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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1980
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読者からの質問

● アモス 5章5節(新)には,「ベテルを捜し求めてはいけない」とありますが,それはどういう意味ですか。

イスラエル北王国の人々は非常に熱心に偽りの崇拝を行なっていました。そのことは,預言者アモスを通して彼らに向けられた次の言葉から明らかです。「『あなた方はベテルに来て違反をなすがよい。ギルガルにおいて幾度も違犯を重ねよ。朝に犠牲を携え来たれ。三日目には十分の一を。そして,パン種を入れた物を用いて感謝の犠牲の煙をくゆらせよ。自発的な捧げ物をふれ告げよ。それを言い広めよ。あなた方はそのようにすることを好んだのである,ああイスラエルの子らよ』。主権者なる主エホバの仰せである」― アモス 4:4,5,新。

ベテルは偽りの崇拝の中心地でした。北の王国の初代の王であるヤラベアムが金の子牛を置いたのはベテルです。(列王上 12:28-30)ギルガルも背教した崇拝の行なわれる場所となっていたに違いありません。ですから,イスラエル人がベテルとギルガルで犠牲をささげたことは,確かにエホバに対する違犯でした。

注目すべきことに,イスラエル人は,律法に反していた他の慣行をもその偶像崇拝に取り入れました。律法には,「あなたがたがエホバに差し出す穀物の捧げ物は,どんなものもパン種を入れたものとして作ってはならない」とあります。(レビ 2:11,新)ところが,背教したイスラエル人は「感謝の犠牲」としてパン種を入れた物をささげました。それだけではありません。健全な精神をもって自発的に犠牲をささげるなら,そのことを言いふらすことなどしないはずでしたが,偶像崇拝を行なっていたイスラエル人は言い広めました。彼らは自分たちの偽りの崇拝を好みましたが,エホバはそれを憎まれました。

したがって,不忠実な歩みを続ける以上,イスラエル人はエホバの裁きの執行を免れることができませんでした。偽りの崇拝を捨て,悔い改めてエホバに帰ることによってのみ,免れることを望めました。それゆえ,預言者アモスは霊感の下に次のように言明しました。「エホバはイスラエルの家にこう言われたのである,『わたしを捜し求めて生き続けよ。そして,ベテルを捜し求めてはいけない。ギルガルに来てはならない。ベエルシバに渡って行っては[つまり,シメオンの飛び地であるその都市へ越えて行っては]ならない。ギルガルそのものも必ず流罪になるからである。そしてベテル,それは怪異な所[通行人が迷信的な恐れに包まれる廃虚の意かと思われる]となる。エホバを捜し求めて生き続けよ。彼が火のように行動することのないため,おおヨセフの家よ[ヨセフの息子のエフライムとマナセの子孫が大部分を占める十部族の王国]。またそれがまさに焼き尽くすことのないため。ベテルがそれを消す者のいない所とならないため』」― アモス 5:4-6,新。ヨシュア 19:1,2。

イスラエル北王国の都市であるベテル,ギルガル,ベエルシバに巡礼しても,イスラエル人は災いを免れることは望めませんでした。それらの場所で神の好意を求めても,神の怒りを身に招くに過ぎませんでした。ベテルもギルガルもベエルシバもそれぞれの聖所もろとも無に帰してしまうのです。イスラエルの望みは,もっぱら,『エホバを捜し求める』こと,全き心でエホバに帰ることに懸かっていました。

同様に今日,宗教的慣行をどれほど熱心に守っても,それが真理である神の言葉と一致していないなら,何の益にもなりません。

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