カブツェエル
(Kabzeel)[神は集めてくださった]
ユダ南部の都市。(ヨシュ 15:21)暫定的に,ベエル・シェバの東北東約10㌔の所にあるキルベト・ホラ(ホルバト・フル)と同定されています。サムエル第二 23章20節と歴代第一 11章22節のヘブライ語本文は,カブツェエルが(1)際立った戦士ベナヤの郷里,(2)ベナヤの祖先の一人の郷里,またはその人が目覚ましい働きをした場所,あるいは(3)ベナヤの数多くの偉業の舞台であるということを意味するなどと様々に解釈されてきました。(ア標; 欽定; エルサレム; リーサー; 新世; 改標と比較。)ネヘミヤ 11章25節にある流刑後のユダの集落のリストには,「エカブツェエル」というもう一つの語形が出ています。