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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1978
塔78 9/1 31–32ページ

読者からの質問

● 聖書はモーセが死ぬまで精力的であったと述べています。(申命 34:7)それでは,申命記 31章2節(新)にあるように,モーセはなぜ,120歳になったために,もはやイスラエルの指導者として彼らの前に「出入りする」ことはできないと言ったのですか。

基本的に言って,モーセは申命記 31章2節(新)で,自分はイスラエルを約束の地へ導く目的で,その前に「出入り」することをもはや許されてはいないという点を明らかにしていたようです。

この点がはっきりしない翻訳もあります。それは,モーセが身体的に民を導くことができなくなったと思えるような仕方で申命記 31章2節を訳出しているからです。例えば,ロナルド・ノックス訳はこう訳出しています。「このわたしは,120歳にもなり,あなたがたの遠征を導く任にはもはや耐え得ない。その上,主はわたしがヨルダンの流れの向こう側に渡ることはないとわたしにお告げになった」― 申命 31:2,下線は編者による。

しかし,老衰のために自分が同国民を導くことはできないとモーセが言っていたのでないことは明らかです。モーセの死後,次のように書かれたことからもその点が分かります。「モーセは死んだ時,百二十歳であったが,目はかすまず,気力は衰えていなかった」― 申命 34:7,口。

ですから,モーセはかなり精力的であったようです。当然のこととして,たくましい若者のように強健ではなかったものの,その年齢にしては例外的な体でした。老齢のために働けなくなることはなかったのです。死に至るまで,モーセは民を導く能力を持っていました。

しかし,モーセは最終的に,民を導く権威をヨシュアに渡しました。ヨシュアは,幾らか年は若かったものの,経験と能力があり,神の霊を受けていました。(出エジプト 24:13; 33:11。民数 27:18。申命 31:3; 34:9。ヨシュア 14:7-11)そのようにしたのは主として,ヨシュアが民を約束の地へ導き入れられるようにするためでした。神はモーセにそうすることを許されなかったのです。

この考えは,ある聖書翻訳の中で明確にされています。例えば,アイザック・リーサーは,申命記 31章2節を次のように訳出しています。「この日,我百二十歳なり。我もはや出入りすることあたわず。主我にのたまわく,汝はこのヨルダンを越ゆるべからず,と」。新世界訳聖書はこの部分を次のように訳出しています。「わたしは今日百二十歳になりました。わたしはもはや出入りすることを許されないでしょう。『あなたはこのヨルダンを渡り行かない』とエホバはわたしに言われたからです」― 申命 31:2。

ですから,モーセは自分の年齢にしては依然としてかなり精力的ではありましたが,民がヨルダンを渡ろうとして用意をしていたときに,もはや民の前に「出入り」することはできないとモーセが言ったのはふさわしいことでした。

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