ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 塔80 9/1 11ページ
  • ニュースの内面を見る

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • ニュースの内面を見る
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1980
  • 副見出し
  • 関連する記事
  • 利口な人間は良い人間か
  • 医学界の流れが変わる
  • パリサイ人を養成する
  • エホバの証人と血の問題
    エホバの証人と血の問題
  • 医師が輸血を強制しようとする時
    目ざめよ! 1974
  • 血によって命を救う ― どのように?
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1991
  • 「エホバの証人と血の問題」の小冊子の研究用の質問
    わたしたちの王国宣教 1988
もっと見る
エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1980
塔80 9/1 11ページ

ニュースの内面を見る

利口な人間は良い人間か

● 米国東部に住む3人の女性は,「住民の頂点に立つ人間」の数を増やそうという,カリフォルニア州の一富豪の計画の下で初めて妊娠した女性に数えられています。この富豪はノーベル賞を受賞した5人の科学者たちを説き伏せて,特別な容器に精子を提供させました。“知的に進んだ”女性で,夫に原因があって不妊の人々に対し,人工受精によりこの“優れた”精子を受けるように要請がなされました。女性たちは,提供者の名前は伏せてあり,番号が付いただけの精子の中から,科学者の知能指数,年齢,体重,身長,目の色などの情報を基にして選ぶことができます。一人の女性は,「このことではとても胸が躍ります。……試みに,13番を選んでみようと思います。この人が提供者の中で一番若くて,知能指数も一番高いからです」と語ったと伝えられています。

道徳の面から考えると,この取決めは姦淫をにおわせるものですが,それはさておき,知能指数が高ければ,必ず質がよいということになるでしょうか。倫理学の一権威者はこう語っています。「知能指数の高い人々がより良い人間になり,より良い社会を生み出すということを保証するものはない。世界の知恵遅れの子供たちが戦争や破壊を引き起こしているわけではない」。事実,“至上人種”を提唱した最後の人物は,第二次世界大戦の終わりに,ナチの掩蔽壕の中で死にました。

医学界の流れが変わる

● ポーランド人民共和国の医学雑誌,「ジイイミイ・ドルジェイ」(長寿)誌は最近,医学界の流れが輸血からますます離れてきていることについて論じ,過去において「血液の救命価値について抱いていた軽々しい信仰から」医師たちは脱却し,「今日では,冷静な判断の示すところに従って,血液が非常に危険なものにもなりかねない」ことを認めるようになった,と述べています。この記事の筆者であるフランツィシェク・スモラーフク教授(医博)はこう付け加えています。「治療の進み具合が輸血された血液の量で測られた時代もあった。今日,我々は紛れもない真理を目にしている。それは血液が異質の組織であり……広範に影響を及ぼす免疫学上の反応を引き起こすことがあるという事実である」― 1979年8月号,14ページ。

同様に北アメリカでも,ニューヨーク州立大学州南部医療センターのホーレス・ハーブスマン教授(医博)が,この医学上の見解の変化が正しいことを確証しています。同教授は,「救急医学」誌上にこう書いています。「確かに,エホバの証人を扱った我々の経験は,ありとあらゆる合併症の危険をはらむ輸血に,これまで考えられたほど頼らなくてもよいことを示していると解釈できるであろう」― 1980年1月15日号,76ページ。

また,カナダでこの問題について数多くの外科医をインタビューしたトロント・スター紙のマリリン・ダンロップ記者は,「宗教上の理由で血液を取り入れることを拒む結果,エホバの証人は自分自身や自分の子供をどれほどの危険にさらしているだろうか」との疑問を投げかけ,こう答えています。「一般社会や医療に従事する人々が長い間考えてきたほど大きな危険はないことを示す医学上の証拠がますます多くなってきている」。

このような考えの変化は,科学のどんな分野でも珍しいことではありません。しかしこれは,できる限り最善の治療法を患者に施そうとする誠実な医師の信用を落とすものではありません。代わりになる治療法のほうが優れているとの確信を抱くようになれば,医師たちがトロント・スター紙のインタビューに応じた一心臓外科医と同じように語るのは疑いのないところです。その医師はこう述べました。「そのような方法[血液を用いない方法]には利点がある。輸血は人々にとって害になる。輸血なしにできれば,それはすばらしいことだ」― 1980年2月24日,A10ページ。

パリサイ人を養成する

● 去る2月に,マサチューセッツ州は,米国の最高裁判所が1963年に学校での祈りを違法として以来,初めて学校での祈りを再び実施するようになりました。このマサチューセッツ州の法律は6週間効力を有していましたが,その後州の最高司法裁判所はそれを違憲として無効にしました。ちなみに廃止されたその法律によれば,教師は毎日,生徒の中からクラスを代表して祈る人を募ることになっていました。そして,祈りに加わりたくない人には教室の外へ出ることが許されていました。

しかし,法律によって制定されたそのような宗教を快く思わない人は少なくありませんでした。事実,ボストン・グローブ紙のコラムニスト,ノーマン・ロックマンの述べるとおり,「独善的な人々は,公立学校を使って,子供たちをパリサイ人,つまり人に見せるために祈る人間にならせようとしている」のです。これは,1,900年ほど昔のパリサイ人について,イエスの語られた次の言葉を繰返すようなものです。「祈るとき,あなたがたは偽善者たちのようであってはなりません。彼らは,人に見えるように……祈ることを好むのです」― マタイ 6:5。

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする