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  • 『この戦いはあなた方のものではなく,神のものです』
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1984
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1984
塔84 7/1 12–17ページ

『この戦いはあなた方のものではなく,神のものです』

「エホバを信じなさい。……[そして]成功を収めなさい」― 歴代第二 20:20。

1 エホシャファトはどのような点で,即位したイエスを表わしますか。

ユダのエホシャファトは良い王でした。「彼は……エホバの目に正しいことを行なって,その道からそれなかった」と記されています。(歴代第二 20:32)その名には「エホバは裁き主」という意味があります。エホシャファトはエホバのみ名をあがめ,義の道における導きと,神の民を裁く際の助けをエホバに求めました。そして,神の民がエホバの律法の教えを受けられるように取り計らい,個人的にユダ人の間に出かけて行き,エホバの真の崇拝に戻るよう彼らに勧めました。神権的な崇拝のための王国をも組織しました。このすべてにおいて,エホシャファトは適切にも,1914年に新しく天の王座につけられた王イエス・キリストを表わしています。悪霊の勢力はハルマゲドンでの最終戦に諸国民を集めていますが,王イエス・キリストは生き残らせるためにエホバの民をいま集めておられます。―マタイ 25:31-34。啓示 16:13,14,16。

2 (イ)ユダ人にどんな重大な危機が生じましたか。(ロ)今日エホバの証人はどんな類似した状況に直面しますか。(ハ)サタンの世のどんな要素が,アンモン,モアブ,セイル山に相当しますか。

2 エホシャファトがユダの神権的な秩序を回復することに注意を払った後,重大な危機が訪れました。強力な敵の「大群」がアンモン,モアブ,セイル山の地域からやって来て,神の民を皆殺しにすると脅しました。(歴代第二 20:1,2,22)今日でも状況は同じです。エホバの証人は「世のものではない」ので,サタンの世から憎まれ,神の敵からしばしば残虐な迫害を受けています。(ヨハネ 15:19。ヨハネ第一 5:19)エホバの民の地 ― ユダ(「賛美」を意味する)― に対する支配がエホシャファトの時代の論争点でした。しかし,今日の政治勢力と大企業(“世の終わり”の武器の製造業者を含む)は古代のアンモンとモアブの型に倣い,世界支配を求めてしのぎを削っています。そうすることによって彼らは,1914年以後本来は神のメシアの王国に属する領域に侵入しています。(啓示 11:15,18)古代のセイル山は,背教したエドム,つまりヤコブの双子の兄弟エサウの子孫の領土になりました。ですから,セイル山に住む人々が今日のキリスト教世界の尊大な背教者たちを予影していたと言うのは妥当なことです。―創世記 32:3。

3 エホシャファトとユダ人の行動は,今日の忠節な証人たちのそれとどのように似ていますか。

3 侵入して来るこの大群からの脅しに遭って,エホシャファト王には何ができたでしょうか。緊急事態,迫害,命の危険などに面したとき,エホバの忠節な僕たちは決まって何をするでしょうか。エホシャファトは,『その顔を向けてエホバを求めました』。そしてユダの都市全体から人々が「来て」,エホバの真の崇拝の家で『エホバの助言を求めました』。―歴代第二 20:3-5。

4 (イ)エホバの民はどんな状況を予期できますか。(ロ)増加している「大群衆」はどこに救いを求めていますか。

4 今日の神の民に対するなんと立派な模範でしょう! この暴力の時代は,ハルマゲドンにおけるクライマックスへと進んでいます。サタンの世の状況が変化して,暴力的な傾向が弱まることはないでしょう。(テモテ第二 3:1,13)エホバの民の命そのものが脅かされることもしばしばあるでしょう。わたしたちはどこに保護を見いだすでしょうか。わたしたちの一致した崇拝のうちに見いだされるはずです。わたしたちは王国会館で,また聖書研究を行なう他の中心地で,命を支える霊的食物を取り入れるために,そしてエホバを賛美するための公の奉仕を組織するために集まります。うれしいことに,「大群衆」はあらゆる国民から引き続きやって来ており,神の民の「神聖な奉仕」に加わっています。これらの新しい人々は,『エホバの崇拝の家の山』に流れています。そのことは彼らの救いをも意味します。―啓示 7:9,15。イザヤ 2:3。

5 エホシャファトの「新しい中庭」は,今日のエホバの組織に関して何を示唆していますか。

5 エホシャファトは「エホバの家の新しい中庭の前」に陣取りました。ユダにおけるこの王の建築計画には,エルサレムの神殿で行なわれる崇拝のための施設を拡張することも含まれていたのでしょう。今日も同様に,現在統治しておられる王イエス・キリストの指示のもとで壮大な霊的な建築計画が進められており,エホバの神殿の地上の中庭には,祭司ではない幾百万という「大群衆」のための余地が十分にあります。その中庭にいるのはなんと喜ばしいことなのでしょう!―詩編 27:1-5。

エホバに心を向ける

6 (イ)エホシャファトの祈りの中にはどんな事柄が含まれていましたか。(ロ)わたしたちは試練の時期にどのように力を見いだすことができますか。

6 エホシャファトはエホバの家で,祈りのうちに事の全体を神の前に置きました。王はエホバの王権,力,力強さを認め,ご自分の民のために行なわれたエホバの業を振り返りました。エホシャファトは神殿の献堂の際にささげられたソロモンの熱烈な祈りに言及し,謙遜に,「私たちは,どうしたらよいか分かりません。ただ,私たちの目はあなたに向かうのみです」と結びました。(歴代第二 20:5-12; 6:12-14,34,35)あなたも,どうしてよいか分からないように思えるこのような状況に直面したことがありますか。使徒時代にパウロは何度もそうした窮境に陥りました。パウロはエホバに全くより頼まなければなりませんでしたが,いつも,「わたしが弱いとき,その時わたしには力がある」と言うことができました。自分自身の徹底的な無力さを感ずるとき,エホバに頼り切ることが何ものにも征服されない力の源となったからです。あなたも強くなることができます。―コリント第二 12:10。箴言 18:10。

7 これらのユダ人はモーセのどんな指示に従っていましたか。

7 できれば,エルサレムの広々とした神殿の領域内の次のような場面を想像してみてください。「その間ずっとユダの人々は皆,エホバのみ前に立っていた。彼らの小さい者たち,妻たち,子らもである」。(歴代第二 20:13)彼らは,申命記 31章12節に記されているような,この種の集まりの目的に関するモーセの明白な指示を思い起こしていたに違いありません。これらの家族がエホバへの深い敬意を示し,警戒を怠らず,神の命令をすぐにでも行なえる態勢で待っていた時,その大きな集まりの中では,立つための余地しかありませんでした。

エホバの経路

8 (イ)エホシャファトの時代における,(ロ)現代における,意志伝達のエホバの経路はだれですか。

8 主権者なる主エホバはエホシャファトの祈りにどうお答えになりましたか。エホバは意志伝達の経路をお与えになりました。それは,レビ族のヤハジエルという人です。この人は祭司ではありませんでしたが,エホバはヤハジエルを選び,聖書全体の中でも最も胸を躍らせる,激励に満ちた音信の一つをふれ告げさせました。重要なのは,「エホバの霊が会衆のただ中で彼に臨んだ」ことです。(歴代第二 20:14)エホバは今日のご自分の民の中に,これに相当する経路を備えてこられましたか。確かに備えてこられました。イエスは「事物の体制の終結」に関する預言の中で油そそがれた「忠実で思慮深い奴隷」級に言及した際,この点に触れました。その級に,主人はここ地上におけるご自分の「持ち物」すべてをゆだねるのです。―マタイ 24:3,45-47。

9 (イ)ヤハジエルという名はどのような意味で適切でしたか。(ロ)エホバの音信はどんなものでしたか。今わたしたちはその音信からどのような励ましを得ますか。

9 ヤハジエルという名は「神はご覧になる」を意味します。神はその危機に関係した事の全体を見ることができました。神の民が取るべき道を予見することができました。最終的な結末を予見できました。では,エホバはヤハジエルを通してどんな音信を伝えられましたか。聞いてください,次のような音信です。「ユダのすべての人々,エルサレムの住民およびエホシャファト王よ,注意を払いなさい。エホバはあなた方にこのように言われました。『あなた方はこの大群のゆえに恐れたり,おびえたりしてはならない。この戦いはあなた方のものではなく,神のものだからである』」。(歴代第二 20:15)その一致した群衆は非常に歓んだに違いありません。そして,今日のわたしたちも,サタンとその仲間がどんな襲撃を加えようと,わたしたちの信仰と忠誠がどのような試練に遭おうと,わたしたちは一致した民として,エホバがわたしたちのために戦ってくださることを確信し,エホバに全幅の信頼を置けることを知って本当に歓ぶことができます。―出エジプト記 15:2,3。詩編 24:8; 37:3-7。ゼカリヤ 14:3。

一致した行動が求められる

10 (イ)これらのユダ人は,どんな忠誠の試みに直面しなければなりませんでしたか。(ロ)どんな業が行なわれてからエホバの「不思議な業」が生じますか。

10 しかし,これらのユダ人は,エホバがもたらすであろうどんな救出を待つにしても,ぼんやりと待機していてはなりませんでした。彼らは行動する民でなければなりませんでした。生き残りたいなら,エホバへの従順を示し,エホバの方法で物事を行なわなければなりません。彼らの中には,エホバからの指示を少し異常であると感じた人が多かったに違いありません。それは彼らの忠誠を試みるものとなりました。同様に,エホバは「大患難」の始めにキリスト教世界を滅ぼすというご自分の『不思議な行ない,ご自分の異常な業』を行なわれる前に,ご自分の証人たちに対し,多くの人には異常に映るかもしれない業を一致して行なうように求められます。それは,迫りつつある滅びについて警告するため,繰り返し人々の家を訪問するという神聖な奉仕です。―イザヤ 28:21。マタイ 24:14,21。

11,12 (イ)どんな異常な命令がヤハジエルから出されましたか。しかしユダ人はどのように反応しましたか。(ロ)わたしたちも,どのようにエホバへの信頼を示せますか。

11 この点は,ヤハジエルがユダの民に与えた命令によって予影されています。ヤハジエルは敵の大群についてこう述べました。「明日,彼らのところに攻め下れ。……あなた方はこの場合,戦うにはおよばない。しっかり立ち,立ち止まって,あなた方のためのエホバの救いを見よ。ユダとエルサレムよ,恐れたり,おびえたりしてはならない。明日,彼らに向かって出て行きなさい。そうすれば,エホバはあなた方と共にいるであろう」。(歴代第二 20:16,17)武器を持たない男女子供のこの大群は,結束した敵対者の軍隊に向かって移動するよう命じられました。―詩編 148:12,13と比較してください。

12 エホシャファトとユダ人は,エホバがヤハジエルを通して与えてくださった指示に深く感謝しました。「直ちに,エホシャファトは地に顔を伏せて身を低くかがめ,ユダのすべての人々とエルサレムの住民も,エホバの前にひれ伏してエホバを拝した」のです。(歴代第二 20:18)大いなるエホシャファトであるイエス・キリストは,地上におられた間エホバに対するこのような服従的な信頼を示しました。ですからわたしたちは,『エホバが彼の右にあって,その怒りの日に王たちを打ち砕かれる』とき,イエスが戦闘命令に関してエホバに頼ることを確信できます。(詩編 110:5,6)同じようにして,今日のエホバの証人はエホバの中庭で奉仕する間,自分たちの信頼する神を喜んで『拝します』。―詩編 84:10-12; 122:1-4。

13 今日,「異例の大声」でエホバを賛美しているのはだれですか。どんな結果が見られますか。

13 歴代第二 20章19節によると,神殿の歌うたいたちは「立ち上がって,異例の大声でイスラエルの神エホバを賛美し」ました。では今日,油そそがれた残りの者の指示を受け,「異例の大声」を使って敵たちの前でエホバを賛美しているのはだれですか。確かに,エホバの民の前線にいるのは,絶えず増え続ける開拓奉仕者たちの一団です。補助開拓者,正規開拓者,特別開拓者,宣教者 ― 野外でエホバを賛美することに率先する人々 ― は,1983年中に19%の増加をみました。彼らの“歌”は,昨年クリスチャン宣教にささげられた合計4億3,672万991時間という驚異的な数字に並々ならぬ貢献をしました。その時間の合計は13.5%の増加に当たります。

14 ユダ人の模範に倣い,現在どれほど大勢の人々が業によって信仰を示していますか。

14 当時のエルサレムは寝過ごすべき時ではありませんでした。従順にも,民は「朝早く起きて,テコアの荒野に出て行った」のです。(歴代第二 20:20)彼らは業によって自分たちの信仰を示すことに鋭い関心を抱いていました。(ヤコブ 2:14と比較してください。)同じように,今日の神の奉仕者たちも,しばしば早くから仕事にかかる必要があります。主婦の開拓者たちや他の人々は,午前中いっぱいをエホバへの奉仕にささげることができるよう,早く起きて家の雑用をすませてしまわなければなりません。サタンの世には,『嘆息し,泣いている』人々,「大患難」に際して救われるためのしるしを付けられなければならない人々がいるのです。エホバの証人はそのような人々を探すことを決意しています。―エゼキエル 9:4と比較してください。

戦いに向かって!

15 (イ)ユダ人はだれを信じるべきでしたか。(ロ)わたしたちは今日どのように「成功を収め」ることができますか。

15 歴代第二 20章20節の記録は次のように続きます。「彼らが出て行くとき,エホシャファトは立ち上がり,彼らに言った,『ユダおよびエルサレムの住民よ,わたしの言うことを聞きなさい。あなた方の神エホバを信じなさい。あなた方が長く存続するものとなるためである。その預言者を信じて,成功を収めなさい』」。同様に,クリスチャン会衆の頭,つまりいま統治しておられるわたしたちの王は,忠実を保つための多くの励ましをご自分の民に与えてこられました。マタイ 10章27,28節,24章9節から13節,ヨハネ 16章33節などの句にそうした励ましが見られます。エホバへの信仰,エホバが代弁者として用いておられる人々に対する信仰,そうですエホバの組織に対する信仰です! わたしたちが今日エホバへの奉仕に「出て行く」とき,そのような信仰を働かせるのは本当に重要なことです。これこそ確かな成功への道であり,エホバとその取り決めに信仰を働かせる,献身してバプテスマを受けた証人たち全員がそうした成功を収めるべきです。それらの中には,み子の犠牲によって可能にされた,永遠の命という驚嘆すべき備えが含まれています。―ヨハネ 3:16; 17:3。

16 (イ)どのような「歌い手たち」がしばしば奉仕で率先していますか。(ロ)すべての人々はどのように「聖なる飾り物を着けて」エホバを賛美しますか。

16 さらに,エホシャファトは「民と相談し,エホバに向かって歌う者たち,および聖なる飾り物を着けて賛美をささげる者たちを配置したが,彼らは武装した者たちの前に出て行ったとき,『エホバに賛美をささげよ。その愛ある親切は定めのない時までも及ぶからである』と言った」と記されています。(歴代第二 20:21)ここで,神殿の歌うたいたちが率先して戦いへと出て行きました。同様に,油そそがれた残りの者の指示を受けた,開拓者,宣教者,旅行する監督とその妻,さらにベテル・ホームで奉仕する人々,会衆の長老と奉仕の僕がいます。多くの場合,それらの人々は神聖な奉仕を行なう点で前線に立ち,会衆と交わる人々すべてを活動へと促します。これらの人々は皆,「聖なる飾り物を着けて」エホバへの賛美をささげ,神権的秩序のうちに行進します。彼らの霊的な飾り物の中には,『真の義と忠節を示す,新しいクリスチャンの人格』も含まれます。(エフェソス 4:24。ガラテア 5:22,23)この全世界的な運動の一部となり,今日エホバのみ名と愛ある親切をあがめるのは何とすばらしい特権なのでしょう!―詩編 144:1,2; 136:1-26。

17 (イ)神の民が『戦うにはおよばなかった』のはなぜですか。(ロ)エホバのどんな「考え」が偽りの宗教の破滅をもたらしますか。

17 エホバはご自分の民に,「あなた方はこの場合戦うにはおよばない」と告げられました。まさにそのとおりになりました。「彼らが喜びの叫び声と賛美の声を上げ始めた時」,エホバは侵入してくる大群に対して待ち伏せする者を設けられたので,『アンモンとモアブの子らはセイルの山地の住民に対して立ち上がって彼らを滅びのためにささげ,滅ぼし尽くしました』。(歴代第二 20:17,22,23)サタンの世にこれから生じようとしている事柄を実に生き生きと描写しています! 啓示 17章16,17節が示しているとおり,エホバは大いなるバビロンに関するある「考え」を持っておられます。その大いなるバビロンの中で最も責められるべきなのはキリスト教世界です。エホバは国連の軍事化した加盟国がこの同じ「考え」を抱き,偽りの宗教を攻めて,大いなるバビロンを荒廃させ,また滅ぼすようにさせます。キリスト教世界の大規模な背教した組織はセイル山のエドム人と同じく,粉砕されるでしょう。

18 現代のアンモンとモアブは,ハルマゲドンでどのように処置されますか。

18 しかしこれがすべてではありません。現代のアンモンとモアブは残ります。(啓示 18:9,10,15-17と比較してください。)彼らは依然として,エホバの賛美者たち,今日のユダ人たちを滅ぼそうとやっきになっています。しかしその時こそエホバが裁きを執行される時です。啓示 19章11節から16節が描写しているように,王イエス・キリストは,『全能者なる神の憤りの怒りのぶどう搾り場を踏む』ために出て行き,サタンの世の体制の残りの部分を滅ぼします。その大いなる戦いの頂点で,政治諸国家と軍事化したその仲間たちの狂気じみた残りの者たちは,絶滅をもたらす武器を用いて互いに打ち合うに違いありません。アンモンとモアブの者たちが「互いに助けて自分の仲間を滅びに陥れた」ときと同じです。とはいえエホバは,神の民やご自分の手の業であるこの地球を破滅させるほどに,彼らが自らの核装備を用いることを決してお許しになりません。―啓示 11:18。イザヤ 45:12,18。詩編 115:16。

19 (イ)そのとき現代のユダ人は,戦場を調べてどのような反応を示しますか。(ロ)『ベラカの低地平原に集合すること』は何を予影していますか。

19 「ユダは,荒野の物見の塔のところに来た。彼らがその群衆の方に顔を向けると,何と,彼らは地に倒れた死がいで,逃れた者はひとりもいなかった」。現代の「ユダ人」は彼らの仲間の崇拝者たちと一緒にハルマゲドンの戦いの結末を調べるとき,その偉大な勝利ゆえにエホバを賛美するでしょう。彼らは文字通りの強奪を働く必要はありませんが,象徴的な「ベラカの低地平原」に歓喜して集合するでしょう。ベラカは“祝福”を意味します。祭司ではない「大群衆」は喜びにあふれ,これから与えられる特権,つまり地球を楽園のような庭園にするという特権に対する鋭い期待を抱いて,王国の支配のもとにある清められた地に入ります。大いなるエホシャファトであるイエス・キリストの王土には一千年の間騒動がなく,その神エホバは引き続き周りの至る所で休みを与えられます。―歴代第二 20:24-30。

歴代第二 20章の復習

□ 今日,アンモン,モアブ,セイル山の大群に相当するのはだれですか

□ エホシャファト,ヤハジエル,ユダ人によって表わされているのはだれですか

□ 現代のユダ人はどのように立派な反応を示してきましたか

□ 「大患難」の結末についてわたしたちに確信を与えるものは何ですか

[16,17ページの図版]

エホシャファトのように,即位しておられるイエスは現在,神の民がエホバを賛美する点で「成功を収め」るよう助けておられる

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