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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1956
塔56 1/1 18–19ページ

ヱホバの勝利の表われ

1,2 『御国のこの良いたより』を伝道する者たちは,神の言葉を売物にしている者たちとは,どう違つていますか?

パウロの言つた言葉『いつたい,このような任務に,誰がふさわしいでしようか。』の,誰とはどんな人々ですかと,聞く人がいるなら,『私たちです!』と答えることができます。私達は,なにも高慢な誇りの気持で言うのではなく,私たちになされるヱホバの恵みを感謝の心を持ちつつ認めているからです。ヱホバが私たちに命じて,その奉仕を行わせ,キリストの支配する神権制度を通して訓練されるとき,どんな結果が私たちに生ずるかを,私たちは否定いたしません。本当に私たちは文書を人々に提供します。聖書そのものや,本や,冊子や,雑誌や,またパンフレットを提供しますが,それらはヱホバの御霊の開明の光と導きをうけて,聖書を説明しているものです。そして,聖書教育の業を支持しようと,よろこんで寄附する人々の寄附をいただきます。しかし,そうするからといつて,私たちが神の言葉を売物にしているわけではありません。多くの宗教家や商売人は,神の言葉を売物にしています。彼らは新しい世の社会に属せず,神の言葉を取り扱うことにより利己的で個人的な利益を得ようとしています。もし人がそのような動機から神の御言葉を述べ伝えるなら,その人は誠実な気持ちから聖なる御言葉をひろめているのではありません。しかし,私たちは商売する気持ちを抱いていません。それで,私たちは誠実な態度で神の御言葉を取り扱つています。ヱホバ神の御前に立つ私たちの心からの願いは,私たちの行くところならどんな所でも,ヱホバ神の知識の香を人々に感ぜしめることです。そおすることにより,サタンの圧迫と偽りの宗教によつて痛めつけられた人々,そしてヱホバの牧者 ― 王イエス・キリストの羊になつてその群の内に止まろうと欲する人々の生活を快くすることができます。

2 神の正しい知識を身につけた者たちが,神より遣わされないなら,この知識は拡散されません。吸う時に甘味を感ぜしめるこの知識は神が私たちに与えたものであり,しかもその知識を私たち自身だけが持つていてはならないという責任を課せられたため,神は私たちを遣わされました。それで,私たちは神より遣わされた者であるという大切な資格を有しています。神は私たちを遣わすと共に,私たちに注意の目を向けておられます。神の目から逃れることはできません。そして,私たちは神をよろこばせ,かつ私たちの行や,神から与えられるこの知識の贈物を用いることによつて,神の御旨にかないたいと欲しています。どんなことがあろうとも,私たちは御言葉を売物にしたいとは思いません。まつたくのところ,悪魔の僕でさえも商い人になることができます。それで,神の言葉を売物にする人は悪魔の僕であります。どんなものでも,何かを売物にすることは,最高の神の勝利の行進に加わる際に得られる栄誉と高い名誉からはずつと低いいやしいことです。そして,利己的な気持を抱かずに神の御言葉を他の人と分ち合えるというよろこびや特権を楽しむこともできず,また神の知識の香を他の人に感ぜしめることもできません。私たちがキリストと共にいるなら,無私の気持をもつて神の御言葉を取り扱わねばなりません。そして,私たちはキリストと共にいたいと欲します。私たちは宗教的な商い人たちと共にいたいとは欲しません。

3 私たちは,なぜパウロのように伝道しますか?

3 そのわけで,キリストを通して得られる最大の勝利に向つて進むヱホバの行進の日,すなわち今日にあつて,私たちこそ御国の音信の栄光の勝利に参加し得る真実の資格を持つています。それで,私たちは何処にいようと,パウロのように『神につかわされた者として神のみまえで,キリストにあつて御国の音信を語るのである。』― コリント後 2:17。

4 効果的な伝道を一層援助するため,ヱホバはいま何を備えられましたか?

4 私たちは何処にいようとも,今日にいたるまでヱホバの知識の香ばしいかおりを人々に感ぜしめてきました。ヱホバ神はそれに対する私たちへの報いとして,またさらに『いのちからいのちに至らせるかおり』を一層ひろめさせるための助けとして,この度ヘブル語聖書新世訳第2巻(英文)を私たちに与えられました。それで,クリスチャンギリシャ語聖書新世訳(英文)が発表された1950年のヤンキー野球場の国際大会の際の約束は,全き成就に向い,その一歩が果されたことになります。

5,6 (1953年発行の)ヘブル語聖書第1巻27頁に記載されているものとは違うどんな分類の仕方により,ものみの塔協会はヘブル語聖書第2巻を私たちの益あるものにさせましたか?

5 1955年に行われたヱホバの証者の各地の大会は,前の大会が終つてから間も無くして開催されたため,翻訳されたヘブル語聖書の第2巻は,最初の予想とはちがい,ヨブ記,詩篇,シンゲン,伝道之書,ソロモンの雅歌を入れることができませんでした。これらの聖書は,独立している次の巻に出ます。しかし,ものみの塔聖書冊子協会はヘブル語聖書新世訳(英文)の発表を強く希望し,新世界聖書翻訳委員会の用意したものを感謝してうけ取り,委員会もよろこんで,この巻を発表いたしました。そのわけで,予期したよりも早く,ヘブル語聖書のこの翻訳は出版されました。それは,翻訳の第2巻で,サムエル前書からエステル書までを含んでいます。第2巻が予想通りの14冊の聖書を含んでいないからといつて,私たちは失望すべきではありません。むしろ,ものみの塔協会の委員会が,サムエル前書からエステル書までの9冊の翻訳を長く保留しなかつたことによろこびを感ずべきです。

6 聖書新世訳(英文)の第2巻が出版されたことは,ヱホバの御国の音信の勝利が更になされたことを表わすものです。今日にいたるまで,翻訳の委員会は,神の言葉を売物にしている者たち,すなわち宗教的な敵どもによつて,いろいろの非難をうけて来ました。たとえば,その動機はきたないものであるとか,その行は軽蔑すべきものであるとか,その学力は劣つているとかいうあらゆる種類の非難でした。しかし,新世界聖書翻訳委員会は,ひとたび為した約束を常に憶えています。委員会は,聖書の大いなる著者に信頼しています。そして,この世のあびせるあらゆる悪い批評,嘲笑,非難にも決して恐れを感ぜずに仕事を遂行し,この第2巻を出版しました。委員会の仕事は,この第2巻の出版で終るのではありません。その目的は,現在からハルマゲドンまでの神の時の予定に従つて時間と機会が許すなら,全巻を出版するまで仕事を続けることです。

7,8 第2巻の取扱つている歴史の期間に対して,私たちは今なぜ,注意深く研究しなければなりませんか? 第2巻を出版して配布することにより,私たちは人々に,何をより鋭く,感ぜしめますか?

7 この第2巻の内容は,次のようです。それは,模型的な意味を持つイスラエルの神権的な国の時から,バビロン滅亡後のヱホバの宮の再建とエルサレム城壁の再建の時にいたるまでの期間を取扱つています。そして,これらの出来事の模型的な意義はことごとく記されています。その模型的歴史の多くの成就は,1914年以来の今日現在になされているのです。それで,その期間,つまりその模型的な民に対するヱホバの御取扱いの期間は,今日十分に注意して研究すべきであります。しかも,もつとも忠実な翻訳を用いて研究すべきです。ものみの塔協会は,新世訳のこの第2巻に確信を持つています。そして,協会のこれからの出版物には,その翻訳から多くの引用をいたします。翻訳されたヘブル語聖書第2巻を頂いたことにたいして,聖書の著者であり,かつ霊感者なる御方に感謝いたします。この翻訳の発表ができることを名誉と感じます。

8 この第2巻を出版するものみの塔協会は,祭司エズラのごとき感じを持ちます。この第2巻によると,エズラは『天の神の律法の筆記者』でした。(エズラ 7:12,21,新世)この第2巻を出版し,そしてそれを英語を話す読者たちに配布することにより,神の知識の快い香をいたるところでますます感ぜしめることになります。首相モルデカイは,バビロンを打ち負したペルシヤ王の妃エステルの支持をうけていました。ヱホバの王なる祭司の油注がれた残れる者たちも,首相モルデカイのように,新世訳第2巻の最後の言葉通りに行つています。『その多くの兄弟たちによろこばれ,その民の福利のために働き,そしてその子孫全部に平和の言葉を語つた。』― エステル 10:3,新世。

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