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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1955
塔55 1/15 23–24ページ

新しい地の希望

あなたはよりよい世を見たくありませんか? 現在の世の特性をあらわしている貧慾と腐敗と苦しみから解きはなたれた世を見たいと思いませんか? そのようなさらによい世が来るという真の根拠をつかむことは,真のなぐさめではありませんか? たしかにその通りです。

あらゆる自然が立証している通り,天に神がおられるのであるから,さらによい世を見る希望についてはたしかな根拠があります。そして神の言葉,すなわち聖書によつて私たちは,神が愛と正義と全智と全能の神であることを学びます。そうですから私たちは,神が25世紀前に次のように予言しておかれた通りに,現在の状態に注意して,義しいいきどおりをもつて神がそれらを終らせてしまうであろうということに信頼をおくことができます。『ヱホバ言いたもう。このゆえに汝ら,わが立ちて獲物をする日いたるまで我を待て。我もろもろの民を集めもろもろの国を集めて,わがはげしき怒りをことごとくその上に注がんと思い定む。全地はわが嫉妬の火に焼き亡ぼさるべし。』(ゼパニヤ 3:8)聖書の別の所でその出来事はハルマゲドンと述べられています。

しかしたぶんあなたはたずねるでしよう,もしも神が地の悪い状態をぬぐい去る時,同時に神が地球を火で焼きつくし,燃やして燃え殻にして,地球その物を亡ぼしてしまわれるということは,はたしてよいことでしようか?と。しかしながら私たちはあわててそのような結論にとびつかないようにしましよう。なぜならば神の言葉は文字通りの言葉を用いていると同時に象徴的な言葉も用いているからです。

実際の地球が火で焼きつくされると考えるべきではないということは,神が私たちに与えられた他の多くの保証によつて明白です。たとえばイザヤ書 45章18節にこう書かれています。『ヱホバは天を創造したまえる者にして,すなわち神なり。また地をも造り成してこれを堅くし,いたずらにこれを創造したまわず,これを人の住所につくりたまえり。ヱホバかくのたまう,われはヱホバなり。我のほか神あることなしと。』もしも神が人を住ませるために地球をつくつたのであるならば,地球は永続しなければなりません。そうではありませんか? この地球の永久性を特に保証して,神の霊感の記録はこう述べています。『代は去り代はきたる。されど地はとこしえに留まる。』― 伝道之書 1:4,英文改訂標準訳。

人間によつて知られているかぎりのあらゆる遊星のうちで,地球ただ一つだけが生命を保つているその理由は,ただそれが神の御目的であるにちがいないと言うよりほかありません。塔のようにそびえ立つ雪をかぶつた山の蜂々,青みどりの谷間,曲りくねつた川々と静かな湖,雄大な海原,かがやかしい日没,堂々たる木々と絶え間なく色さまざまに咲く花々とその他の植物,いろいろ変化する季節,虹の現象やこのほかここに言わない多くのこと,多くの種類の鳥と海に住む生物,野獣と家畜の両方をふくめた多くの種類の獣,これらのものを持つこの地球は何と美しい地球でしよう! 地の番人たちの多くが,神がどんなに善いお方であるかを認識しそこなつたために,そして彼らの仲間たちが大変欲しがつていたものを得て楽しむのを,彼ら番人たちが猜むために,全智全能の神がこれらすべてのものを簡単に亡ぼしてしまうでしようか? 神が私慾と悪で地を汚す人々を単に地から追いはらい,それによつて神を崇拝し,そして自分を愛するように隣人たちを愛する正義の生物で地を満たすという,地に関する神の御目的が実現すると結論する方が,はるかに合理的ではありませんか? もちろんその通りです。家を借りている借家人たちがその家をよく管理しなかつたからと言つて,簡単にその家を焼きはらつてしまう家主が居るでしようか? それよりもむしろ,家主は好ましくない借家人たちを追い出して,好ましい借家人たちだと信じられる他の人々にそれを借しませんか? そうです。神がこれから行おうとしている事は丁度その通りです。神はこう私たちに告げておられます。『しばらくすると悪い者はもはや居なくなるであろう。あなたが彼の居た所をよくしらべて見ても,彼はそこに居ないであろう。しかし,へりくだる者は地を所有し,ゆたかな繁栄を楽しむであろう。』― 詩 37:10,11,英文改訂標準訳。

そうです。大洪水前の悪い時代についての聖書の記録をおぼえていますね? その時神は人間の悪のために,地球そのものを亡ぼしましたか? もちろん,そんなことをしませんでした。神は単に地球全部におよぶ大洪水によつて地の悪い腐敗者たちを取りのぞき,そして神と正義と彼らの仲間を愛する人々を,各種の下級動物の代表たちと共に,地を清めるその大災害から救い出したのです。その洪水は地を亡ぼしませんでした。それは単に好ましくない借家人たちを地から追いはらつたのです。それと同様にすみやかに近ずきつつあるハルマゲドンの大激変の時に,地の悪い借家人たちは亡ぼされるでしよう。しかし地は永久にとどまるでしよう。

その時この地球は何とおどろくべき所となることでしよう! その時について神はこう約束されています。『見よ,われ新しき天と新しき地とを創造す。人さきのものを記念することなく,これをその心に思いいずることなし。』(イザヤ 65:17)新しい天とは新しい星の銀河のことではなく,むしろそれは悪魔と悪鬼たちで成り立つている現代の目に見えぬ支配者たちに取つて代る新しい目に見えぬ支配者たちのことです。同様に,新しい地とは新しい遊星を意味するのではなくて,この地球上の新しい組織制度すなわち,すでに形作られている新しい世の社会を意味します。

その新しい地で一般に行われる状態について神の予言者は次のように言います。『彼らは家を建てて,これに住み,ぶどう園を造りてその果を食うべし。彼らの勤労はむなしからず,その生むところのものは,わざわいにかからず,彼らはヱホバが福祉をたまいし者の裔にして,その子らも相共に居るべければなり。狼と小羊とは食物を共にし,獅子は牛のごとく藁をくらい,蛇は塵を糧とすべし。かくて我が聖き山のいずこにても害うことなく傷ることなからん。これヱホバの御言葉なり。』(イザヤ 65:21,23,25)神の言葉はこれと同様の多くの予言的保証を与えております。

もしも私たちがこの古い世の破滅をのがれて,正義の住むところの清められた新しい地に入りたいならば,私たちは今ゼパニヤ書 2章3節で与えられている神の予言的命令に注意しなければなりません。『すべてヱホバの律法を行うこの地のへりくだる者よ,汝らヱホバを求め,公義を求め,謙遜を求めよ。さすれば汝らヱホバの怒りの日に或いは隠さるることあらん。』

ゆえに神に対して正直な心と善意を持ち,そしてさらによい世を見たいと待ち望むあなたがたすべての人々よ,希望を持ちなさい。なぜならば神の予言は,新しい地が単に確実なものであることを示しているばかりでなく,それが間近かにせまつていることをも示しているからです。神はいつわることができませんし,また神は非常に正義と愛に満ちていて,私たちに希望を強く持たせますので,政治家のように,その御約束を成しとげるのに失敗して私たちを失望させるようなことは絶対にありません。神はこう言つております。『私はそれを語つた。私はまたそれを成しとげよう。私は目的を立てた。私はまたそれを行おう。』― イザヤ 46:11,ア標。

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