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若い人が知りたい10の質問 役立つ答え
若知 質問8 24–26ページ
動揺している若い女性

質問8

性的暴力についてどんなことを知っておくべき?

なぜ考えるべきか

毎年,何百万もの人たちがレイプや他の性的暴力に遭っていて,被害者の多くは若い人です。

あなたならどうする?

突然,アネットは捕まえられて,押し倒されました。「必死で突き放そうとしました。叫ぼうとしても,声になりませんでした。押したり,けったり,たたいたり,引っかいたりしていると,ナイフをぐっと突きつけられ,体から力が抜けてしまいました」と彼女は語っています。

もしあなたが同じような状況に遭遇していたら,どう反応したでしょうか。

ちょっと考えてみよう!

あなたは夜に外を歩くとき,きっと用心することでしょう。それでも,悪いことが起きないわけではありません。「速い者が競走を……自分のものにするわけではない。……知識のある者たちが恵みを得るのでもない。なぜなら,時と予見しえない出来事とは彼らすべてに臨むからである」と聖書は述べています。―伝道の書 9:11。

アネットのように知らない人から暴行を受けるケースもあれば,知り合いや,時には家族のだれかに襲われるケースもあります。ナタリーは10歳の時に,近所の10代の男の子から性的暴力を受けました。「とても怖くて恥ずかしかったので,すぐにはだれにも話せませんでした」と言います。

あなたに責任はない

アネットは今でも罪悪感に悩まされています。「あの夜のことを何度も何度も思い出して,もっと激しく抵抗するべきだったと自分を責めます。でも実際には,ナイフを突きつけられた時に恐怖で体が動かなくなってしまい,あれ以上何もできなかったんです。それなのに,もっと何かすべきだったと思ってしまいます」。

ナタリーも罪悪感に苦しんでいます。「もっと気をつけていればよかった,と思います。両親から,『外で遊ぶ時はいつも妹と一緒にいなさい』と言われていたのに,そうしませんでした。だから,すきを与えてしまったんです。家族も悲しみました。家族が苦しんだのは自分のせいだと思うと,とてもつらいです」。

あなたもアネットやナタリーと同じように感じていますか。もしそうなら,レイプされたのは自分の意思に反することだった,という点を自分に言い聞かせてください。一部の人は,「男子なんだからしょうがない」とか「被害者にも悪いところがある」などと言って問題を軽く見ます。しかし,「レイプされて当然」ということはありません。レイプという卑劣な行為の犠牲者であるあなたに責任はないのです!

それでも,「あなたに責任はない」と言われたからといって,なかなかそうは思えないでしょう。つらい出来事をだれにも話せず,罪悪感などのネガティブな気持ちに苦しんでいる人もいます。しかし,黙っていることはだれにとって都合が良いでしょうか。あなたですか。それとも加害者でしょうか。だから,黙っていてはなりません。

話を聞いてもらう

聖書によれば,義人ヨブは本当に苦しかった時,こう言いました。「わたしは自分の魂の苦しみのうちにあって語ろう!」(ヨブ 10:1)あなたも,そうすることができます。信頼できる人に話せば,だんだん気持ちに整理がつき,苦しい気持ちも落ち着くでしょう。

若い女性が友達に打ち明けている

心の傷は,独りでは運べない重い荷物のよう。だれかに話して,一緒に持ってもらおう

アネットもそうでした。こう述べています。「親友に話したら,会衆の長老たちに話すようアドバイスされました。そうしてよかったと思います。長老たちは何度も話をじっくり聞いてくださり,わたしが本当に必要としていたことを話してくださいました。起きたことはわたしのせいじゃない,ということです。決してわたしのせいじゃないんです」。

ナタリーも虐待のことを親に話しました。「両親はわたしを支えてくれました。『安心して話しなさい』と励ましてくれたので,悲しみや怒りをため込まないでいられました」。

ナタリーは祈りによっても慰められました。「神に語りかけると気持ちが楽になりました。特に,だれにも心を開けない時はそうでした。祈りでは何でも話せます。本当に穏やかな気持ちになれます」。

あなたにも,傷がいえる「時」がきっと来ます。(伝道の書 3:3)身体的にも無理をせず,気持ちが明るくなることを考えるようにし,しっかり休息を取りましょう。そして何よりも,すべての慰めの神エホバに頼ってください。―コリント第二 1:3,4。

デートできる年齢なら

あなたが女性で,未婚の人がすべきでないことをするよう圧力を受けているなら,「やめて!」とか「触らないで!」と言うのは正しいことです。彼氏を失うことを恐れてためらってはなりません。それが原因であなたと別れるような人とは,付き合うべきではないのです。あなたには,あなたの体と信念を大切にしてくれる誠実な人がふさわしいのではありませんか。

セクハラって何?

「中学の時,男の子たちがわたしの背中のブラを引っ張って,いやらしいことを言いました。セックスしよう,楽しいよ,みたいなことです」。―コレッタ。

この男の子たちは……

  1. からかっている

  2. 気を引いている

  3. セクハラしている

「バスの中で,男の子からいやらしいことを言われ,腕をつかまれました。その手を思いっきりたたいて,『あっちへ行ってよ!』と言ったら,驚いた顔をしていました」。―キャンディス。

この男の子は……

  1. からかっている

  2. 気を引いている

  3. セクハラしている

「去年ある男の子から,好きだから付き合って,としつこく言われました。何度断わってもあきらめません。腕を触るのをやめてと言っても,やめませんでした。靴ひもを結んでいる時におしりをたたかれたこともあります」。―ベサニー。

この男の子は……

  1. からかっている

  2. 気を引いている

  3. セクハラしている

正解は,3つともCです。

セクハラは,からかうことや気を引くこととどこが違うのでしょうか。

セクハラは一方的です。こちらが「やめて」と言っても,相手はやめません。

セクハラを軽く考えてはなりません。性的暴行につながる可能性があります。

やろうと思うこと

  • 罪悪感で苦しい時はこうする……

  • 信頼できる大人に打ち明けたいことは……

もっと知りたい

若者のコメント セクハラ

www.jw.orgにある,「若者のコメント セクハラ」というビデオクリップを見てください。(ホーム > 聖書の教え > 若い人)

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