(Horonaim)[恐らく,「二つの穴[つまり,洞くつ]」]
モアブにあった場所。エホバの裁きが向けられた場所の中に含められています。(イザ 15:1,5; エレ 48:1,3,5,34)その正確な位置は定かではありません。しかし,この名前の意味として考え得る事柄からして,ホロナイムを暫定的に,モアブ高原より標高が490㍍ほど低く,死海の南端の東約18㌔の所にあるエル・イラーク(「洞くつ」の意)と同定するようになった人もいます。ホロナイムは,モアブ碑石の中でモアブの王メシャが戦いで奪取したと述べられている「ハウロネン」と同一かもしれません。