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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1957
塔57 10/1 363–364ページ

戸別伝道は一番効果を収める

現代人は,いろいろな方法で他の人に影響を及ぼし,自分の考え方に従わせることができます。ラジオ,テレビ,印刷物があります。しかし何が有効的なことかといつて,ヱホバの証者が何年も何年も使つてきた,家から家の訪問の方法に匹敵できるものは他にありません。

現代のヱホバの証者達は,この方法を用いることについての誉を取ろうとしません。というのは,彼らがそれを始めたからではないのです。彼等はただ,19世紀以上も以前に使徒の残した前例に従うだけです。それですから,こう書かれています,『毎日,宮や家で,イエスがキリストであることを,引きつづき教えたり宣べ伝えたりした。』使徒パウロも同じ方法をつかいました。『あなたがたの益になることは,公衆の前でも,また家々でも,すべてあますところなく,話して聞かせ,また教えた。』― 使行 5:42; 20:20。新口。

しかし,長年のあいだキリスト教国の牧師は,説教壇に固着していて,人々の家に入るということは,ラジオやテレビを通してだけでした。彼らは家から家への伝道を軽蔑するばかりでなく,何度も,証者達を戸別伝道に従事している理由で拘引する手助けをしてきました。このため,証者達の時間は随分無駄になり,そして費用の多くかかる裁判所の戦いをすることになりました。しかし最後には合衆国の最高裁判所の場合と同じく,諸国家の裁判所は,繰返し,家から家への伝道は商売目当ての行商ではなく,説教壇の上からの説教に示されると同じ斟酌を与えると判決しました。

さて,これ等の事のあつた後のいま,事態はどうですか。キリスト教国の指導的な代弁者達は,家から家への伝道を賛成するようになつたのです!

その様な者の一人は,1957年,2月3日付の日曜日の訪問者(英文)に投稿している,カトリック司祭のジヨン・エー・オブライエンです。『聖パウロ,家から家への販売人』と言う見出しで,オブライエンはこう述べました。

『聖パウロは人々を救いに入れる為,あらゆる処で,いろいろな方法を用いた。……使徒行伝の中で,家から家へと行つたパウロの習慣について,二度にわたつてルカが述べていることは,特に意味深いことである。クリスチャンの気持をかき乱して,キリストへの改宗者を得ようと努めたパウロは,家から家へ行きつづけた。パウロはこれを行いつづけることを,弟子達に操り返し語つた。そして,この方法で信仰をひろめる熱心な努力が,初期クリスチャンにより,広範囲に行われた……。

『この手法でパウロは,あらゆる生活,民族,国民からおびただしい数の改宗者を得ることができたが,信仰をひろめる為のこの家から家の方法はどうなつたか。おかしなことに,又,皮肉なことにこの手法はカトリック間で廃止されてしまつた。そして諸宗派,特につけたりの宗派によつて熱心にとりあげられてきている……。

『この家から家への方法を最も組織的に使用してきた宗派は,ヱホバの証者である。この国のどの村落地方,村,町,市も,この不思議な宗派の使者の訪問を,すくなくとも1回受けない家は殆んどない。その結果は? 彼等はとびぬけて多くの増加を成し遂げている。』

それからオブライエンは,ニュー・ヨーカーから引用しています,『合衆国の他の254の宗派の過去25年間の合同した会員数は,75パーセント増加であるのに,証者達はずつと跳び越えて,2300パーセント増加を得ている,すなわち,他のものの結合したものより31倍の活潑な歩速のわりである。』オブライエンは続けて,

『この驚くべき増加の原因は何か。それは証者達の燃える如き伝道の熱心が原因である……彼等が会員を徴募する時に,頼る根本的手法は,家から家の訪問である。これを彼等は成育したすべての男女の会員に求める……。何千人の証者達は,諸家族を教訓する為に,1週に数夜,その家族の家々で過す。彼等の指導者達は,彼等が奉仕者であつて,新改宗者(新人)を教えることによつて,証言をしなければならないと語る。それで,彼らよりも何倍も多い会員数を持つ宗派より,彼らの方がもつと多い奉仕者のいることを誇りとしている。

『証者達は唯見込みのありそうな処だけを尋ねる様な,選り好みはしない。彼等は1軒,1軒どの家も,牧師の家さへも行く……。この様にして,ケベックのカトリックの勢力の強い地方でも,証者によつてほとんど,どの家も訪問を受けた。』

しかしカトリックの代弁者ばかりでなく,新教の者も,家から家の伝道の重要性に目覚めてきました。広く読まれている合衆国日曜新聞の増刊,パレード(英文)は,1956年,7月8日の新聞で,コネティカット州,南ノーウオークのメソジスト派の少年少女達が,他の10歳台の者達を宗教に興味を持たせる為,家から家の伝道に行つた事を述べました。

しかし,最も驚くことは,福音説教者ビリー・グラハムの証言です。それは,1957年,2月27日,クリスチャン・センチユリー誌(英文)に出版された,一牧師の手紙の中に記されました。彼は,ニユー・ヨーク州,バッファローのグラハム運動が意図した結果といわれるものを論評し,600人のキリストの帰依者のうち,たつた30人だけが旧教又,新教の各派にも属してなかつた事を明かにしました。彼はひきつづき,『この十字軍につかつた費用の合計は6000弗を優に越す。この額はビリー・グラハム十字軍チームの取扱つたお金と,それに加える地方出費は含まれていない。これがはたして効果的な福音説教なものだろうか,疑問に思われる。訪問福音説教は,グラハム式の伝道よりずつと効果的なものであると,宣教師会議でビリー・グラハムは語つたのである。

『訪問福音説教』即ち家から家の伝道は,ビリー・グラハム式のよりずつと効果的なのに気をつけて下さい。聖書的な家から家の伝道方法が,宗教を伝道する最も効果的な方法であると認められます。オブライエンによると,平信徒も使徒パウロの方法を用いなければなりません。しかしパウロのなした様にカトリックの牧師はその模範を示していますか。それは期待しすぎることでしようか。

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