ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 洞-2 「ラブシャケ」
  • ラブシャケ

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • ラブシャケ
  • 聖書に対する洞察,第2巻
  • 関連する記事
  • 王の信仰は報われる
    イザヤの預言 ― 全人類のための光 I
  • ヒゼキヤ
    聖書に対する洞察,第2巻
  • 「恐れてはならない。わたし自らあなたを助ける」
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2010
  • エホバの天使がヒゼキヤを守る
    聖書から学べる大切なこと
もっと見る
聖書に対する洞察,第2巻
洞-2 「ラブシャケ」

ラブシャケ

(Rabshakeh)[アッカド語に由来。多分,「献酌人の長」の意]

アッシリアの主立った役人の称号。(王二 18:17)アッシリアの王ティグラト・ピレセル3世の建物碑文はこのように述べています。「わたしは,わたしのつかさ人ラブサクをティルスに遣わした」。また,大英博物館にある書字板のアシュルバニパル王の碑文は次のようになっています。「わたしは(エジプトにいた)わたしの以前の(軍)隊に役人ラブサクを加えるように命じた」―「古代近東テキスト」,J・プリッチャード編,1974年,282,296ページ。

アッシリアの王セナケリブはユダの要塞であるラキシュを攻囲する一方で,司令官タルタンの指揮下の重装備を整えた軍勢をラブサリスとラブシャケという他の高官二人と共にエルサレムに派遣しました。(王二 18:17。この記述全体はイザ 36,37章にもある。)これら3人のアッシリアの上級役人のうち,ラブシャケはおもな代弁者であり,ヒゼキヤ王に抵抗をやめて降伏することを余儀なくさせようとしました。(王二 18:19-25)3人は上の池の水道のそばに立ちました。このラブシャケの個人名は明らかにされていませんが,彼はシリア語だけでなくヘブライ語も流ちょうに話せました。彼はヘブライ語でヒゼキヤ王に呼ばわりましたが,ヒゼキヤの役人のうちの3人が彼に会いに出て来ました。ヒゼキヤ王のつかさ人たちはラブシャケに対し,城壁の上にいる一般の人々が聞いているのでユダヤ人の言語ではなくシリア語で話してほしいと頼みました。(王二 18:26,27)しかし,その状況は宣伝者としてのラブシャケの目的にかなっていました。彼は民に聞かせて,その士気をくじきたいと思っていました。恐怖を引き起こすよう計算された言葉,偽りの約束とうそ,そしり,およびエホバに対するあざけりを用いて,ラブシャケはヘブライ語で一層大声で話し,アッシリアの軍隊に降参してヒゼキヤ王を裏切るべきだと民に向かって論じます。(王二 18:28-35)それでも,エルサレムの民はヒゼキヤに対する忠節を保ちます。―王二 18:36。

ヒゼキヤはラブシャケの嘲弄の言葉を祈りのうちにエホバに伝え,エホバの返答を受け取るために預言者イザヤのもとに代表者たちを遣わします。(王二 18:37; 19:1-7)そうしているうちに,ラブシャケはアッシリアの王がラキシュから退いてリブナと戦っていることを聞き,すぐに呼ばれて行きます。セナケリブは遠方からヒゼキヤに対する宣伝作戦を続け,ヒゼキヤを降伏させるために引き続き嘲弄と強力な脅しの手紙を使者に持たせてエルサレムに遣わします。(王二 19:8-13)ヒゼキヤ王はその手紙をエルサレムの神殿に持って行き,エホバのみ前に広げて,助けを求めてしきりに祈ります。(王二 19:14-19)エホバは預言者イザヤを通して,アッシリアの王が「この都市に入ることはない。また,そこで矢を射ることも,盾をもってこれに立ち向かうことも,これに向かって攻囲塁壁を盛り上げることもない。彼は自分が来た道を通って帰って行き,この都市に入ることはないと,エホバはお告げになる」とお答えになります。(王二 19:32,33)その夜,エホバのみ使いがアッシリアの兵士18万5,000人を討ち倒しました。アッシリアの王セナケリブはこの予期せぬ強力な一撃を受けたため,直ちに撤退してアッシリアの首都ニネベに戻りましたが,セナケリブはその後しばらくしてそこで暗殺されました。(王二 19:35-37)生ける神エホバを冒とくし嘲弄する者であったラブシャケの努力は水泡に帰しました。

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする