白渋病
(しろしぶびょう)(Mildew)
一般に,菌類によって引き起こされる,植物の多くの病気の総称。白渋病で作物が台なしになることは,不忠実なイスラエルが経験した災いの一つでした。(申 28:22; 王一 8:37-39; 代二 6:28-30; アモ 4:9; ハガ 2:17)聖書で言う白渋病は黒サビ病(Puccinia graminis)かもしれないと言われています。この恐ろしい寄生性の病気は植物から必要な養分や水分を奪い,そのようにして穀物の穀粒を乾燥させてしまうことがあります。この病気におかされた穀類の茎や葉には小さなさび色の斑点が現われます。