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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1992
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約束の地の風景

シロへの旅 ― 良い子供たちと悪い子供たち

約束の地のいろいろな都市や町や地方のことを考えるとき,有名な男女のことを思い浮かべるのではないでしょうか。というのは,聖書に記述されている事柄にはほとんどの場合大人たちが関係しているからです。では,当時の子供たちはどうだったのでしょうか。その風景の中に子供たちがいるところを想像することがありますか。

上の光景は,若い人たちが関係している記述に焦点を合わせるのに役立ちます。若い人たちの中にはクリスチャンの立派な模範となった人もいれば,警告の例となった人もいます。中央にある丸い丘はシロがあった場所のようです。a

イスラエルが約束の地に入った時,神の幕屋がまずエリコの近くのギルガルに置かれたことをあなたは思い出されるかもしれません。(ヨシュア 4:19)しかし,その地が分割されると,イスラエルの崇拝の中心であるこの神聖な天幕はそこからシロに移されました。(ヨシュア 18:1)シロはエルサレムから約30㌔北のエフライムの山地にあります。シロにはイスラエルの各地から男たちや女たちがやって来ました。大群衆は,幕屋が立っていたと思われる場所の南側の谷に集まることができたのでしょう。(ヨシュア 22:12)子供たちがそこにやって来るのを想像することができますか。

ある子供たちはやって来ました。わたしたちが知っている一番有名な例は幼いサムエルです。サムエルの両親であるエルカナとハンナは,西方の丘陵地の向こうにある町に住んでいました。二人は毎年ここに来ました。その際にはエルカナのもう一人の妻の子供たちを幾人か連れて来たことでしょう。エホバはついにハンナに男の子を授け,その子はサムエルと名づけられます。やがてサムエルは両親に連れられてシロに来,大祭司エリと共に幕屋で仕えるためにそこに住むようになりました。―サムエル第一 1:1-2:11。

少年サムエルは神の家の雑用を行ないました。近くの丘に遊びに行くことも多かったにちがいありません。(サムエル第一 3:1,15)9ページの写真から分かるように,オリーブの木が豊かに茂る段丘もありました。石造りの小さな物見の塔に注目してください。人里離れた所で働く農夫や羊飼いたちはそのような物見の塔から見張っていることができました。しかし,景色が見たくてそこに登ってゆく幼いサムエルの姿も想像することができます。(歴代第二 20:24と比較してください。)この塔は野生動物を見張るのには絶好の場所だったことでしょう。

当時は現在よりも樹木が多く,野生動物が歩き回る森林さえありました。(ヨシュア 17:15,18)このことは,エリシャが神の主要な預言者になった時に起きた出来事から分かります。エリシャはエリコからベテルへ上って行くところでしたから,シロから16㌔ほど南にあるこの地域にいました。エリシャは金の子牛崇拝の中心地となっていたベテルの人々からどんな応対を受けるでしょうか。(列王第一 12:27-33。列王第二 10:29)大人たちはエホバの預言者に敵がい心を抱いていたらしく,その態度は子供たちにも伝わっていたようです。

列王第二 2章23節と24節には,一群の少年が神の預言者をやじって,「はげ頭,上って行け! はげ頭,上って行け!」と言ったことが記されています。それに対して,エリシャは『エホバの名によって彼らの上に災いを呼び求めました。すると,森の中から二頭の雌熊が出て来て,彼らのうち,四十二人の子供たちを引き裂きました』。そういうシリア熊は,驚いたり,子熊の危険を感じたりすると,凶暴になります。(サムエル第二 17:8。箴言 17:12; 28:15)神はそれらの熊を用いて,神を代表する者を甚だしく軽んじることによってエホバご自身を軽んじた者たちを処罰されました。

子供がシロの周囲の丘でそのような野生生物に出くわす恐れがあったことを考えると,幕屋で奉仕させるために子供を連れて来たサムエルの両親の信仰のほどを一層よくうかがい知ることができます。

それ以前にも,同様の信仰と専心を示した真の崇拝者がいました。その人は裁き人エフタです。エフタはヨルダンの東側にあるギレアデの丘陵地に住んでいました。エフタは敵のアンモン人を向こうにまわしてエホバのために熱心さを示し,自分を迎えるために家から一番先に出て来た者をエホバに犠牲としてささげる誓いをしました。一番先に出て来たのはエフタの処女の娘でした。そこで,エフタはその独り子をシロにあるエホバの幕屋に連れて来ました。そして,娘はそこに住み,長年忠実に奉仕しました。―裁き人 11:30-40。

サムエルやエフタの娘がシロの地で示した忠実な専心は確かに,同じ地でエホバの預言者をあざけった42人の非行少年たちの悪い例と著しい対照をなしています。―コリント第一 10:6,11と比較してください。

[脚注]

a 「1992 エホバの証人のカレンダー」には,もっと大きな写真が載っています。

[8ページの図版のクレジット]

Pictorial Archive (Near Eastern History) Est.

[9ページの図版のクレジット]

Pictorial Archive (Near Eastern History) Est.

[9ページの図版のクレジット]

テルアビブ,ラマトガンのSafari Zoo

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