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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1991
塔91 3/1 31ページ

読者からの質問

■ み使いたちは霊者であって物質の体などないのに,ものみの塔協会の出版物に載せられる挿絵の中で翼のある者として描かれているのはなぜですか。単なる宗教的な伝統ですか。

当協会の出版物の中でいつもみ使いが翼のある者として描かれるのは,聖書中に幾つもそのような象徴的な描写が出ているからです。

霊の被造物には文字どおりの翼を持つ物質の体はない,と言うのはもっともなことです。翼はおろか,顔も手足も,その他の肢体もありません。しかし,時折,神の僕たちの前に現われたみ使いたちは,普通の人間のように見えたに違いありません。普通の人間と見間違えられているからです。―創世記 18:2,22; 19:1。裁き人 6:11-22。

しかし,人間がみ使いたちに関する幻を与えられ,その姿について記述したこともあります。預言者エゼキエルは「四つの生き物」を見,後に与えられた幻の中で,それらの生き物を,ケルブとして知られる階級のみ使いたちと同一視しました。(エゼキエル 1:5; 9:3; 10:3)それらのみ使いには各々四つの翼がありました。その翼は,神の命令に応じてどの方向にも速やかに行動できる彼らの能力を表わしていました。「彼らは行くとき,回らずに各々まっすぐに前進するのであった。……どこへでも霊の行こうとする所へ行くのであった。彼らは行くとき,回らなかった」― エゼキエル 1:6,9,12。

しかし,幻の中に出てくるみ使いたちの姿は,いつでも同じだったわけではありません。イザヤが見たみ使いで,セラフと呼ばれる被造物には,六つの翼がありました。(イザヤ 6:1,2)エゼキエルの見た幾つかの幻の間でさえ相違がありました。最初の幻の中のみ使いたちには,四つの翼の各々の下に足と手があり,四つの顔(人のような顔,ライオンのような顔,雄牛のような顔,鷲のような顔)がありました。次に見た幻の中では,顔の一つは雄牛のような顔というよりも,むしろケルブのような顔でした。これは恐らくケルブの大きな力を示唆しているのでしょう。さらにその後エゼキエルは,象徴的な神殿の装飾に関する幻の中でケルブたちを見ましたが,それらのケルブの顔は二つだけで,一方は人の顔,他方はライオンの顔でした。(エゼキエル 1:5-11; 10:7-17; 41:18,19)幕屋の至聖所,そしてソロモンがエルサレムに建てた神殿の至聖所には,二つの翼のあるケルブが置かれていました。これらは契約の箱と呼ばれた大箱の金製の蓋の上にありました。金で作られた二つのケルブは互いに向かい合い,どちらのケルブも二つの翼を箱の上に差し伸べていました。(出エジプト記 25:10-22; 37:6-9)ソロモンの神殿の中の箱(およびその蓋)の上方には,金で覆われた,より大きな二つのケルブが,それぞれ二つの翼を広げて立っていました。―列王第一 8:6-8。歴代第一 28:18。歴代第二 5:7,8。

「[それらの]ケルブそのものについては,その姿について述べたり想像したりできる人は一人もいない」と,ヨセフスは書いています。それで一部の学者や画家は,み使い(特にケルブ)を描く際に,いわゆる古代近東の試作品,つまり翼のある動物の形をした神々を手本にしています。しかし,自分が見た者たちの「姿は地の人のようであった」というエゼキエルの説明のほうが指針として信頼できます。(エゼキエル 1:5)ものみの塔協会の出版物の挿絵に出てくる天のみ使いたちが大抵,基本的に人間の姿で描かれているのはそのためです。み使いたちを翼のある者として表わすのは,聖書中の多くの箇所で様々なみ使いが翼を持つ者として描かれているためであり,み使いが『飛ぶ』と述べられているためです。―啓示 14:6。詩編 18:10。

最後に,「啓示の書 ― その壮大な最高潮は近い!」という本の288ページには,頭に冠を戴き,手に一つの鍵を持つ,翼のある天的被造物が描かれていますが,これは,「わたしは,ひとりのみ使いが底知れぬ深みのかぎと大きな鎖を手にして天から下って来るのを見た」と述べる,啓示 20章1節を絵にしたものです。鍵を持つこのみ使いは栄光を受けたイエス・キリストである,とわたしたちは理解しています。この挿絵は,幻の中に出てきたみ使いたちには普通,翼があったという事実に合わせて,イエスを翼のある者として表わしています。

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