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  • なぜ聖書の規準に従うべきなのだろう
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若い人が尋ねる質問 ― 実際に役立つ答え,第2巻
質2 34章 282–288ページ

34章

なぜ聖書の規準に従うべきなのだろう

あなたは学校の食堂で二人の女の子と昼食を取っています。すると,最近転校して来た男の子が食堂に入って来ます。

一人の子がこう切り出します。「ねえ,ブレットはあなたのことが好きなのよ。あなたをじっと見ているでしょ。何だかくぎづけって感じ」。

もう一人の子があなたの方に身を乗り出し,「それに,付き合っている子はいないんだって」とささやきます。

わざわざ言われなくても知っています。ついこの間,ブレットから自宅のパーティーに誘われたのです。もちろん断わりましたが,行っていたらどうなっただろうとひそかに考えていました。

すると突然,最初の子がこう言います。

「残念! わたしには彼氏がいるんだ。そうでなかったら今すぐブレットと付き合うんだけどなあ」。

そして,けげんそうにあなたを見ます。ああ来るな,とあなたは思います。

「ねえ,どうして男の子と付き合わないの?」

恐れていた質問です。内心では,だれかと付き合いたいのです。でも,デートは結婚する用意ができるまで待つのが最善だと言われてきました。デートができないのは……

「宗教のせいなんでしょ?」と二番目の子。

『何で分かるの?』とあなたは思います。

その子があざけるようにこう言います。「いつも聖書,聖書,聖書だよね。たまには少しぐらい楽しいことができないの?」

聖書の規準に従おうとして,ばかにされたことがありますか。もしあるなら,何かを得損なっているのではないかと感じたかもしれません。デボラという少女も,そのように感じました。「聖書の規準は厳しすぎると思いました。学校の友達の気ままな生き方をうらやましく感じました」と語っています。

現実を認識する

経験は最良の教師とよく言われますが,それはいつでも真実であるとは限りません。実際,詩編作者アサフのように,他の人の過ちから学ぶことは賢いだけでなく,聖書に調和したことでもあります。アサフは一時期,神の規準は厳しすぎると考えました。しかし,神の道を捨てた人たちの歩みを調べることによって,現実を認識しました。アサフはのちほど,その人たちが「滑りやすい地」にいると結論しました。―詩編 73:18。

こうしたことを念頭に置いて,若い人たちが語った以下の言葉に注目してください。一時期,聖書の規準を捨てて,性の不道徳に陥った人たちの言葉です。

● どんなことが考えや行動に影響を与えましたか。

デボラ: 「学校では,みんな付き合っている子がいて,楽しそうでした。友達と一緒にいて,みんながキスしたり抱き合ったりしているのを目にすると,うらやましさや寂しさを感じました。わたしは好きな男の子のことをよく何時間も考えていました。そのため,その子と一緒にいたいという気持ちが強まりました」。

マイク: 「性を美化するものを読んだり見たりしていました。友達と性について話すうちに好奇心が高まりました。そして,ある女の子と二人きりでいた時に,体に触れ合ったりしてもセックスまでは行かずにすむ,いつだってやめられると思ったのです」。

アンドリュー: 「僕はインターネットでいつもポルノを見ていました。お酒をたくさん飲むようになり,聖書の道徳規準に全く敬意を持たない若者たちとよくパーティーへ行きました」。

トレーシー: 「結婚していないのにセックスをするのはいけない,と頭では分かっていましたが,それを憎んでいませんでした。結婚する前に性関係を持つつもりはありませんでした。でも,感情が理性を圧倒してしまったんです。しばらく良心が麻痺してしまい,罪の意識を少しも感じませんでした」。

● そうした生き方をして幸福になりましたか。

デボラ: 「最初は,自由になった,やっと友達に溶け込めると感じ,うれしかったのですが,そうした気持ちは長く続きませんでした。自分は純真さを失い,汚れていて,つまらない人間だと思うようになりました。純潔を守らなかったことを本当に後悔しています」。

アンドリュー: 「間違った欲望に容易に屈するようになりました。しかし同時に,罪悪感に駆られ,自己嫌悪に陥りました」。

トレーシー: 「不道徳のために,わたしの青春はめちゃめちゃになりました。自分たちは楽しくやっていけると思っていたのですが,そうなりませんでした。互いに相手を苦しめ,惨めにさせ,傷つけました。毎晩,ベッドの中で泣きながら,エホバの方法で行動していればよかったと後悔しました」。

マイク: 「自分の一部が死んでしまったように感じました。自分の行動が他の人に与えた影響から目をそらそうとしましたが,できませんでした。快楽を求めて人を傷つけてしまったことを思い知らされ,つらい気持ちになりました」。

● 聖書の道徳規準は厳しすぎると思っている若者に,どんなアドバイスをしたいと思いますか。

トレーシー: 「エホバの規準に従い,同じようにしている人たちと交わってください。そのほうが幸せになれます」。

デボラ: 「自分や自分の望む事柄だけが関係しているわけではありません。自分の行動は他の人にも影響を与えるのです。そして神のアドバイスを無視するなら,自分自身も傷つけることになります」。

アンドリュー: 「人生経験が少ない時期は,友達の生き方が刺激的に思え,友達の態度に染まりやすいものです。それで,友達を賢明に選ぶ必要があります。エホバに依り頼むなら,ひどく後悔せずにすむでしょう」。

マイク: 「エホバが与えてくださっている極めて貴重なものの中に,尊厳や貞潔さがあります。自分をコントロールできずに,そうした賜物を手放すのは,自分を安売りするようなものです。自分の抱えている問題を親や円熟した人に話すのです。もし間違いをおかしたなら,すぐそのことを打ち明けて状況を正してください。エホバの方法で物事を行なうなら,真に平安な気持ちを抱けます」。

聖書の規準 ― 束縛するもの? それとも保護するもの?

エホバは「幸福な神」です。そして,あなたも幸福であるようにと望んでおられます。(テモテ第一 1:11。伝道の書 11:9)聖書に記されている規準は,わたしたちの益になります。確かに,自由を制限し束縛する拘束衣のように見ることもできるでしょう。しかし実際のところ,聖書の道徳律は人を保護するシートベルトのようなものなのです。

あなたも聖書に信頼を置くことができます。聖書の規準に従う生き方を選ぶなら,エホバを喜ばせるだけでなく,あなた自身も益を得るのです。―イザヤ 48:17。

次の章では…

あなたも神の友になれます。その方法を調べてみましょう。

かぎとなる聖句

『わたし,エホバは,あなたの神,あなたに自分を益することを教える者である』。―イザヤ 48:17。

アドバイス

聖書の規準に従うのが賢明であることを弟や妹にどのように説明できるか,考えてください。自分の信じている事柄について話すのは,信仰を強める効果的な方法です。

知っていましたか

エホバとの関係はほんの一瞬で損なわれてしまうことがあります。しかし,修復するには何年もかかる場合があります。

やろうと思うこと

聖書の規準に従うのが賢明であることを理解するために,こうする __________

世の規準に従っている人をうらやましく思うようになったら,こうする __________

この章の内容で親に聞きたいこと __________

考えてみましょう

● 神の律法に従わないことの結果に関しては,経験は最良の教師という言葉が当てはまらないのはなぜですか。

● デボラ,マイク,アンドリュー,トレーシーの言葉から,どんなことを学びましたか。

● 聖書の規準は制限が多いとみなす人がいるのはなぜですか。しかし,それはなぜ近視眼的な見方だと言えますか。

[285ページの拡大文]

“悪行のために懲らしめを受けて打ちのめされるほうが,悪行を隠そうとして苦しむよりましです。”― ドナ

[288ページの図版]

聖書の規準は幸福の妨げとなるどころか,あなたを保護する

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