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  • ギレアデの教育という祝福は世界中に広まる
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1992
塔92 12/1 18–20ページ

ギレアデの教育という祝福は世界中に広まる

この古い世における教育には,限られた価値しかありません。世の教育は,神の真理ではなく人間の考えに大方依存しているため,人生の真の目的を指し示すことはできません。しかし,ギレアデ学校は違います。ギレアデ学校の第93期生の卒業式で紹介の言葉を述べたのは,統治体のセオドア・ジャラズでした。兄弟は,この学校が真に実質の伴う教育を施していることに注意を引きました。それは,詩編 119編160節に『[神]の言葉の本質は真理である』と記されているとおりです。それで,1992年9月13日の卒業式に集まったほぼ6,000人の聴衆は,大いに胸を躍らせてプログラムに聞き入りました。

午前の最初の話を行なったのは,ものみの塔農場委員会のロン・シリングで,話の主題は「世とその支配者を征服してゆきなさい」というものでした。シリング兄弟は啓示 12章11節に焦点を合わせ,その節には征服を行なう三つの方法が記されていることを指摘しました。それは,(1)子羊の血によって,(2)証しの業によって,(3)自己犠牲の霊を持つことによってです。兄弟は大勢のエホバの僕たちがそのような霊を示し,忠節や忠誠を保つためには死に面することさえいとわなかったという点に生徒たちの注意を喚起しました。

「あなたに託された優れたものを守りなさい」という主題で話を進めたのは,統治体のジョン・E・バーです。兄弟は持ち前の温かい口調で,エホバとその僕たちとの間の相互の信頼関係を,幸福な結婚生活において築かれる信頼関係になぞらえました。兄弟はテモテ第二 1章12節と13節の要点を引き合いに出し,聖書に収められている「健全な言葉の型」を大切に保つことによって自分たちに託されたものを守るよう生徒たちに勧めました。また,個人研究を欠かすことのできないものとして毎日の予定に組み入れるべきことを強調しました。さらに,集会でありきたりの注解をするだけで満足するのではなく,いつも意味深い注解をするよう親切に諭しました。

奉仕部門委員会のウィリアム・バンデウォールは,「羊のような人々に愛ある関心を払いなさい」という題で次に話をしました。まず兄弟が生徒たちに尋ねたのは,家族のかかりつけの医師にどんな資質を期待するだろうかということです。そして兄弟は,感情移入や同情心や憐れみといった,生徒たちも価値を認めているような資質を培うよう勧めました。

統治体のダニエル・シドリックは「神にとってはすべてのことが可能です」という主題で,聴衆を鼓舞する話をしました。兄弟が生徒たちの注意を喚起したのは,アブラハムとサラが自分たちのような老齢で息子を持つという一見不可能な見込みを聞いて笑ったという点です。神の約束の多くは,人間の観点からすれば不可能に思えますが,み使いはアブラハムに「エホバにとってあまりに異例でなし得ない事があろうか」と尋ねました。(創世記 18:14)シドリック兄弟は,不可能な事柄を行なう神の能力に信仰を置くように,またどんな試練に遭遇しようと,信仰を失ったり,信仰においてぐらついたりしないよう生徒たちに勧めました。

教訓者が助言を与える

次に話をしたのは,ギレアデの二人の教訓者です。まずジャック・D・レッドフォードが,「神のみ前で良い名を得る」という主題で話を進めました。兄弟は良い名を得るのも悪い名を得るのも,その名を持っている本人次第であると論じました。そして,アダム,ニムロデ,イゼベル,サウル,ユダといった名前を,ノア,アブラハム,ルツ,パウロ,テモテなどの名前と対照させました。それぞれの名前は,当人の人生の歩みと関連した,さまざまなことを連想させます。兄弟は生徒たちに10年,100年,あるいは1,000年先にどんな名を得ているだろうかと問いかけました。それは簡単にあきらめてしまった人,あるいは不平をこぼす人という名でしょうか。それとも忠実な宣教者という名でしょうか。兄弟は,問題よりも,解決策や目的に目を留めるよう助言しました。

「あなたは自分の信仰をどの程度守っていますか」という考えさせる主題で話を進めたのはユリシーズ・V・グラスでした。兄弟は強い信仰を,常に正しい方角を示す磁石に例えました。自動車に取り付けられた磁石は,地磁気だけでなく,他の磁気の影響を受けることがあるので,そうした他方面からの磁気の影響は打ち消さなければなりません。同様に,この古い世が生み出している数多くの影響力は,ほうっておくならわたしたちの信仰をぐらつかせたり弱めたりしかねません。グラス兄弟は,そのような影響力に警戒するよう注意した後,生徒たちが他の人の態度や感情を目ざとく察していたことについて褒め言葉を述べました。

午前の最後の話を行なったのは,統治体の成員,アルバート・D・シュローダーです。兄弟は生徒たちに「宣教者の精神を保ちなさい」と励まし,自分が同校の主事として奉仕していた1943年当時,第1期生が示していたのと同じ宣教者の精神を生徒たちが示していることを褒めました。そして,第1期生たちが人々に関心を払い,根っから伝道好きで,神の霊に導かれることを望んでいたことを指摘しました。兄弟が勧めたのは,「新世界訳」を個人研究で最大限に活用して,そのような精神を引き続き培ってゆくようにということです。兄弟はその実例として,詩編 24編を節ごとに解説して話を結びました。

いよいよギレアデの生徒たちが,ギレアデの卒業生になる時です。卒業生に宣教者としての任命地が告げられ,卒業証書が手渡されると,聴衆から大きな拍手が送られました。

午後には工場委員会のカルビン・チャイクの司会する「ものみの塔」研究が行なわれました。それに続いたのは,生徒たちによる楽しいプログラムです。生徒たちは5か月に及ぶ課程の間に野外で経験した事柄に触れ,任命地となる幾つかの国の様子を取り上げたスライドを上映しました。それに加えて一組の年配の夫婦に対するインタビューがありました。この夫婦は長年の宣教者奉仕で学んだ知恵や,経験した事柄の幾つかを披露しました。午後のプログラムの最後を飾ったのは,「惑わされたり,神を侮ったりしてはなりません」という題の時宜にかなった劇でした。

聴衆は,神の真理に関する教育の成果を目にして興奮を覚え,元気づけられて会場を後にしました。また,そのような教育の益が引き続いて世界中に波及することを知って喜びました。これら48名の宣教者は各々の任命地に赴きます。その際,これら忠実な人々がどこに行こうと,神の民にとって祝福となってほしいという心からの願い,また,そうなるであろうという確信を言い表わす数々の祈りがささげられることでしょう。

[19ページの囲み記事]

クラスの統計

生徒を送った国の数: 7か国

任命地となる国の数: 18か国

生徒の数: 48名

夫婦の数: 24組

平均年齢: 32.8歳

真理における平均年数: 15.3年

全時間奉仕に携わった平均年数: 10.4年

[20ページの囲み記事]

ギレアデ分校の卒業式

1992年6月21日,ドイツのゼルターズ/タウヌスにあるギレアデ分校の第4期生として24人の宣教者が卒業しました。このクラスは7か国から来た,11組の夫婦と二人の独身の姉妹たちで構成されていました。平均すると,年齢は32歳,バプテスマを受けてからの年数は14年,全時間の福音宣明の業に携わってきた年数は8.5年です。2,000名を超える人々が卒業式に出席しました。

プログラムは,ジャラズ兄弟による,箴言 11章24節の解説で始まりました。その聖句には,「まき散らしているのに,なおも増し加えられてゆく者がいる」と記されています。生徒たちは間もなくまき散らされようとしており,増加をもたらすのは確実であることを兄弟は指摘しました。

聖書に基づく励みとなる話を行なったのは,ドイツの支部委員会の調整者であるリチャード・ケルシー,奉仕部門のウォルフガング・グルッペ,同じく支部委員のヴェルナー・ルトケとエドムント・アンシュタト,そして教訓者を務めた二人,ディートリヒ・フォルスターとロタール・ケマーです。統治体のアルバート・シュローダーは「霊的な宝石の探求を続けなさい」と題する興味深い主要な話を行ないました。プログラムの最高潮となったのは,アフリカ,中米,東欧の11か国への任命が知らされた時でした。その後,卒業生の一人が生徒たちを代表して統治体にあてた心からの感謝を言い表わす手紙を読み上げました。

[18ページの図版]

ものみの塔ギレアデ聖書学校の第93期卒業生

下の名簿では,列の番号は前列から後列へ,各列の人の名前は左から右へ挙げられています。

(1)ハイツマン,C.; ウェスト,P.; エバンズ,D.; ヒップス,M.; シモネリ,N.; ウッド,S.; コークル,M.; フロレス,C.; トマス,J. (2)ジョーンズ,M.; ニシネン,J.; スポネンベルク,M.; ザカリ,K.; レイブン,G.; バックマン,M.; ウェテリレン,A.; エバンズ,D.; フロレス,R.; カポーラル,G. (3)シモネリ,N.; レクシュタイナー,M.; レクシュタイナー,M.; ルイス-エスパルサ,L.; ゲルビヒ,B.; シンプソン,C.; ツァネウィキ,C.; ザカリ,B.; リケッツ,L.; (4)シンプソン,J.; バックマン,J.; コークル,G.; ゲルビヒ,M.; リケッツ,B.; バッゲル-ハンセン,L.; ジョーンズ,A.; ツァネウィキ,K.; レイブン,J.; ヒップス,C. (5)スポネンベルク,S.; ハイツマン,A.; カポーラル,L.; ルイス-エスパルサ,S.; トマス,R.; バッゲル-ハンセン,B.; ウッド,M.; ウェスト,M.; ウェテリレン,C.; ニシネン,E.

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