「喜びに満ちた働き人」地域大会へおいでください
「主にあって常に喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい!」(フィリピ 4:4)使徒パウロが,フィリピ会衆の愛する兄弟たちに喜ぶよう告げたことにはそれ相当の理由がありました。そうした理由には,真理によってもたらされた自由,王国の希望,そしてそれに伴う交わりと奉仕の特権などが含まれていました。19世紀前に使徒パウロのかい間見た霊的パラダイスの中に現在自分たちが住んでいることを考えれば,今日のわたしたちには喜ぶべきより大きな理由があると言えます。(コリント第二 12:2,4)エホバの民と大いなるバビロンの捕われになっている人々との間には,何と大きな相異が見られるのでしょう!―イザヤ 65:13,14。
エホバのクリスチャン証人であるわたしたちは,自分たちに与えられている奉仕の特権からも喜びを得ており,わたしたちすべては,業のない信仰が死んだものであることを認めています。神のみ言葉の中では,正直でりっぱな労苦が終始励まされ,勧められ,求められ,そして是認されています。それは特にわたしたちの霊的な業に当てはまります。そうです,わたしたちすべては,「主の業においてなすべき事を常にいっぱいに持ち」たいと思います。(コリント第一 15:58)ですから,わたしたちの開く1977年の地域大会が「喜びに満ちた働き人」地域大会と呼ばれるのは本当にふさわしいことです。各大会は四日間にわたるものであり,エホバのご意志であれば,世界中で文字通り幾百もの大会が開かれるでしょう。日本だけでも11の大会が開かれます。
昨年と同じように,各々の日には独自の主題が設けられています。最初の日の主題は,「家庭で良いことを行なう」です。その日のプログラムでは,子供たちを幼少時から教育することや,若い人々の務め,および両親や配偶者相互の責務に関する助言や勧めの言葉が与えられます。基調をなす話に加えて,『神は,わたしたちひとりひとりから遠く離れておられない』と題する聖書劇が行なわれます。
二日目の主題は,「愛とりっぱな業とを鼓舞し合う」です。プログラムの中ではとりわけ,方正で愛のこもった振舞いや長老たちの責務と特権の問題が強調されます。バプテスマはこの日に行なわれ,それに先立って,「わたしたちはエホバと共に働く道を選ぶ」と題する話がなされます。またこの日には,「エホバのみ名は全地に伝えられる」と題する放送劇も上演されます。
三日目の主題は,「野外において励み努める」です。話や「あなたは神への奉仕に魂をこめておられますか」と題する劇を通して,わたしたちの証しの業の様々な面が強調されます。
四日目の主題は,「忠節な働き人は約束を受け継ぐ」です。「神の王国はどのようにあなたに益をもたらすことができますか」と題する公開講演は,一般の人々や新たに関心を抱いた人々にとって特に興味深いものとなるでしょう。そして,「『より大いなる業』に携わりつつ前進しなさい」と題する話をもって,大会は幕を閉じます。
「昨日わたしたちが学んだ事柄」と題するプログラムは昨年とても好評だったので,二日目から毎日のプログラムの冒頭で取り上げられ,昨年よりも多くの時間がそのために割かれます。聖書劇の基礎となっている聖書の記述を前もって読んでおけば,すべての人は劇からより多くの益を受けられるでしょう。最初の劇のために,列王下 18章1節から20章11節まで,またイザヤ 36章から38章までを読んでおくと良いでしょう。二番目の劇のためには出エジプト 5章から15章まで,そして三番目の劇のためにはマラキ書を読んでおけるでしょう。
ダビデ王は,『人われにむかいて いざエホバのいえにゆかんといえるとき我よろこべり』と語りました。(詩 122:1)わたしたちすべては,「喜びに満ちた働き人」地域大会の一つ,あるいは幾つかに出席することに関して,特別な意味で同じような気持ちを抱くに違いありません。
大会の開催地
日本での開催地は下記のとおりです。大会に出席するために宿舎を必要とする方は,宿舎部門の住所の記された宿舎申込書を地元の会衆,あるいはものみの塔聖書冊子協会の支部事務所からお求めになれます。
7月21日-24日: 埼玉県所沢市,西武園競輪場。大阪府吹田市,万博記念公園内「スポーツ広場」。広島県福山市,福山市体育館。福岡県北九州市,北九州市立総合体育館。
7月26日-29日: 富山県富山市,富山市体育館。
7月28日-31日: 神奈川県横浜市,花月園競輪場。愛知県名古屋市,名古屋市国際展示場。
8月3日-6日: 福島県いわき市,いわき市平市民会館。
8月4日-7日: 北海道小樽市,小樽市総合体育館。沖縄県沖縄市,沖繩市営体育館。
8月11日-14日: 福島県福島市,福島県文化センター。