パナマで舌を使う
● 12歳になるパナマの一少女は生まれつき身体に障害があって,発育不良の両腕と両足を使うことができませんでした。しかし彼女は賢い子供で,エホバの証人と聖書を学ぶことを母親に許されていました。「ページをくって聖句をさがすことが,果たしてできるようになるものか,わたしはあやぶみました」と,少女の研究司会者である証人は語っています。「しかし彼女にとってそれは少しも問題ではありませんでした。彼女はベッドに腹ばいになり,自分の前に置いた聖書のページを,舌でめくります。それはとても能率的で,どうかするとわたしよりも先に聖句を見つけてしまうほどです」。