその糞に触れたりすると,危険です。

対策: 飼っている動物を家の中に入れないようにして,動物との接触を最小限にしている人もいます。家畜を触った後は手を洗います。野生動物との接触は一切避けます。かまれたり引っかかれたりした場合は,傷口を水でよく洗い,医師に診てもらいましょう。d

5 人間

危険: ある種の病原菌は,せきやくしゃみによる飛沫感染で人の体内に侵入します。ハグや握手といった皮膚接触を通して広がることもあります。他の人の触ったドアノブ,手すり,電話機,リモコン,コンピューターのタッチスクリーンやキーボードには,微生物が潜んでいるかもしれません。

対策: カミソリ,歯ブラシ,タオルなどを共用しないようにしましょう。血液や血液由来の製品を含め,動物や他の人の体液には触れないようにします。十分かつ頻繁に手を洗うことの価値を過小評価してはなりません。それは,感染を阻止するうえで最も有効な方法かもしれません。

病気の時には,できるだけ出歩かないようにしましょう。米国疾病対策予防センターは,せきやくしゃみをする時は,手ではなくティッシュペーパーか袖で口を覆うよう勧めています。

昔の格言はこう述べています。「災いを見て身を隠す者は明敏である」。(箴言 22:3)この言葉は,危険の潜む病気に悩まされる今日の世界にあって,まさに至言です。ですから,地元の保健当局から情報を得ると共に,衛生的な習慣を身に着けて,危険から身を隠してください。ガードを固め,病気のリスクを減らしましょう。

a 世界保健機関は,家庭の水質を改善する方法として,塩素処理,日光消毒,ろ過,煮沸などを推奨しています。

b 食品の安全性について詳しくは,「目ざめよ!」2012年6月号3-9ページをご覧ください。

c マラリア対策については,「目ざめよ!」2015年7月号14-15ページをご覧ください。

d 有毒生物により傷を負った場合は,通常,緊急に治療を受ける必要があります。

病気が大流行した時

女性が手を洗っている

2014年,エボラウイルスが西アフリカ一帯に急速にまん延し,世界中で大きく報道されました。現地にあるエホバの証人の幾つかの事務所は,インフォメーション・キャンペーンに着手し,地域社会の多くの人の感染リスクを減らすのに役立ってきました。エホバの証人の代表者たちが,事態にどう対処したかを説明します。

  • 説明会

    目の前にある危険を理解するよう,どのように人々を助けたのですか。

    人々の不安や動揺を取り除くために,一般の人にも公開されている場所で特別な説明会を行ないました。ウイルスがどのように広がるかを説明し,危険な習慣に警戒を促したのです。

  • 手洗い

    エホバの証人はどんな実際的な対策を取りましたか。

    赤外線放射温度計を使って,崇拝の場所での集会に到着した人々の体温をチェックしました。だれもが,握手やハグなどの不必要な身体的接触を注意深く避け,1日を通して頻繁に手を洗いました。要所要所に手を洗う場所を設け,漂白剤や消毒液を設置しました。

  • 家の電話

    通常の集会や聖書教育活動は,どのようにして続けることができたのですか。

    一部の地域は政府により隔離地区とされたので,しばらくの間,公の集会を開くことができませんでした。そこで,各家族は自宅で崇拝のための集まりを行ないました。他の人との身体的接触を最小限にするために,電話で聖書研究を司会した人たちもいます。

  • カレンダー

    症状の現われた人が出た場合はどうしましたか。

    関係当局に連絡しました。だれであれ,エボラ患者と接触した人,患者の葬儀に出席した人,症状が現われた人は,一般にエボラウイルスの最長潜伏期間とされている21日間,他の人に会わないようにしました。

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