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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1975
塔75 10/15 639–640ページ

読者からの質問

● クリスチャンは自殺に対してどんな見解を持つべきであると,神の言葉は示していますか。

命の源であるエホバは,人間の命が貴くて神聖なものであると宣言しておられます。(創世 9:5。詩 36:9)ゆえに聖書は,自分の命を絶つ,つまり自分を殺すことに外ならない自殺を非としています。故意になされるそうした行為は,自分に対する殺人行為です。(出エジプト 20:13。ヨハネ第一 3:15)自殺をしたことが聖書の中に記されているごく少数の人は,エホバに対して不忠実で,自分の命が本当は神に属しているということを考えなかった人でした。―サムエル前 31:4。サムエル後 17:5-14,23。列王上 16:18。マタイ 27:5。

故意に自分の命を絶つ人は,命の神聖さを全く軽視しているゆえにそうするのです。そうした人は流血の罪を負うことにもなります。精神能力が正常な時に自殺をするなら,それは道徳観念や信仰の欠如,また神に対する恐れを持っていないことの表われです。それは,生活上の問題や責任を回避しようとする,憶病な行為です。自殺をした当人が真のクリスチャンであると唱えていたなら,その行為は当人とエホバとの関係をはなはだしく損なうものとなります。自殺行為は,命を絶つよう勧める悪霊の圧力に屈してしまうことになり兼ねません。(マタイ 17:14-18)こうした極端に自己中心的な殺人行為は,当人が,あとに残る家族に対する愛,会衆や友人に対する愛,果ては周囲の地域社会に対する愛さえ全く持っていないことの表われです。自殺行為は当人の仲間すべてに恥辱と憂いをもたらすからです。―マルコ 12:31。

大抵の国では,検死官でなければ,死因を公式に報告することはできません。しかし,検死官が自殺であるとの報告を提出したとしても,実際には自殺でない場合もあります。例えば,ある人の死に関してそうした自殺の報告がなされてから三週間後に,それがあまり例のない事故によるものであることを示すはっきりした証拠の明らかにされた例もありました。ゆえに,様々な状況を常に考えに入れなければなりません。精神病が関係していましたか。その人は正気でしたか。その人には責めるべき点あるいはとがめるべき点がありますか。すべての事実を知ることが困難な場合も少なくありません。

では,会衆と交わったことのある人が自殺をしたと伝えられる場合,その人の葬式に出席することに対してクリスチャン会衆の成員はどのような態度を取るべきですか。そのような葬式を司会するよう依頼された長老はどうすべきですか。自殺であると報じられてはいても事故であるように思われる場合や精神病が関係している場合に,会衆の成員の中には,遺族を慰めるため葬式に出席することを自分の良心が許す人もいるでしょう。遺族の求めに応じて,そのような葬式を司会するかどうかは長老各自の個人的な決定にゆだねられます。しかし,事情を知らない地域社会に与え得る影響を考え,会衆としてはそのような葬式を公に主催したり,王国会館でそうした葬式を執り行なったりしないほうがよいと決定する場合もあるでしょう。

一方,自殺をしたことが確認された場合,会衆の成員や長老はその葬式に関係したくないと思うかもしれません。そのような場合,内輪の葬式を取り決めることは遺族に任されます。そうした内輪の葬式では,遺族の中のだれかが親族一同のために一言話したいと思うかもしれません。さらに,自殺をしたと思われる人の葬式が,遺族の要請によって会衆の成員でない人や葬儀屋自身によって司会される場合,そうした葬式には出席したくないと思う人もいることでしょう。

正義を愛するわたしたちは,自殺に追いやられた人の中にも,将来に何らかの見込みのある人がいるかどうかという問題をあわれみ深い,全知の神のみ手にゆだねます。命を愛するわたしたちは,日ごとの命を神聖なものとみなし,日常の物事や交わりにおいて,人類に命を与えてくださった方の是認を得るような仕方で振る舞うよう努めます。

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