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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1983
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クリスチャンの「災厄」

クリスチャン・センチュリー誌に述べられている事柄は,宗教諸団体の間で核兵器の問題をめぐり一層の自己分析が行なわれたことを物語っています。「最も初期のクリスチャンたちは軍隊には入らなかった。ローランド・ベイントンは,『新約時代の終わりから,西暦170年より180年までの10年間に至る間,クリスチャンが軍隊に入っていたことを示す証拠は皆無である』ことに触れている。……クリスチャンは軍役に対する反対をごく徐々に放棄していった。……アウグスティヌスが,『正義の戦争』ならクリスチャンが軍事行動に参加することも許されると述べたが最後,政府の行なう戦争は時を経ずして皆『正義の戦争』になってしまった」。

次いでその記事は,クリスチャンにとって真に大きな問題となっている事柄を明らかにします。「イエスが手榴弾を敵に投げつけているところ,機関銃を撃っているところ,火炎放射器を操作しているところ,核爆弾を投下するところ,何千人もの母親や子供たちを殺したり不具にしたりするICBMを発射するところを,ほんとうに想像できる人がいるだろうか。イエスにとってこのようにすることがご自分の性格に不忠実なことであるのなら,どうして我々がそれを行ない,なおかつイエスに対して忠実であり得ようか」。このことはキリスト教世界にどのように影響したでしょうか。クリスチャン・センチュリー誌の記者の意見は

「アウグスティヌスが,この重大な問題に関し[『正義の戦争』などと述べて]キリスト教をわい曲したことは,この宗教の上に降り懸かった災厄の中の最大のものであった。このためにクリスチャンは,敵を愛し,悪意をもってクリスチャンを利用する者に対しても善を行なえ,というクリスチャンの中心的な倫理の原則について証しする無限の機会を失ってしまった。そのことはかつて起きたどんな事よりも,クリスチャンの福音伝道を妨害してきたと言えるかもしれない」。もちろん,エホバの証人はこの問題に関して「イエスに対する忠実さ」を証明しているので,エホバの証人が行なうキリストのための福音伝道はこのような汚点によって『妨害されて』はいません。―ペテロ第一 2:21と比較してください。

『手術に取りかかりなさい』

エホバの証人に対する輸血なしの手術をめぐって,「遺憾ながら一部の地域には敵意が広がっているが,医師たちは今こそ……その敵意を捨てるべきである」と,カナダ医師会ジャーナル誌に寄稿された社説は述べています。「感心なことに,かなりの数の医師が既にその敵意を捨てている」ということですが,それでも同誌は,「患者に麻酔をかけたあと外科医が“ひそかに”輸血するケースがいまだに跡を絶たない ― これは尊敬し難い行為である」とも述べています。

さらに,「経験と科学技術の向上とで[外科医]は現在輸血を強調しなくてもエホバの証人の治療をうまく行なえることを確信して」いながら,「なぜ,過去において医師とエホバの証人に関する望ましくない評判を生み出した論争をなおも続けるのか」と問いかけ,ある麻酔医の次のような意見を引用しています。「一部の外科医は,失われた体液を補い……手術に取りかかって出血を止める努力をする代わりに,立ったまま患者の親族と輸血の問題について議論することに時間を浪費する」。

こうしたコメントは確かに,物議をかもす治療が関係した問題について十分前もって医師たちに知らせておくことの知恵を強調しています。箴言 15章14節には,『さとき者の心は知識を尋ねる』とあります。(日本聖書協会,口語訳)したがって,医師たちは,肉体面の必要のみならず霊的な必要をも思いやって患者を治療するのに必要な情報を早くに得ることが大切です。―箴言 22:3。

新しい粒子と創造

欧州共同原子核研究機関(CERN)で集めた証拠から,科学者たちは長い間探していた,原子よりも小さい粒子を発見したかもしれないと信じている。陽子とその反物質(反陽子)を猛烈なスピードで衝突させることにより,科学者は,新しい「W粒子」を生み出すことができた。この粒子には『それを生み出す陽子と反陽子の80倍の質量』があると,トロントのグローブ・アンド・メール紙は伝えています。『その違い(余分の質量)は,衝突前に陽子と反陽子の速度を速めるためにつぎ込まれたエネルギーのばく大な量によって説明される』。

創造者を信ずる者たちにとって,この余分の質量は意味深いものでしょう。なぜなら,その記事によると,瞬間に『エネルギーは質量に変わる』からです。エホバ神は,「満ちあふれる活動力<エネルギー>」の源として,宇宙を指し,「だれがこれらのものを創造したのか」と,答えが明白なことを知りながら微弱な人間に問いかけることができるのです。―イザヤ 40:26。

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