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神権宣教学校の教育から益を得る
校 9ページ–12ページ 3節

神の言葉を喜びとする

『エホバの律法を喜びとする』人は幸いです。そのような人は,神の言葉を「昼も夜も小声で」読みます。(詩 1:1,2)あなたもその喜びを味わっていますか。どうすれば,神の言葉のもたらす喜びを増し加えることができるでしょうか。

エホバが話されるとき耳を傾ける

単に文字を追うだけであってはなりません。読みながらその場面を思い浮かべてください。だれかの言葉が引用されているところでは,その声を想像しましょう。聖書巻頭の数章を読むときには,地球を人間に適した所とするために行なう事柄について,エホバご自身が段階的に啓示してゆかれる,その声を聞くのです。最初の人間を存在させるべき時が来たことを,優れた働き手であるみ子に告げるエホバの声に耳を傾けるのです。また,アダムとエバが反逆し,神が二人に裁きを言い渡し,次いで楽園<パラダイス>から追放する場面をも想像してみます。(創世記 1-3章)天からの声がイエス・キリストを,神の子,神の愛する者,人類のために命をなげうつよう神から遣わされた者として明らかにするのを読むときには,畏敬の念を感じてください。(マタ 3:16,17)エホバが「見よ! わたしはすべてのものを新しくする」と宣言されるのを聞いた時の使徒ヨハネの反応を想像してみてください。(啓 21:5)まさに,そのようにして神の言葉を読むことは,喜ばしい経験となるのです。

霊感による記録を読み続けてください。そうすれば,エホバを,畏敬の念を抱かせる,威光ある人格的存在として知ることができるようになります。あなたはこの方に強く引かれることでしょう。その方はわたしたちを愛し,憐れみ深く扱い,ご意志を行なおうとわたしたちが謙遜に努力を続ければ助けてくださり,行なうすべてのことにおいて成功する方法を示してくださるのです。―ヨシュ 1:8。詩 8:1。イザ 41:10。

聖書を読む時間を増やせば,それに応じて自分に対する神のご意志が分かるようになり,満足感も大きくなります。しかし,喜びはそれだけではありません。読んだ事柄から問題に賢く対処するのに必要な助けが得られると,次のように語った詩編作者と同じ気持ちになるでしょう。「あなたの諭しはくすしいものです。それゆえに,わたしの魂はそれを守り行ないました」。(詩 119:129)あなたも,自分の考えや欲求を敬虔なものに形作るための聖書の原則が識別できると,非常にうれしくなることでしょう。―イザ 55:8,9。

聖書には,わたしたちを有害なことから守り,正しい道を示す道徳上の指針が収められています。聖書を読むと,エホバが父親であることを感じます。エホバは,わたしたちが不完全な肉の欲望に屈したらどんな問題が生じるかをよくご存じなのです。神の高い道徳規準を侮れば必ず悲痛な結果が生じますが,それがわたしたちに臨むことを神は願っておられません。わたしたちのことを気遣い,わたしたちが最善の生き方をするよう望んでおられます。み言葉を読むことは,エホバを自分の神とし,天の父とすることがどれほど大きな祝福であるかを,一層深く認識する助けになります。

聖書を毎日読む

詩編作者は,神の言葉を毎日読む人について,「彼の行なうことはすべて成功する」と述べました。(詩 1:3)そうです,わたしたちは不完全であっても,またサタンの邪悪な事物の体制で生活していても,悪魔がわたしたちを貪り食おうと躍起になっていても,神の言葉に収められている事柄を定期的に読んで当てはめるなら,エホバとの関係にかかわるすべてのことを成功させることができるのです。

この古い体制からの圧力を受けているわたしたちは,日ごとにわずかずつでも,創造者のお考えを吸収する貴重な時間を持てば,力を得ることができます。信仰のゆえに投獄された人たちの場合,手に入る聖句といえば新聞記事に引用されていた断片的なものだけということもありました。それを切り抜き,記憶し,黙想しました。エホバはその努力を祝福されました。神の言葉の知識を取り入れるために,置かれた状況下でできる限りのことをしたからです。(マタ 5:3)とはいえ,わたしたちのほとんどは,はるかに多くの自由を与えられています。一日に一度,一つの聖句をざっと読むだけで何かの奇跡的な効果が生じる,と結論すべきではありません。自分の物事の優先順位を調整して,聖書の一部を毎日読み,それについて考え,生活の中で活用することによって祝福を受けるのです。

現実には,考え抜いた計画であっても乱される場合があります。そのときには,本当に重要な事柄を優先させます。たとえば,わたしたちは一日でも二日でも水を飲まずに過ごそうなどとは思いません。ですから,日常生活で何が生じるにせよ,真理の水を飲んで自分を元気づける時間を取るべきです。―使徒 17:11。

神の言葉のすべてを読む

あなたは自分個人で聖書全巻を読んだことがありますか。ある人は,「創世記」から「啓示」まで読み通すことを考えただけで圧倒されました。そのため,聖書全巻を読みたいという願いのもとに,まずクリスチャン・ギリシャ語聖書から読み始めた人も少なくありません。なぜでしょうか。聖書のそれらの書のほうが,キリストの足跡にそって歩もうとする自分にどのように当てはまるかを理解しやすいからでしょう。あるいは,クリスチャン・ギリシャ語聖書なら,聖書の4分の1余りを占めるにすぎず,読むのがそれほど大変ではないように思えたからかもしれません。いずれにしても,それら27の書を読み終えると,こんどはヘブライ語聖書の39の書に注意を向け,それを読んで楽しむようになりました。そして,ヘブライ語聖書を読み終えるころには,定期的な聖書通読の型ができていたため,続けてクリスチャン・ギリシャ語聖書の二度目の通読を行ない,決してやめませんでした。同じようにあなたの場合も,神の言葉を毎日読むことが生涯にわたる習慣となりますように。

あなたのご家族や会衆の中に,読むことのできない方がおられますか。その方に,聖書を定期的に読んであげることを申し出てはどうでしょうか。あなたも益を得ますし,その人も,聞いたことを黙想して生活に当てはめるとき益を受けるでしょう。―啓 1:3。

やがてあなたは,自分の聖書通読に関連して特別な課題に取り組みたいと思うようになるかもしれません。そうした課題を通して,聖書の様々な部分がどう関係しているかを一層深く認識できるでしょう。欄外参照付きの聖書を使うことができれば,参照聖句をたどって,歴史の詳細な点や並行記述を見つけられるかもしれません。それらは,詩編の様々な詩や,イエス・キリストの使徒たちによる手紙が書かれた事情を知る助けになるでしょう。「聖書に対する洞察」は,聖書の中で言及されている人々,場所,特質などに関する参考情報を豊富に提供しています。種々の図表は,聖書預言の成就に注意を引き,どの王とどの預言者が同じ時代の人であったかを示しています。また,聖書中の様々な出来事について,そのおおよその年代を掲げています。

学んだ事柄について黙想すれば,神の民の間で,ある状況がなぜ生じたのかを理解できます。また,エホバがご自分の民をなぜそのように扱われたのかも明らかになります。そして,エホバが統治者や民や個々の人の行ないをどう評価しておられるかが分かります。こうして,神の考え方をより深く洞察できるようになるのです。

聖書の歴史は,出来事の起きた地域を思い浮かべると一層興味深いものになります。聖書の土地に関する種々の地図は,地形や,場所の位置関係を明らかにしてくれます。たとえば,イスラエル人は紅海のどの辺りを横断したのでしょうか。約束の地はどれほどの広さだったのでしょうか。イエスは地上での宣教奉仕を行なった際,どれほどの範囲を歩かれたのでしょうか。使徒パウロは宣教旅行でどんな光景を目にしたでしょうか。地図や地理的な説明を参照すれば,細かな点が分かって,読むことが本当に楽しくなります。聖書の土地に関する地図はどこに載せられているでしょうか。「新世界訳聖書」に幾つか掲載されています。「洞察」の本には70ほどの地図が収められており,第1巻の巻末には地図索引もあります。他の地図を見つけたい場合には,「ものみの塔出版物索引」を使ってください。もしそれらの資料が入手できないのであれば,「ものみの塔」誌に載せられた地図を聖書通読の助けとしてください。

ヘブライ語聖書の中で,ダビデ王は,エホバをほめたたえ,「あなたのお考えは……何と貴いのでしょう。神よ,その全体はいかばかりでしょう」と述べました。(詩 139:17)クリスチャン・ギリシャ語聖書の中で使徒パウロもエホバを賛美しました。エホバは「キリストの顔により,神の栄光ある知識をもって明るくするため,わたしたちの心を照らしてくださった」からです。(コリ二 4:6)ダビデとパウロは何世紀も隔たった時代に生きていましたが,二人とも神の言葉を喜びとしました。あなたも,時間を取って,エホバがご自分の霊感によるみ言葉の中で伝えておられる事柄すべてを読むなら,同じように喜びを味わうことができます。

毎日の聖書通読を習慣づける

神権宣教学校で施される教育の大きな部分は,聖書通読のプログラムを中心にしています。是非その通読を行なうようにしてください。

毎週,聖書のわずかな部分が,個人的な通読の範囲として,また学校で取り上げる部分として予定されています。これに従ってゆけば,やがては聖書全巻を読み通すことになります。

毎日の聖書通読を生活の一部とするために,決まった時間 ― たとえば,朝の早い時間,昼のひととき,夕食の時,あるいは床に就く前の時間 ― を取り分けましょう。たまたま時間が取れた日に少しばかり読むというのでは,定期性は身につきません。

一家の頭であるなら,家族の成員が良い日課を持つよう助けることにより,個人的な関心を示してください。幾らかの聖書通読を家族みんなで行なえば,各自が毎日聖書を読んでゆく励みになるでしょう。

聖書を毎日読むには自己鍛錬が求められます。人は,そうしたいという願いを生まれつき持っているわけではありません。神の言葉を「慕う気持ちを培(う)」必要があります。(ペテ一 2:2)その習慣をつけると,霊的食欲が増します。そうなれば,もっと知りたいという意欲がわいて,エホバが差し伸べてくださった霊的な富に対する理解と認識を深めるために,聖書の通読や研究の特別な課題にも取り組めるでしょう。

聖書を読むときには,読んだ事柄の意味をよく考える時間を取りましょう。これはエホバについて何を教えているか,自分の生活にどのように有益な影響を与えるか,他の人を助けるためにどのように用いることができるか,と熟考するのです。

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