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  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1969
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1969
塔69 9/15 572–575ページ

彼らは学んだ事柄を実行している

「6か月ですか,現在の体制の終わりが3か月以内にきたらどうしますか?」。4人の幼い子供をもつ,フロリダ州のある父親は,エホバの証人から,6か月間の無料の家庭聖書研究について聞いたとき,真剣な表情でこう言いました。この人の妻は,エホバの証人から,「とこしえの命に導く真理」という本を求めていました。そして夫妻は,毎晩おそくまでこの本の内容を調べていたのです。

それでエホバの証人が再び訪問して,聖書の勉強の援助を申し出たとき,夫妻は,週に2回教えてくださいと頼みました。そこで2回勉強することになりましたが,ふたりがたいへん熱心なので,勉強は毎回五,六時間つづきました。ご主人のほうは以前エホバの証人の反対者で,証人たちを家に入れたことさえない人でした!

テネシー州に住むある婦人は,「とこしえの命に導く真理」の本を用いて,エホバの証人と聖書の勉強をはじめました。そして神について説明されていることにすっかり感激し,勉強中しきりに,「これはほんとうにすばらしいことだわ! これならだれにでも理解できます」と言いました。喜びに満たされた彼女は,ある日勉強している際中に,ご主人に声をかけました。「あなた,あなたもここへきて一緒に勉強してほしいわ。わたしこんなにたくさんのことを学んだのははじめてよ」。

アイオワ州に住むある母親は,彼女の勉強を助けているエホバの証人に,ある朝起こったことを話しました。「私が勉強の予習をしていたとき,主人はふろ場でひげをそっていました。私は二,三分置きにふろ場にかけ込んで,予習している部分を読んで聞かせました。とうとう主人は電気がみそりのスイッチを切って聞いてくれました」。彼女は「とこしえの命に導く真理」の本を予習していることをご主人に話しました。彼女が告げた理由?「自分がどうなるのか知らなければならないんですもの」。

たしかに多くの誠実な人々は,「とこしえの命に導く真理」の本を通して,聖書から学ぶよい事柄に喜んでいます。短期間の勉強で,「私は真理を発見しました」,という人がたくさんいます。その人たちは,聖書の真理だけが,とこしえの命に導くものであることを認めるようになりました。それよりさらに驚くべきことは,聖書の真理が,聖書を学ぶ人々の生活に影響をおよぼす速さです。

生活は変えられつつある

まじめな人々は,生活にかんするエホバの戒めを学ぶと,神のみこころにかなった生活をしようとして,すぐに必要な調整を行ないます。このことはしばしば,ものの考えかたや習慣の大きな変化を意味します。

テキサス州に住むある男の人は,「真理」の本を用いて聖書の勉強をするのが好きな理由を説明し,自分の生活をどのように変化させるべきかを教えてくれたのがたいへんありがたかった,と言いました。「わたしはたばこもやめたし,悪いことばも使わないようになった」とその人は言いました。

サウス・カロライナ州の一女教師は,修士の学位を取るために勉強していました。エホバの証人と聖書の勉強を始めたとき,彼女は自分の教会が聖書の教えを教えていないことに気づきました。彼女は神のみこころを行なうことを望んでいましたから,教会とのつながりをいっさい絶つことを,教区牧師に正式に通知しました。また,修士の学位を取ることもやめました。それは実際には何の役にもたたない,と彼女は言いました。その人は,とこしえの命に導く知識を習得する決意をしたのです。こうしたことはみな夫の反対にもかかわらず行なわれたのです。

エホバの証人と何年も聖書の勉強をしていながら,学んだ事柄を実行していなかった人たちも,いまではエホバに奉仕するというはっきりした立場を取りはじめました。南部アメリカに住むある家族はエホバの証人と3年間勉強していましたが,学んだことをほとんど実行していませんでした。しかし,6か月間の聖書研究という新しい取り決めのことを聞かされたとき,驚きの色をうかべました。その家族はその時はじめて事の緊急さを感じたのです。エホバの民と完全に縁を切ることなど考えられないことでした。そこでバプテスト教会に脱退屈けを出しました。教会では聖書の真理が教えられていないことを知っていたからです。その家族はエホバの証人のすべての聖書集会に出席するようになりました。そしていまでは学んだことを他の人たちに伝えています。

これらの人々はたしかに学んだ真理に動かされ,神のみこころに一致するよう自分たちの生活を改めています。―ロマ 12:2。

より多くのことを熱心に学ぶ人々

エホバの証人と聖書の勉強を始めた人々は,証人から求める他の出版物も時間をつくって読みます。しかしなかには学ぶことにきわめて熱心で,非常に多くの本を読む人がいます。そのような人たちは,「真理」の本も聖書の教えの基礎的な知識を与えるけれども,エホバの目的についてはまだ学ぶべき事柄がたくさんあるということに気づきます。

カリフォルニア州のある証人は,そのような人についてつぎのように書いています。「この少女ほど神のことばに飢え渇いている人は見たことがありません。『真理』の本をほんの二,三章勉強しただけで,この人はエホバの証人が多くの真理をもっていることを悟りました。そしてこの勉強のほかに,聖書をもっとよく知るため,いまある本をみな読みたいと言いました。10余年分のとじた本[『ものみの塔』と『目ざめよ!』誌]をも含めて,私の図書をほとんど読んでしまいました」。

アラバマ州の別の証人は,自分が援助しているひとりの母親について,つぎのように伝えています。「私は毎週,勉強に行くたびに,『ものみの塔』と『目ざめよ!』誌を1部ずつ置いて帰りました。こんなによく読む人にはついぞ会ったことがありません。雑誌はどの号も全部読みますし,ほかの本も持ってきてほしいと言うのです。雑誌の裏に本の広告がのると,それも読みたいと言いました。その人が聖書の知識を心から求めていたことがよくわかりました」。

エホバの証人と聖書の勉強をはじめたニューヨーク市のある婦人は,はじめのうちは別段興味もありませんでしたが,まもなく,ものみの塔協会の出版物を全部読むようになりました。その人を教えていた証人の話によると,もしその証人が1週間に1冊本を持って行かないと,その婦人は手元にある本をまた読みかえしたそうです。そのようにして多くの本を二,三度読みました。

これらの人たちは,神にかんする基本的な知識だけでは満足しないのです。霊的な円熟に向かって進むために,できるだけ多く学ぼうとします。―ヘブル 6:1。

エホバの証人の集会に出席する

神を愛する人々が,神の証人と聖書の勉強を始めると,まもなく集会で神の証人たちと交わることを望むようになります。6か月の家庭聖書研究の取り決めを利用する人のなかには,とくにそういう人たちが少なくありません。

オレゴン州のある警察官のことを考えてみましょう。この人は最初,妻がエホバの証人と聖書の勉強をしたり,その集会に出たりすることに反対でした。しかし別の町に移転したときには,エホバの証人を迎え,聖書について話し合いました。「真理」の本のことや,すすめられている聖書研究の価値,また自分の前におかれているすばらしい祝福について聞かされたその人は,「聖書をおそわりたい」と言いました。

第1回の聖書研究が終わったあと,御国会館ではどんなことが行われるのですか,とその人は尋ねました。そこでエホバの証人は,御国会館にくるようにすすめました。「実はこの日曜日,行くつもりにしているんです」とその人は答えました。彼はほんとうに家族を連れて出席しました。そして3か月間に1度欠席しただけです。

この記事の冒頭で述べた,フロリダ州に住む以前反対者だった人は,家で聖書研究を始めてから2週間後に,妻と4人の幼い子供を伴っていくつかの集会に出席しはじめました。この家族は近所の人たちに反対されたにもかかわらず出席しました。「真理」の本の7章まで勉強したとき,この家族は全部の集会に出るために仕事を調整して,集会の準備をすることや集会に参加することを決心しました。

全部の雑誌を読み,雑誌の裏表紙に広告されている書籍をみな求めたアラバマ州の母親も,集会に出席しはじめるまで長くかかりませんでした。4回目の勉強のとき,その人は,聖書研究を援助していたエホバの証人に集会のことを尋ねました。それで証人はいろいろな集会について説明し,それに招待しました。つぎの日曜日にその婦人は夫とふたりの子供を伴って集会に来ました。それまでご主人は奥さんの聖書研究に参加していませんでしたが,その時から興味をもつようになり,家庭聖書研究に参加することになりました。

ニューヨーク市に住むあるコック長は,18年ほど前,聖書の真理を知りましたが,それに関して何もしていませんでした。また仕事が仕事だけに,日曜日の集会には出席できませんでした。しかし「真理」の本を勉強しはじめてから,神の真理と自分が認めている事柄に対し,行動を起こすべきであることに気づきました。そこで勇気を出して,日曜日に休ませてほしいと雇い主に頼みました。もしそれが許されないなら仕事をやめようと思いました。最初のうち雇主はその頼みを無視していましたが,やがて彼が本気で言っていることに気づきました。もしやめられたら自分のほうが困ることを知っていた雇い主はその頼みをいれました。神に奉仕しようという彼の決意は勝利を得ました。

エホバのしもべたちと集会で交わりはじめた多くの人々は祝福を受けています。彼らは,イエスがわたしの弟子のしるしであると言われた愛と一致を経験しています。―ヨハネ 13:35。

学んでいることを他の人に告げる

聖書のよいおとずれの価値を知る人は,それをだまっていることができません。いつの間にかそのことを他の人に話しています。「真理」の本を手引きにして聖書を学んでいる多くの人の場合もやはりそうです。

オレゴン州に住むある若いエホバの証人は,学友のひとりと「真理」の本の勉強をはじめました。2回勉強したあと,その友だちは,伝道に一緒に行ってもいいかと尋ねました。それ以後,彼女は毎週伝道に出ました。この奉仕に参加するため,彼女は毎週学校から出られるように手続きをしたのです。彼女は社会奉仕をしなければならないクラスにはいっていました。それで教師に,神の国を戸別に伝えることについて話したところ,午後そのための時間を与えられただけでなく,そのことでほめられました。また彼女は,大学に進むことをやめて,全時間伝道にたずさわりたいと言っています。

カリフォルニア州に住む,3人の子供をもつある父親も,エホバについて話すことをためらいませんでした。エホバの証人が,伝道をするための資格について話すと,その人は,自分が聖書研究で学んだ事柄を他の人に告げることが急務であり,それがエホバに対する義務であることを感じていたので,ぜひそうさせてくださいと言いました。その人は聖書の要求にかなっていましたから,7回勉強したあと,伝道に出て奉仕を楽しみました。

テネシー州のあるメソジスト教会の日曜学校の教師は,他の人に証言する必要をはっきり認めていましたが,彼女の教会にはそれをする計画がありませんでした。その人はエホバの証人と聖書の勉強をはじめました。「真理」の本の第1章を終えたとき,その人は復習の質問に対し,「あらゆる人に正確な知識を伝えなければなりません」と答えました。この誠実な婦人は,心からの願いを果たすことのできる場所に導かれました。

聖書の真理を親類の人に話したり,手紙で伝えたりした人たちもいます。その結果,聖書に対して多くの関心を呼び起こしました。

バプテスマ ― 彼らが喜んで経る段階

「とこしえの命に導く真理」を用いて聖書の勉強をする人々の多くは,バプテスマが,神を喜ばせる神のご要求であることをすぐに理解するようになります。なかにはバプテスマがもたらす責任を十分知らずにバプテスマを受けたがる人も実際にいました。知っていることといえば,バプテスマは神のご要求であるということだけでしたが,それでも神を喜ばせたいと考えたのです。その人たちはもう少し学ぶまで待つようにすすめられ,資格ができしだいすぐにバプテスマを受けました。

この記事のはじめのほうで述べた,10年分のとじ本をほとんど読みあげた若い女性について,カリフォルニヤ州の証人が言っていることを考えてみてください。「わたしたちが聖書の勉強をはじめてから3か月もたたないうちに,大会が近づいてきました。その時この人はもう献身していましたので,それをバプテスマで表わすべきだと考えていました。私は『3か月ではいくらなんでも早すぎる』と思いました。でもこの人は『他の書籍も「真理」の本も読み,戸別伝道に参加し,聖書研究も司会している。またどの集会にも出席している。それにしても3か月では』と私は考えました。会衆の監督は,基礎的な要求にかんして彼女に質問しました。彼女は答えを知っていたばかりでなく,その答えを支持する聖句まで知っていました。彼女がバプテスマを受けたことはいうまでもありません」。

多数の羊のような人が,神のみことばから学んだ事柄を実行しているのを見るのは大きな喜びです。エホバについて学び,幸福のうちに永遠にエホバに仕えなさい,というエホバのすすめに応ずる人がこんなにも多いことは,エホバにとって大きな喜びにちがいありません。

あなたはエホバの証人と聖書を勉強しておられますか。勉強しておられないなら,今からなさることをおすすめします。もうすでに勉強しておられるならば,学んでいる神の真理に従って行動しておられますか。エホバの証人について,ある婦人がものみの塔協会に寄せた手紙の内容を考えてみてください。「他の人が聖書を学ぶように進んで助ける人たちがいることを私はうれしく思います。この人たちは,人々にとって重要な疑問に答え,人々を助ける用意が常にあります」。世界はこういう人たちをもっと多く必要としています。

あなたは,聖書教育という最も重要な仕事に参加して,この必要を満たすことに助力されますか。もしそれをされるならば,学んだ事柄を実行することから,大きな幸福が生まれるということを経験されるでしょう。

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