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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1974
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聖年の準備

● 教皇パウロ六世は1975年を“聖年”として定めました。そしてローマ市では,予想される650万に上る巡礼者の受け入れ準備が既に進められています。

「聖年に降る幾百万幾十億リラの雨」という副見出しのもとに,イタリアの新聞コリエーレ・デラ・セーラは,その年ローマを訪れる巡礼者および地元のイタリア人から,6,000ないし7,000億リラ(約2,880億から3,360億円)の収益があるものと予測しています。現在取りざたされている問題は,だれがその利益にあずかるかという点です。同紙の報ずるところによると,多くの聖堂が聖年の巡礼者に贖宥を与えることを望んでいるため,小規模な,いわば“聖堂同士の戦争”の火が燃え上がりました。最終的にイタリア監督会議は,ローマ以外においてはわずか四つの土地でのみこの贖宥を与える許可を出しました。

ホテルの所有者,商店主,レストラン経営者などあらゆる人がその益にあずかろうとやっきになっています。しかし,そうした人たちの中からさえ,不満の声が上がっています。なぜでしょうか。コリエーレ・デラ・セーラ紙が推定しているとおり,教会施設がホテルの代わりに使われて訪問者のほぼ半数を収容し,彼らの使う幾百幾十億リラにも達するお金の約十分の一を手にするものと考えられているからです。ロザリオ,大メダル,聖母マリアやキリストや聖人の像など,宗教関係の品物を扱っている小商店主も,教会との同様な競争をしなければなりません。有名なある商店経営者はこう嘆きました。「教会は我々の口から食べ物を取り上げている。……聖具室,教会の宿泊所,あるいは教会そのものなどで宗教関係の品物やみやげ品をいっぱい並べた売店および賃貸用の部屋の備わっていないところはない。彼らはなんでも安く売ることができる。……教会は,我々が支払っているような家賃や税金,賃金や保険料を払う必要がない」。

このように,1975年を“聖年”にするという教皇の発表には,ローマを訪れるものと予想される何百万人もの巡礼者を霊的に築き上げる以上のことが関係しています。1,900年前に別の“聖都”で見られた状況をここで思い起こします。彼らの行ないについてイエスが何と言われたかをマタイ 21:12,13からお読みになってください。今日では商品は異なっているかもしれませんが,そこに見られる状況は同じです。

高くついた好奇心

● 合計6回にわたる月への有人宇宙飛行を含むアポロ宇宙計画が終了してからすでに1年以上が経ちます。この計画に要した費用は240億㌦(約7兆2,000億円)でした。人類は実際にどんなことを学んだのでしょうか。

科学者は,多くの理論がまちがっていることを学びました。その一つは,月の化学組成が地球のそれとは全く異なっているという点でした。しかし,同計画によって解決されるものと期待されていた主要な問題,つまり月はどのようにして形成されたかという問題は依然未解決のままです。発見された事がらがあまりにも多くの既存の理論と食い違うため,ウォール・ストリート・ジャーナル紙は事態をかいつまんで次のように皮肉りました。「月はそのあるべき場所にないのか,あるいはもしあるとすれば,まちがった礎材からできている」― 1974年3月25日付。

それと同じ週に,世界銀行総裁ロバート・マクナマラは声明を発表し,考慮を払う必要のある別の事がらに注意を向けました。報道されたところによるとマクナマラは,100か国の“開発途上”国に住む20億人「のうち8億人は[米貨に換算して]1日わずか30セント(約90円)で生活している。人々はかろうじて命をつないでいるにすぎない」と語りました。―1974年3月27日付,ニューヨーク・ポスト紙。

科学上の好奇心は幾つかの有用な発見をもたらしました。しかし,コリント人への第一の手紙 3章19節が,「この世の知恵は神にとっては愚かなもの……です」と述べていることには十分の理由があります。

ウーマン・リブのための新たな手本

● “マリアの礼賛”と題する最近出された教皇の文書によると,『女性解放運動』には新たな手本,つまり支持者があるとされています。その手本とはだれでしょうか。イエスの母である処女マリアです。“ローマ教皇の推奨のことば”は,マリアを,現代社会の中で今活動している“解放勢力”を支持する模範となる力強い女性として描いています。

イエスの母マリアは,確かに内気であったり恥ずかしがり屋であったのではありませんでしたし,引込み思案な人でもありませんでした。(ルカ 1:46-55; 2:41-49,ヨハネ 2:1-5と比べてください。)一方,マリアが,「妻たちよ,自分の夫に服しなさい」という,妻に対する使徒ペテロの勧めのことばに従い,『神の目に大いに価値のある,もの静かで柔和な霊』で身を飾っていたことは明らかです。(ペテロ第一 3:1-4)女権拡張運動の指導者がこうした見方を持っていると言えるでしょうか。

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