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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1958
塔58 10/1 379ページ

戦術を習得する

ホーマー・ダブリュー・スミスは,『人間とその神々』という本をかきましたが,その中で,十字軍についての戦慄すべき事実につき,簡単に次のように語つています。『聖地やつぎには,小アジヤの主要都市をも教会に併合できると考えたウルバン2世は,1095年,エルサレムへの苦難にみちた大規模な巡礼を謀つた。それは,不従順なものに対する戦争でもあつた。しかし,味方になるものには,慣習法からの自由,罪のゆるし,祝福された不滅性を約束した。

『この最初の十字軍遠征は,欧州を横切つて南方へと進み,大量虐殺,拷問,掠奪をほしいままにした。しかし,ハンガリーで,あまりにひどい振舞をした為に,2箇師団は,却つて撃滅されてしまつた。第3の師団は,ライン川の谷で約1万人のユダヤ人を殺害してから,その南方ではかなく消えて行つた。その他のこの群団は途中で消滅し,残りは,やつとコンスタンチノープルにたどりついた。そのときは,みぢめなほど少数にまで減少していたが,彼らは,自分たちに援助を与えたギリシャ人からさえも掠奪した奴らであつた。……15万とか30万とかいろいろ云われている軍勢のうち,7000人のみが,ボスポラスを横切つたがついに,トルコの手にあつて,全滅してしまつた。残された白骨の山は,人民の十字軍と呼ばれるその軍隊の運命を物語つているようであつた。

『2年の後,より良く整備された軍隊は,ボウロウンのゴッドフレイの指揮のもと,エルサレムの占領に成功した。そして次に,パレスチンのカトリック王国を築いた。……1ヵ月間も包囲してから町を取ることができたが,どんな異邦人も真似できない,残虐ぶりをこれらクリスチャンは発揮した。……エルサレムは1ヵ月間の攻撃に持ちこたえたが,ついに陥落したとき,ユダヤ人は会堂に押しこめられ,生きたまま焼き殺された。歴史家の言によれば,十字軍は,不信者の血が膝にまでとどくばかりのなかを,馬にのつて,宮に入つたと云われている。……翌日,墓のうちに埋められていると信じられているイエスの名において,十字軍は大群衆を殺害して行つた。あらゆる年齢の人々,年老いた男女,娘,子供,幼児をつれた母親までも殺され,おごそかな犠牲として捧げられた。

『次の2世紀のあいだ,マホメット教とキリスト教との衝突は8回も,東方で起つている。法皇が皇帝の勢力を弱めるチヤンスだと思つたり,また勢力を拡張したいとき,十字軍の派遣が行われた。また欧州の州のあいだで戦争が起りそうになると,人々の注意をそこからそらすためにも,十字軍の遠征はくり返された。このようにして,十字軍はクリスチャンの職業となり,クリスチャンは,不信者に対する組織化された,無慈悲な戦闘方法を体得して行つた。ついには,その戦術を彼ら自身のあいだにも用い始めた。』

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