「キリストの意図した事柄の漫画」
かつてはセント・パウロ大寺院の会員であつた英国の牧師エッチ・アール・エル・シェパードはキリスト教国の教会について,「もし私が独裁者なら」という本の中で次のように書きました,「キリスト教は人々の心にしつかり食いこんでいない…宗教は人々の心をひきつけるが,教会は第二次的事柄や関係のない事柄について不思議な非人道的な注意を払うため,しばしば人々をはねつけてしまう。…キリスト教というものはかくも複雑な形式を持つようになつてしまつた。それがキリストの意図した事柄の漫画以上に良いなどということはとうてい考えられない。」