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  • 進んで仕えるヱホバの奴隷
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1955
塔55 3/1 98–99ページ

進んで仕えるヱホバの奴隷

あなたは誰の奴隷ですか?『誰のでもない。私は自由』と自信たつぷりにあなたは答えるかもしれません。でも,自由でいることはできないものです。この苦しみの時代では,あなたは二人の主人のうちの,どちらか一人に仕えるものです。つまり,ヱホバ神にか,または悪魔サタンに仕えるのです。使徒パウロは,次のように言いました。『あなた方は知らないのか? だれかに奴隷として身を捧げて,服従するならば,あなた方は,その服従の故に,その者の奴隷であり,死という罪の奴隷ともなり,または義という従順の奴隷ともなるのである。』(ロマ 6:16,新世)人間は,誰の奴隷になるかを選ぶことができます。それで,どちらの方が良い主人であろうか,という質問が生じます。サタンは,ある任意の独立,自墜落な道徳,放蕩な生活を許しますが,しかしサタンは悪い暴君であつて,サタンに仕えるならば,悲しみ,苦しみ,病気,そして死に至るものです。これとは別に,ヱホバ神は忠実,従順,正しい生活を要求されます。しかし,ヱホバ神は悪からあなた方を解放し,罪をゆるし,そして教え切れない程多くの祝福と永遠の生命にいたる道を指し示されます。

昨年の夏に,全世界にわたつて,開催されたヱホバの証者の地方,国家大会で,幾千人という人は水の洗礼によりヱホバ神にその献身を象徴しました。それらの人たちには,この二人の主人のどちらを選ぶかは,難しいことでなかつたのです。ヱホバ神が,その僕たちにいまであつても,賜わる祝福と比較するときに,古い世の与えるものは,全く浅いものであるとこれらの人々は見ました。それで彼らはイエスに従つて,サタンの束縛から離れ,正義の主人ヱホバ神に奉仕するためにその生命を献身し,そして,ヱホバ神の従順な奴隷になりました。

献身とは,キリスト・イエスを通して,ヱホバ神の御意をなそうと,厳粛な同意により,まつたく無条件に自らを捧げる行です。その御意は,聖書の中に述べられており,神の聖霊によつて明日にされるものです。ヱホバ神は,その献身のされる時から,その献身を知つておられます。しかし,人は洗礼をうけてから,その献身は公やけに認められ,その日から後には,その人は真のクリスチャンのように生活し,行動するものと期待されるのです。

イエスは模範を示す

イエスは同じ走路<コース>をとりました。30才になつて,レビ人の宮奉仕についての神の律法によつて,成人の年令になつたとき,彼はその決定に直面しました。生涯の残りは,何をすべきでしようか? 大工で居ようか,または自分の知つている神の御意をなしとげましようか? イエスには,ただ一つの正しい適当な走路<コース>があり,彼はその走路<コース>をとりました。こゝに,興味深い事は,イエスがその責任を取つた時になした最初の行です。その記録に耳を傾けてごらんなさい。『それからイエスはガリラヤから,ヨルダン河のヨハネのところに来て,洗礼をうけようとされました。しかし,ヨハネはイエスを押し止め,「私こそあなたから洗礼をうけるべき者であるのに,あなたが私のところに来るのですか?」と言つた。イエスは答えて,こう言われた。「いまはそうおつしゃるな。義しいことをすべてなしとげるのは,私たちにふさわしいのである。」それ以上ヨハネは押し止めなかつた。』(マタイ 3:13-15,新世)それでは,この罪の無い人イエスは,『義しいことをすべてなしとげる』ために,この洗礼はなぜ必要であると考えられるのですか? それは,この洗礼をうけた時に,イエスは宣教に身を捧げ,そして神の御霊,およびヱホバの是認のしるしをいただいたからです。

使徒パウロは,詩篇 40篇6-8節の予言を,イエスが『世に来る』時に適用しました。『そのとき,私は言つた。「神よ,(私について巻物の書物に書いてある通りに)あなたの御意を行おうとして,みよ私はまいりました。」』(ヘブル 10:5,7,新世)イエスは何時世に来て,神の御意をすると誓いましたか? 彼が生まれた時ということはあり得ません。その時では,その決意を言い表わすことができなかつたはずです。イエスが実際にこの行をして,ヱホバの御霊が彼に注がれ,そして天から声がして『これは私の愛する子,私の心にかなう者』と言われたのは,彼が洗礼をうけて伝道し始めた時でした。(マタイ 3:17,新世)それですから,神の御意を行うという献身の約束は,イエスの洗礼の時から適用いたします。

同じように今日のクリスチヤンの洗礼も,洗礼をうけたものは,その生命をヱホバに献身したことを表し示します。つまり,実際には,証者たちの前で『神よ,あなたの御意を行おうとして,私はまいりました。』と公やけに誓うことです。洗礼は,そのような献身の良い象徴です。水に浸められてから引き上げられることは,その人の過去の生涯を埋葬して,御父の御意をなすためによみがえされることを象徴するものです。その人は,神によろこんで仕える奴隷になつたことを表わしています。

全き献身は要求せらる

イエスの明確な教によると,洗礼は『父と子と聖霊の名によつて』施されるべきです。(マタイ 28:19,新世)これは,人が洗礼をうける時に,これらの言葉を単に繰り返して言うということ以上のものを意味します。父の名によつて洗礼をうける者は,大いなる創造者ヱホバは唯一つの生ける真の神であり,また父であると共に生命の与え主で,彼に信仰を示す人々に報いを与える御方であることを認めなければなりません。ヱホバは最高の権力者であられ,人は自分の生命をこのヱホバだけに献身し,そして従順に服従すべきです。献身とは,神の大義,神の崇拝,神の御言葉,御名を擁護するという約束です。『神に近づく者は,神のおられることと,神は,御自身を熱心に求める者には,報いを与える方であるということを信じなければならない。』― ヘブル 11:6,新世。

『子の名によつて』洗礼をうけなければなりませんが,それは私たちが父に来るのは,ただ御子の功によるという事実を認めることです。私たちは,ヱホバの制度内におけるキリストの大いなる地位,すなわちヱホバの御国の油注がれた王,および支配者としての彼の地位を認めなければなりません。このことは,又イエスの模範に従い,教をうけるために彼に信頼し,彼を『もろもろの民の君となし命令する者』としてうけいれることです。イザヤ 55:4。

洗礼をうけた者は,『聖霊の』必要を認めるべきです。聖霊なしでは,献身を保つことはできません。聖霊とは,ヱホバの御意をなしとげる力,つまり彼の活動力であると認めるべきです。洗礼をうけた者は,御霊に反対せずまた,御霊にさからつて冒瀆をしないように,ヱホバの御霊と調和して行動するよう決意しなければなりません。その者は,自分自身の意志,あるいは人の意志に従わず,より豊かな御霊が充たされ,その御霊で導かれるよう祈るべきです。

これらのことをみなするのは,時間極めの仕事ではありません。それをするために,人はその生命をヱホバに献身すべきです。このように,人がそのような献身をしたときだけに,その洗礼は本当に『父と子と聖霊の名によつて』なされたのです。私たちが洗礼をうけるとき,私たちに向つてある人の語る言葉が大切なのではありません。大切なのは,洗礼の行われる場所でもなければ,着ている衣服でもありません。大切なのは,その人が何をしたか,その人は献身をしたか,その生命をヱホバに献身したかどうかということなのです。

この洗礼は,一度なされて,それから忘れても良いというものではありません。伝道之書 5章4節は『汝神に誓願をかけなば,之を還すことを怠るなかれ。』と述べています。イエスの御言葉はこうです。『鋤に手をかけてから,後ろのものを見る者は,神の御国にふさわしい者ではない。』(ルカ 9:62,新世)いま生きている50万人以上の人々は,この献身をなし,忠実にクリスチヤン活動を行い,彼らと同じ走路<コース>を取る幾十万という多くの人々に奉仕していますが,それらの人々は,ヱホバに正しく忠実を保つ必要があるのです。それでいま幸福のうちによろこびつつ進んで仕えて真の神の従順な奴隷の大群衆に,熱心に参加しましよう。あなたは,もうそうなされましたか?

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